緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

4回目のワクチン接種 旧統一教会のこと

2022年07月25日 | 日記
一昨日、4回目のワクチン接種に行ってきました。
4回ともモデルナです。

正直、4回目は止めておこうかなと思っていたのですが、今の感染状況から打つことにしました。
健康な若い人にはお勧めいたしませんが、私はシニアですので。

関西の地方局で、副反応ではないワクチン後遺症の存在についての報道がありました。⇒ここ
長尾医師は地元で頑張っている医師なので信憑性を感じます。
どちらも可能性は低いものの、コロナで酷い目に合うか、ワクチンで酷い目に合うか選べということだと思います。
若い人なら打つべきではないでしょう。

というわけで昨日は腕が痛かったです。
でも朝から庭の水遣りをし、剪定も少ししました。
その時、背中の筋を違えたみたいです。
昼からは家の中の掃除をして、後は昼寝です。


我が家の花壇、百日草や千日紅を植えています。
シニアの学校の家庭園芸科で種を蒔いて育て、苗を持って帰ったものです。
こういう1年草はその年限りのもので、あまり興味もないのですが、夏場の賑わいになります。
最近、目の調子が特に悪く、ピントも合わせられないのでピンボケ写真です。


          


統一教会と自民党、特に殺された安倍氏との関係がメディアでも報道され始めました。

視聴者に衝撃を与えた7月18日のモーニングショーの有田氏の発言部分⇒ここ

あるいはBS-TBSの7月22日「報道1930」⇒ここ
このTBSの報道内容もまた衝撃的でした。
見ていなかった人は是非ネットから見て欲しいです。

私は自民党と旧統一教会関連団体がウインウインな関係であるとは予想していましたが、その内実までは知りませんでした。
段々とそれが明らかになってきたようです。

自民党=安倍氏は統一教会が日本国内で活動しやすいように様々な便宜をはかっていたようです。
有田氏の発言からは統一教会が公安ないしは警視庁の監視団体になることをやめさせたことが窺えます。
それ以後にも統一教会という名称の変更を許可したこと。
当然、格段に活動しやすくなった(被害者が増えた)ことでしょう。

逆に自民党=安倍氏が受け取っていた利益とは。
一つには選挙の際の統一教会票。自民党の青山議員の証言⇒ここ
ただ統一教会票というのは、被害者弁護団の弁護士の言葉によれば、そんなに多くはなかったようです。

献金も、私の想像では、彼らが信者から収奪した献金に比べれば、それほどではなかったのではないでしょうか。
彼らだって、せっかく日本人から巻き上げたお金を、もう一度同じ日本人に渡すなんて面白くないでしょう。

では何を受け取っていたかと言うと人的資源であるようです。
まずは議員秘書、無償で、機敏に動いてくれて、気が利く、役に立つ秘書です。
議員秘書として60名近く入り込んでいるようです。

旧統一教会関係団体側も、議員の懐深く入り込めば、その議員の弱みを握ることもできるし、議員しか知りえない日本の政策上の事柄も知ることができます。
また、送り込んだ秘書は日本人信者ですので、教会側の懐は痛まないのです。

もう一つは選挙に際し、無償の運動員を送り込んでくれること。
送り込まれた信者である運動員は電話や戸別訪問での選挙活動を実に熱心にやってくれるのだそうです。
献金としてはカウントされない、でも誠心誠意働いてくれる無償の人的資源というのは、政治家にとって実にありがたいことは想像に難くないです。

でも「タダより高い物はない」ってことは、大人であれば誰でも知っています。
この場合も裏が恐ろし過ぎました。
先のTBSの番組で私が初めて知ることになったのは、旧統一教会という組織が日本という国に持っている底知れないほどの悪意です。

いわゆる破壊的カルトと言われる所以です。
日本人である信者の財産はむろんのこと、その人権、その労働力、その家族、その人生そのものを破壊し、しゃぶりつくして当然とする教義!!
同じ信者であっても韓国人にはしていないのです。
教義自体も日本人向けと韓国人向けとは異なるとのこと。

殺された安倍氏を筆頭に、人的資源を提供してもらった議員さん達は、旧統一教会の教義は知らなかったとしても、その教義の結果として日本国内で起こっている痛ましい被害については知っていた筈です。
安倍氏は、自民党が選挙に勝つことが第一義で、日本人が貶められていることも、酷い被害があることも、多分どうでも良かったのでしょう。

そんな人物が国葬に相応しいかどうか考えるまでもないことです。
また国葬にすれば、日本で国葬になったほどの政治家が自分達に讃辞を送っていたということで、またも旧統一教会関係団体の利益にしかならないでしょう。
要するに国葬にすることで、これ以上ない広告塔になるのです。

今現在も続いている旧統一教会問題に取り組む動きは野党にはあるようです。
でも自民党は動いていません。
彼らはあまりにも深く結びついているし、たぶん知られたくない秘密も握られている。
この問題については時間による風化を狙っているみたいです。

山上容疑者を鑑定留置にしたのもその表れかもしれません。
旧統一教会に対する恨みが安倍氏銃撃に繋がったのは論理に飛躍があるという理由です。
だから山上容疑者の精神鑑定を行うと。
それも通常3カ月かけるところを4カ月かけると。
その間、裁判は行われません。
政権側はなんとしても自分達と旧統一教会とは無関係としたいみたいです。

今回私は鈴木エイト氏というジャーナリストを初めて知りました。
日本にも、こんなジャーナリストがまだいるんだと嬉しくなりました。
この人と弁護士の郷原信郎氏の対談を最後に紹介します。
とても冷静に「確かなこと」を語っています。⇒ここ

旧統一教会は国政の場だけではなく、地方政界にも食い込んでいるようです。
この問題にきちんと対処できるかどうかで、これからの日本が決定されるでしょう。
風化させずに見て行きたいです。