緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

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當麻寺 ボタン満開

2018年04月24日 | 写真
最近、お出掛け続きで、出掛けるとまた季節外れの炎天で、ちょっとグッタリ。
出先で撮った写真もなかなか整理できません。

そんな中で以前のカメラ教室の班の人達と行った當麻寺の記録です。

當麻寺と言えば蓮糸曼荼羅と中将姫、なんてことを知っているのは昔々の伝説に詳しい趣味人だけかも。
私も詳しい話は知りません。(ツムラ順天堂のマークのお姫様が中将姫です)
當麻寺は二上山の麓にあって、二上山と言えば大津皇子が葬られた場所です。

この二つの伝説・歴史を結び付けて折口信夫が書いた小説が「死者の書」です。
この小説は若い頃に読んでいて、駅からの道、つらつらと思い出しながら歩きました。

近鉄の当麻寺駅を降りて、當麻寺まで約1キロ歩きます。
この参詣道も面白かったです。

駅前から参詣の人を相手の古いお店が並んでいます。







行きは人が並び、帰りは閉まっていたお店、姫餅って、そんなに美味しい?

二上山が見えます。

並んでいる普通の家も大きくて古そうです。
古い街道を歩いていると、お正月でなくても注連飾りをしている家をよく見かけます。
この辺りもそうですが、しめ縄が独特の形をしています。




當麻寺、本堂です。

でも、この日のお目当てはお詣りではなくボタンです。

當麻寺、ボタンをはじめ、花でも有名なお寺みたいです。

ボタンは、特に奥院の庭園にたくさんあったのですが、ボタンには傘が差し掛けられていて、それが又、面白い風景になっていました。

最初は傘だけ見えて、「あれは何?」状態。

拙い写真ですが、満開のボタンを見て下さい。

























ボタンだけでなく白い藤も咲いてました。

傘の花・・・。

ハンカチの木です。

庭園はとても広く、私は見晴らし台のような場所にも登りました。


抹茶がいただける場所もありました。(有料)
若い女性は抹茶よりスマホみたいですが。

美しい鳥の声も聞こえていました。
オオルリにしては季節が早すぎですし、イソヒヨドリかなと思って見てみると、やはりイソヒヨドリでした。
高いポールから飛び立った瞬間。

長時間、撮影に夢中になり、すっかり疲れてしまいました。

土曜日でしたが、人は思ったより多くはありませんでした。
このところの陽気で、ボタンもいつもの年より早く満開になったみたいです。

久しぶりにカメラ教室の仲間たちとも会い、撮影日和の一日を楽しみました。