緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

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遅ればせながら御朱印帳

2016年01月25日 | 小物作り
シニアカレッジで三十三間堂を訪れた時、そこで御朱印帳を買っている人がいて、そういうものがあるんだと初めて知りました。
その後、プログ友達の婆ちゃんねるさんの御朱印帳を見て、俄然、私も欲しくなりました。
遅ればせながらの御朱印ガール志願です。

御朱印帳について色々と調べ、アマゾンで評判の良さそうな御朱印帳を2冊購入しました。
2冊なのは、1冊は寺院用、もう1冊は神社用。ネットで調べて、分けておいた方が良いとありましたので。


金色は寺院用。紺色は神社用にする予定です。

でも2冊だと、バッグの中でバラバラになりそうだなと思い、御朱印帳を入れる袋(ケース)が欲しなりました。

家にある袋類、色々と探したのですが良い物がありません。
丁度良い物は自分で作るしかないと思い、ふと思い出したのが母の着物の端切れです。

母が亡くなって、残された着物の中で、身丈が短すぎて、私にはとても着られない色無地一つ紋の着物がありました。
綸子の生地がとても良さそうなので、処分はせず、着物ごと帯屋さんに送って、名古屋帯に仕立ててもらったのですが、出来た帯と一緒に使わなかった生地も送り返されてきました。

着物の色は濃い紫で、正直、色無地にするには感覚的に相応しくないと思えました。高僧の法衣のような色なのです。母はどういう了見でこの色に決めたのか・・・。

端切れの一部です。

でも、この色なら御朱印帳を入れるには相応しいのではないかと。

袋の裏地は同じ着物の八掛部分の端切れが使えました。

後はチクチク、チクチク。針と糸で縫いました。
ミシンがあるのですが、物置の奥から出して、上糸や下糸を整えたりするのが想像するだけでも面倒くさい。

2日がかりで出来上がりです。

蓋を開けるとこんな感じ。

少々、不格好ですが、自分が使う分には十分です。

それにしても、久しぶりのお針仕事でした。

御朱印、最初に頂くのはどこの神社仏閣になるでしょう。