
次の駅へゆく快速を見るよりも
陽ざかりにまぶしく光るレールだけ見ていた
今の二人は あのレールのように平行線
何が私を不満に追い込んでいるのか
素直に確かめることもできない
あなたには 私が必要と
生意気をふりかざしていたけど
ゆるいふりをしていながら
自分の立ち位置を しっかり守っていた人なんだ
黙ったままなら 終ってしまう
黙ったままでは 恋じゃなくなる

どこでそんな上手なキスをおぼえたの
くだらない疑問を抱いて甘やかに溶けてた
今のままなら ほっておいてもTHE END
二年前までREVERSEするなんて無理でも
あなたにほめられた頃が恋しい
二人より 一人の退屈が
欲しいときあるはずさ と言ってた
仲間うちでいるときにも
半分退きながら ほかごと考えてた人なんだ
黙ったままなら 終ってしまう
黙ったままでは 恋じゃなくなる
あなたから 私が必要と
もう一度 言葉にしてほしくて
さらさ髪を思い浮かべ
このつぎ会うときの 最初の笑顔とかつくってる
黙ったままなら 終ってしまう
黙ったままでは 恋じゃなくなる
よもやま:去年の夏見たTV番組『オンガクジェネレーション』のMay J.の
歌唱が良くて記憶に残っている。
いつかイメージして書いてみようと思っていた。
恋人でいるのになぜか満たされない気持ち
嫌いでもないのにどこか冷めた彼
いちばん良かった頃に戻りたいと思いながら
素直に言葉にできない女性
何か言わなくちゃ、黙ってないでRe-Startしなくちゃ
そんな女性の心情を書いてみた。