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❤いつも心に詞(うた)を置いて🎤あの歌手あのartistに【new!Virtual書き下ろ詞】

2438篇超の演歌・歌謡曲 J-POPの私の書き下ろ詞!ほぼほぼ毎日【new!Virtual書き下ろ詞】

立樹みか「古都の侘助」🎤ほかの誰の花にもならないわ… 🎼《不定期シリーズ・今月の花》

2020-02-19 | 今月の花
2月12・19・25
「日本ツバキ協会」のHPを見ると北は青森から南は熊本までスクロールすればするほど椿の名所を詳細に見ることができる。これら全部を歌(詞)にするのは、などと欲張ったチャレンジがふと頭をよぎったが(笑)・・・ 今回は《侘助椿》に焦点を絞った。
みか

「古都の侘助」

あゝ 侘助よ わたしは揺れないわ
あの人がどんなに よそ見してようと
ほかの誰の 花にもならないわ

ひと気ない いにしえ寺をくぐるたび
五弁の花びら 風さえも止める
さあ なんなりと 思いをつぶやけと。
椿1

あゝ わが恋は 苔むす土の下
あの人は恋より ほかに為すばかり
耐えましょうと 胸の火を消すの

青竹が 日暮れに笙の音(ね)を鳴らし
ま白な花びら 帰りどき悟す
さあ ひとしずく 涙をお拭きよと。
竹 椿

あゝ 侘助よ わたしは散らないわ
あの人がいつでも こころ翻(ひるがえ)
厭きぬほどに 身ぐるみ愛でるまで

椿3

ひとこと:立樹みかサンへの【Virtual書き下ろ詞】はこれまでに
「みをつくし」「冬の再会」の2篇。
みをつくし 冬の再会
どちらも気に入っているが共通して底に流れるのは情念の世界。
それがまた唄える歌手。今回もまた同じ、ますますのヒートアップの
様相。  (画像をお借りしました)

山口瑠美「一水椿」🎤心はゆがんで いませんからと…🎼《不定期シリーズ・今月の花》

2020-02-12 | 今月の花
2月12・19・25
歳時記に2月の花を多く見る。たとえば同じ椿でもいろんな呼び名があるようで興味をひかれる。椿の名所「平岡八幡宮」には《白玉椿伝説》があって《一水椿》と名付けられているのを知り、それをヒントの書き下ろ詞です。
山口1

「一水椿」

向かい風にも 耐えてます
俄かしぐれも つらくない
駅で見かけりゃ 呼び止めて
部屋の名札を たしかめて
みにくい女と なじられようと
思い一念 一水椿
山口3

愛をかさねた 弥生月
涙散らした 神無月
これが私の 覚悟だと
胸に潜めた 願い文(ふみ)
心はゆがんで いませんからと
言ってきかせる 一水椿

山口4 山口2
梅に椿が 添うように 
知っております 身の程を
どんな結末(おわり)に なろうとも
悔いはしません さだめなら
静かに見上げる 花天井に
面影(かげ)がかさなる 一水椿


ひとこと:2月にこだわらず花の名をタイトルにしたこのブログでの
【Virtual書き下ろ詞】はこれまたいっぱい。
山口瑠美さんにはこれまで3篇を書き下ろしています。
瑠1 瑠2 瑠3 (画像をお借りしました)

市川由紀乃「あじさい鼓」 🎤ぽんぽん ぽんと打って また打って… 🎼【Virtual書き下ろ詞】

2018-06-15 | 今月の花
いつも心に詞(うた)を置いて ★あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!
6月の書き下ろ詞、キーワードにした2つのうちのもう一つ《あじさい
毎日がそればっかりの歌ではたたでさえジメつく季節、
身も心も晴れませぬ・・・ 歌手もいろいろ、カテゴリーもさまざまに 
《恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄》 あってこそのMyブログ
今日も歌詞を通じて、楽しく和んでいきましょう!
想定した歌手は市川由紀乃さん!
初めてのデュエットものが発売のようです!
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あじさい鼓(つづみ)
白
白もあるある 赤もある
雨の晴れ間の あじさいめぐり
 ぽんぽん ぽんと打って また打って
 あなたにそんな ひょうきんぶりが
 あったのですね 笑えます
  こころ いろどる あじさい鼓
あじさい1
雨のしずくを 吸いながら
色を変えてく あじさいの花
 ぽんぽん ぽんと打って また打って
 あなたと二人 阿吽の仲に
 なれたのですね 十余年
  思いかよわす あじさい鼓
あじさい2
明日も咲きたい 咲かせたい
人の一生 あじさい模様
 ぽんぽん ぽんと打って また打って
 あなたの笑顔 見ているだけで
 幸せですよ わたしまで
  ぶらり旅です あじさい鼓


ひとこと:じっくり唄いこむ、聴かせる歌もいいが
たまにはこんな明るい感じの歌も市川由紀乃さんには
いいだろうと思い書き下ろしました。
皆さんも雨にぬれたあじさいのしずくを掃うように
ポンポンしたことはありませんか? 
そのさまを鼓に例えタイトルにしました。         
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(画像をお借りしました)