「七夜(ななよ)月」口にするときはゆっくり言うとやわらかな響きでいい語句ですね。七夕 (たなばた) のある月、の別名です。ならば書かねばなりませぬ。
とがわえつこサン、16篇めの【Virtual書き下ろ詞】です!

詞(うた)のなりたち:こういう歌詞を書くときまって思い出す、神奈川県平塚の七夕まつりのにぎわい。特に何するわけでもなく
七夕飾りが長く続いた通りを見てまわっただけ。友達以上恋人未満の男女2組、帰りは しこたま飲んで食べて、のある年、若い日の
七夕だった・・・ (画像をお借りしました)
とがわえつこサン、16篇めの【Virtual書き下ろ詞】です!


「七夜月」

会いたい人に 会えなくて
忘れた人の 噂がとどく
七夕は 歳の数だけ来たけれど
叶わなかった 願いごと
そんな時代の 純情を
思い出させる 七夜月

ふたりでいても さびしくて
なんどか胸に しぐれが降った
七夕の 星の色した短冊を
結びそこねた ときもある
おとぎ話を 夢見ても
一夜かぎりの 七夜月

面影遠く かすんでも
いいことだけは 忘れずいたい
七夕の 夏の夜空を見上げれば
ゆかた姿の 彼(ひと)恋し
あの日あの頃 あの場所へ
戻りたくなる 七夜月


会いたい人に 会えなくて
忘れた人の 噂がとどく
七夕は 歳の数だけ来たけれど
叶わなかった 願いごと
そんな時代の 純情を
思い出させる 七夜月

ふたりでいても さびしくて
なんどか胸に しぐれが降った
七夕の 星の色した短冊を
結びそこねた ときもある
おとぎ話を 夢見ても
一夜かぎりの 七夜月

面影遠く かすんでも
いいことだけは 忘れずいたい
七夕の 夏の夜空を見上げれば
ゆかた姿の 彼(ひと)恋し
あの日あの頃 あの場所へ
戻りたくなる 七夜月


七夕飾りが長く続いた通りを見てまわっただけ。友達以上恋人未満の男女2組、帰りは しこたま飲んで食べて、のある年、若い日の
七夕だった・・・ (画像をお借りしました)