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❤いつも心に詞(うた)を置いて🎤あの歌手あのartistに【new!Virtual書き下ろ詞】

2438篇超の演歌・歌謡曲 J-POPの私の書き下ろ詞!ほぼほぼ毎日【new!Virtual書き下ろ詞】

「横浜 霧夜景」北川大介

2016-12-17 | X'mas・年忘れ・ディナーショー
北川大介

来週の今日はX'mas イブ!
シリーズ《X'mas・年忘れ ディナーショー》は
演歌・歌謡曲系の歌手に絞って
ショーの開催日順に書き下ろしています
16作目の今日、想定した歌手は 北川大介 さん

 ●12月19日 大阪・ホテル阪神で
 クリスマスディナーショー があります!

 
「横浜 霧夜景」北川大介

最後の夜を 美しく
飾りたいのと 君は云う
 ハーバーライト 横浜は
 時刻(とき)を忘れて 消えない灯り
  こんなに綺麗な 君だったのか
  ほんとに別れて しまうのだろうか
横浜霧
大人の恋の ピリオドは
ボタンひとつの かけちがい
 よせては引いて 返す波
 せめて憶い出 連れ去らないで
  も一度くちびる かさね合おうよ
  出逢ったあの夜の 二人のままで

サヨナラよりも ありがとう
今はそれしか 云えないよ
 港のはずれ あの酒場(みせ)
 飲んでいこうか バーボンソーダ
  よけいな言葉は 何もいらない
  見つめるその眸を 夜霧がぬらす


ひとこと:ムード歌謡と呼ばれるジャンルは好きで
作品、歌手ともに結構詳しいし自分もこれまでにも
何作か作品化にもなっている。歌謡界でも廃れること
なく受け継いでいる歌手もいるしTVの歌番組でも
特集を組まれたりするのは懐かしく喜ばしい。
想定した北川大介サンはいろんなタイプの歌を唄える
歌手の一人。コンサートやステージでは観客の反応を
キャッチする術が非常に長けていて飽きさせない。
近年演歌で大ヒットなど極めて厳しい多様化の業界
だがその渦に巻かれず抜け出すにはやはり作品の質に
尽きる。現状のファンを逃さず新しい聴き手の獲得を
となると難しいものがあるがそれは外部の者が口出し
すべきではないことかもしれない。
北川大介サンを想定してこれまでに6篇をUPしているが
今回はムード歌謡を書き下ろした。(画像をお借りしました)
●このブログにアクセスしてくださる方で
プロ、アマ問わず、附曲したい、附曲してほしい、
自分のオリジナル曲としてCD化して唄いたい 
など問い合わせをいただきます。
すべて歌手名は『想定して』あるだけなので、
気に入った書き下ろ詞があればどうぞご連絡ください。

★横浜あたりをタイトルにした書き下ろ詞!
「大黒埠頭」「男と女の港町」「横浜野毛小路」
「横浜 裏切り小路」「三杯までよ」
「横浜つんのめり」「YOKOHAMA VAMP ~ヨコハマ妖婦」

「その名は小夢」 山川豊

2016-12-14 | X'mas・年忘れ・ディナーショー
山川豊

X'masイブまであと10日!
このシリーズ《X'mas・年忘れ ディナーショー》
演歌・歌謡曲系の歌手に絞って
ショーの開催日順に書き下ろしていきます
14作目の今日、想定した歌手は 山川豊 さん

 ●12月18日 長野県上田市で鳥羽一郎さんとの
 クリスマスディナーショー があります!


「その名は小夢」 山川豊

貴方を淋しく させたのは
わたしのせいです ごめんなさい
なみだをためて 詫びる女(ひと)
 山ふところの そのまた奥に
 あの日のままで 戻ってきてくれた
 愛してる 愛してる
 その名は小夢
春夏
はるなつあきふゆ 咲く花に
面影かさねて 君だけを
心に秘めて 待っていた
 あの夕焼けも このさざ波も
 これから先は 二人で見てゆける
 離さない 離さない
 その名は小夢
秋冬
今日からここから ひとつづつ
二人で咲かせる 夢がある
信じておくれ 嘘はない
 おんなじ想い 確かめ合って
 いつでもそばに より添いいてほしい
 愛してる 愛してる
 その名は小夢


ひとこと:山川豊サンが所属する長良プロは
彼を始め田川寿美、水森かおり、氷川きよし
と今年も活躍が目立った。
作詩大賞は4人ともノミネート、紅白と
有線大賞はともに2人。会長亡き後も結束と
実力は乱れてなさそう。山川豊サンには
これまでに「旅路酒」「愛妻しぐれ」
「東京怪談」「指環のあと」
の4篇を
書き下ろしています(内容はブログで見てください!)
今回は「地方回帰ソング」とでもいうような
分かりやすいあたたかな恋愛もの。日本全国
地方や田舎へ行けば行くほど古き良き風景、
四季がいっぱいある。タイトルの女性名、
小夢に特別の意味や因縁はないが女性の名前
としては魅かれるものがあって探し当てる
までは苦心した。   (画像をお借りしました)

「港のララバイ」 城之内早苗

2016-12-12 | X'mas・年忘れ・ディナーショー
山本譲二

好評のシリーズ《X'mas・年忘れ ディナーショー》
演歌・歌謡曲系の歌手に絞って
ショーの開催日順に書き下ろしていきます
13作目の今日、想定した歌手は 城之内早苗 さん
 ●12月17日 栃木県那須「りんどう湖ロイヤルホテル」で
 クリスマスディナーショー があります!


「港のララバイ」

小雨の港に 呼び出して
船でゆくよと 指さすあなた
三日つづいた いさかいを
ゆうべ涙で 収めたものを
あなたの心は ちぎれた錨(いかり)
みなと
 〽ララバイ 泣かずに帰りゃんせ
   忘れしゃんせと なぐさめる
     港酒場の 灯がゆれる

いいことばかりを 思い出し
涙ぎりぎり こらえる私
波止場かもめも 時化(しけ)の日は
羽根をたたんで どこへも飛ばぬ
なおさら女は 一夜(ひとよ)で痩せる
港の
あしたの今ごろ どのあたり
遠い人ほど 恋しさつのる
軒をつらねる 裏路地の
灯り横目に 小走りぬける
ねんねんララバイ 泣かせの港


ひとこと:「おちょこ鶴」がスマッシュヒットに
なって城之内早苗サンは新境地を拓いた感がある。
唄っているのを見てもまことに自信にあふれ
微笑ましい。私の実力はこんなにもあるのよ と
表現力を見せつけられたら書き手としては勝負
したくなる。なんだテッパンの港ものか、と
言われたらミもフタもない。生前いくばくかの
教示を受けた山口洋子サンに、どの詞もタイトル
の付け方がうまい、とほめられたことがあった。
この書き下ろ詞も港とララバイ(子守唄)が
どう繋がるの と思われそうだがそこはヒネリ屋の
自分だけに矛盾はないストーリーをめざした。
アンコに入れた3行をわらべ歌ふうにして男女の
別れが港で展開する。港をあとにして一人帰る女
は港の酒場通りを通らないと帰れない…
お酒をのんで忘れられるくらいの恋ならいいが
泣きたいほどつらい別れだけに自嘲ぎみに
ララバイが口を突いて出、自らを慰めるしか
ない…。城之内早苗サンにはこれまでに
「雨・おんな彩」「ほろほろ海峡」「あやめ川」
「下町夕景」「夜寒坂」
と5篇を書き下ろしています。
結構書いてます!
(内容はブログで見てください!)
                (画像をお借りしました)

「恋郷いすみ線」 山本譲二

2016-12-09 | X'mas・年忘れ・ディナーショー
好評のシリーズ《X'mas・年忘れ ディナーショー》
演歌・歌謡曲系の歌手に絞って
ショーの開催日順に書き下ろしていきます
12作目の今日、想定した歌手は 山本譲二 さん

 ●12月17日 栃木県那須「りんどう湖ロイヤルホテル」で
 クリスマスディナーショー があります!
 

山本譲二

どれほど時間が 経ったかさえも
忘れてあたりは 日没まぢか
駅に下り立つ 人が増えても
そこに貴女(あなた)の 影もない
三ヶ月(みつき)待ってと つぶやいた
答え欲しいよ 恋郷(こいさと)いすみ線
いすみ線
一途な癖を たしなめられて
想いを汲むのも 愛だと知った
昔いくつか 恋をしたけど
やっと出会えた 女(ひと)だもの
さわぐ心を ひたかくし
風に吹かれる 恋郷(こいさと)いすみ線

やさしい声と 笑顔に会うと
貴女(あなた)にそのまま かさなる町よ
母を残して どこも行けない
そんなさびしい なみだ声
迷う気持ちは よくわかる
ベルが泣かせる 恋郷(こいさと)いすみ線


ひとこと:何も山本譲二サンに限ったことではないのだが
あれだけ、というか14回も紅白歌合戦に出場した彼も
2004年を最後に出場が途絶えてしまっている。
近年続く紅白卒業とか言うほどの年令やキャリアでもない
だけにまことに残念!さてこのブログでは山本譲二サンに
「君、別れることなかれ」「おやじ屋台」「冬ごころ」
「故郷はおまえだよ」「知床想譜」
と5篇を書き下ろして
きました。男歌はもちろんつれあい演歌や叙情ものまで
幅広く唄ってきた彼だけに制作陣もヒットをめざす勝負曲
となるといろいろ難しいことだろう。ならばと今回は
きわめて肩のこらない、力まないいかにもカラオケで
唄いたくなりそうな書き下ろ詞をめざした。
いすみ線とは千葉県いすみ市の大原駅から千葉県夷隅郡
大多喜町の上総中野駅までを結ぶいすみ鉄道の鉄道路線。
郊外ののどかな沿線を走るローカル鉄道をモチーフにしたが
こういったのはこれまでの山本譲二サンにはなかったのでは
ないか? 恋人である女性の住む町へ答えをもらいに
訪ねてくる男。日が暮れ風が吹き駅にはベルが鳴る…
彼女に対する恋慕と愛を吐露しながら果たして二人に
恋の成就は叶うのだろうか…。ややリズミカルなテンポで
それでいてスケール感あるメロディーを思い浮かべながらの書き下ろ詞。
                    (画像をお借りしました)

角川博「いじけ虫のタンゴ」🎤ちょっと憎い ちょっと悔しい… 🎼 《2016 X'mas・年忘れ ディナーショー》シリーズ

2016-12-06 | X'mas・年忘れ・ディナーショー
角川博

ニッポン全国、日に日にクリスマスモードで
いっぱい!おかげさまでこのシリーズ
《X'mas・年忘れ ディナーショー》もアクセスUP中!
演歌・歌謡曲系の歌手に絞って
ショーの開催日順に書き下ろしています。
今日、想定した歌手は 角川博 さん


「いじけ虫のタンゴ」

 うつむいてタンゴ うしろ向いてタンゴ
 ちょっと憎い ちょっと悔しい 
 いじけ虫のタンゴ

あの人が 東京から
いなくなって 半年過ぎた
下町は今日も雨 にわか雨がふる
私はこんなにも 未練っぽい
女だったかと いじけ虫
下町
あの人を 札幌で
見かけたと 酒場できいた
木枯らしの寒い夜 そっと店を出た
ふるさと捨てたよと 言ったのに
どんな思いして もどったか
札幌

 うつむいてタンゴ うしろ向いてタンゴ
 ちょっと憎い ちょっと悔しい 
 いじけ虫のタンゴ

冬越えはまたひとり なんの夢もない
いつまでこんなにも 未練っぽい
女してるかと いじけ虫


ひとこと:歌手生活40周年、12/25には63才の
角川博サンだが相変わらず声量、声質は衰えず
ますます歌に艶がある。本格的なテッパン演歌も
いいが彼のキャパは広い!このブログでは
「かざぐるま」「桔梗川」「うそっぱち」の3篇を
書き下ろしてきました。今回はムード歌謡調に
しかもタンゴをモチーフにしてなんともユニークな
書き下ろ詞をめざした。歌い出しと2ハーフに
アンコを入れ各節の詞のギャップに注目して。
主人公の女性は下町に住む。別れた男は捨てたはずの
故郷の北の町。雨と木枯らしと女ひとりの冬越え。
いじけたくもなる・・・タンゴのリズムとメロディーに
のせれば暗いだけのいじけ虫でなくなる・・・
これが角川節になればまさに彼の真骨頂!
               (画像をお借りしました)
●このブログにアクセスしてくださる方でプロ、アマ問わず、
附曲したい、自分のオリジナル曲としてCD化して唄いたい など
問い合わせをいただきます。すべて歌手名は『想定して』あるだけで、
作品化の希望があればどうぞご連絡ください。