昨日はパソコン利用相談会に参加しました。
私は集団講義がほとんどなので、個別指導をする機会はこういう時ぐらいです。
聞かれた事に答える個別指導って想像以上に難しいものです。
説明してもらったんだけど、ぱぱっとされちゃって、よくわかんなかった (´ρ`)ぽか~ん
初心者の方がパソコンを知っている家族や知人に説明してもらった時に、案外多いケースです。
私が新人講師に必ずいう言葉があります。
知っていること(出来る事)と教える事は全く別です
人に教えるという時には、知識は最低限教える内容がわかっていればいいのです。
その内容をいかに相手にわかりやすく伝えるか、【プレゼン技法】が重要になります。
相談会などの個人指導の時には、次の事に気をつけています。
1.質問内容を最後まで聞く。
相談に来る際に相談事をメモにしてきてくれる方がいますが、こういう方は助かります。
でも大抵の方はその場で「○○してたら、××なっちゃって、△△に・・・」ととりあえず聞きたいことを話します。
相談者には一つのことのように思える質問も、実は多岐にわたっている場合もあります。
そんな時途中で話を遮って説明を始めてしまうと、実は最終的には違う結果を望んでいたなんて事にもなりかねません。
質問の内容は最後まできちんと聞きます。
「はい、はい」と相槌を打つのは当然です。
2.質問内容を復唱して確認する。
1.に関連してのことです。
聞いた質問内容を整理して確認します。
「質問内容は、○○・・・、××・・・、△△・・・ですね。」
相談者にとっては、簡単な質問だと思っていたことが、実はこんなにたくさんの事だったのかと認識することもできます。
時間制限などがある場合は、説明の優先順位を伝えてあげるのも親切です。
一度に多くの説明をされても消化不良になってしまいますので、「これは次回の方が・・・」とアドバイスしてあげることも時には必要です。
3.操作説明をやり直さない。
相談者は説明された内容を全て頭に叩き込もうと思っています。
操作手順をメモする場合も多いです。
そんな時、「あっ違いました・・・ヾ(^-^;) スミマセン」と言って操作をやり直していたらどうでしょう。ごちゃごちゃになるのは目に見えています。
相談内容が自分の熟知している操作ばかりとは限りません。
自信が無い操作の時は、必ず説明の前に手順を確認させてもらいます。
その時は「ちょっと確認させてください。」と必ず声をかけてからです。
一連の操作説明では『やり直しはタブー』です。
(イメージはエクセルでマクロを記録するような感じですね)
4.操作は見ている前でやる。
前でも言いましたが、相談者はメモを取る場合が多いです。
手際よく取れれば良いですが、初心者ほど細かくとります。
(画面の絵を写す人も多いですね)
一生懸命メモしている最中に次の画面にしてしまうと、「今何したの?」と、わからなくなってします。
メモを取り終わり、画面に目が行ったのを確認してから、次の操作をします。
ポイントとなる言葉などを繰り返してあげると、メモしやすいと思います。
5.相談者自身に操作してもらう。
私は説明する時には、私自身が操作する事が多いです。
そうすると、相談者は聞く(メモを取る)ことに集中出来るからです。
そして一連の説明が終わったら、必ず相談者自身に同じ操作を反復してもらいます。
当然自分でとったメモを見ながらになります。
人がやっているのと自分が実際やるのでは違います。
最初に取ったメモに、自分でつまずく事で書き足りなかった部分を追加していけます。
メモを取って満足・わかったと思い込む方が結構多いので、必ず目の前でもう一度操作してもらいます。
たまに「自分の書いたメモがわからない」なんて人もいますし・・・
6.必要ならば相談者の言葉に合わせる。
初心者の方にはパソコンの専門用語がよくわかりません。
「私が[修復]したから・・・」(編集)
「これを[コピー]したいんだけど・・・」(印刷)
本当ならばきちんとした用語を覚えてもらうのがいいのですが、そう覚えてしまったのならば、あえて訂正しないで、こちらがそれに合わせて説明した方が良い場合があります。(特に高齢の方など多いです)
話をしながら、相談者がどんなイメージを持っているのか、こちらもかなりのインスピレーションを働かせないと全く意味不明の話になってしまいます。
マイピクチャーとWordの違いがわからないんだけど?(Wordでアルバム作成中)
先日のサークルでこんな質問をされました。
一瞬、ヾ( ´Ω`)ノ えっ? となってしまいました。
(ーー;).。oO(想像中)
しばらく話をして、マイピクチャーは写真のネガを保存しておくところ、Wordはアルバムみたいなもの、という例えで理解してもらえました。
どんな例えを使えばいいのか、その人の趣味やパソコン利用歴などを知っていると、判断しやすいです。
長くなりましたが、大切なのは、相手の立場に立って対応する事です。
私は集団講義がほとんどなので、個別指導をする機会はこういう時ぐらいです。
聞かれた事に答える個別指導って想像以上に難しいものです。
説明してもらったんだけど、ぱぱっとされちゃって、よくわかんなかった (´ρ`)ぽか~ん
初心者の方がパソコンを知っている家族や知人に説明してもらった時に、案外多いケースです。
私が新人講師に必ずいう言葉があります。
知っていること(出来る事)と教える事は全く別です
人に教えるという時には、知識は最低限教える内容がわかっていればいいのです。
その内容をいかに相手にわかりやすく伝えるか、【プレゼン技法】が重要になります。
相談会などの個人指導の時には、次の事に気をつけています。
1.質問内容を最後まで聞く。
相談に来る際に相談事をメモにしてきてくれる方がいますが、こういう方は助かります。
でも大抵の方はその場で「○○してたら、××なっちゃって、△△に・・・」ととりあえず聞きたいことを話します。
相談者には一つのことのように思える質問も、実は多岐にわたっている場合もあります。
そんな時途中で話を遮って説明を始めてしまうと、実は最終的には違う結果を望んでいたなんて事にもなりかねません。
質問の内容は最後まできちんと聞きます。
「はい、はい」と相槌を打つのは当然です。
2.質問内容を復唱して確認する。
1.に関連してのことです。
聞いた質問内容を整理して確認します。
「質問内容は、○○・・・、××・・・、△△・・・ですね。」
相談者にとっては、簡単な質問だと思っていたことが、実はこんなにたくさんの事だったのかと認識することもできます。
時間制限などがある場合は、説明の優先順位を伝えてあげるのも親切です。
一度に多くの説明をされても消化不良になってしまいますので、「これは次回の方が・・・」とアドバイスしてあげることも時には必要です。
3.操作説明をやり直さない。
相談者は説明された内容を全て頭に叩き込もうと思っています。
操作手順をメモする場合も多いです。
そんな時、「あっ違いました・・・ヾ(^-^;) スミマセン」と言って操作をやり直していたらどうでしょう。ごちゃごちゃになるのは目に見えています。
相談内容が自分の熟知している操作ばかりとは限りません。
自信が無い操作の時は、必ず説明の前に手順を確認させてもらいます。
その時は「ちょっと確認させてください。」と必ず声をかけてからです。
一連の操作説明では『やり直しはタブー』です。
(イメージはエクセルでマクロを記録するような感じですね)
4.操作は見ている前でやる。
前でも言いましたが、相談者はメモを取る場合が多いです。
手際よく取れれば良いですが、初心者ほど細かくとります。
(画面の絵を写す人も多いですね)
一生懸命メモしている最中に次の画面にしてしまうと、「今何したの?」と、わからなくなってします。
メモを取り終わり、画面に目が行ったのを確認してから、次の操作をします。
ポイントとなる言葉などを繰り返してあげると、メモしやすいと思います。
5.相談者自身に操作してもらう。
私は説明する時には、私自身が操作する事が多いです。
そうすると、相談者は聞く(メモを取る)ことに集中出来るからです。
そして一連の説明が終わったら、必ず相談者自身に同じ操作を反復してもらいます。
当然自分でとったメモを見ながらになります。
人がやっているのと自分が実際やるのでは違います。
最初に取ったメモに、自分でつまずく事で書き足りなかった部分を追加していけます。
メモを取って満足・わかったと思い込む方が結構多いので、必ず目の前でもう一度操作してもらいます。
たまに「自分の書いたメモがわからない」なんて人もいますし・・・
6.必要ならば相談者の言葉に合わせる。
初心者の方にはパソコンの専門用語がよくわかりません。
「私が[修復]したから・・・」(編集)
「これを[コピー]したいんだけど・・・」(印刷)
本当ならばきちんとした用語を覚えてもらうのがいいのですが、そう覚えてしまったのならば、あえて訂正しないで、こちらがそれに合わせて説明した方が良い場合があります。(特に高齢の方など多いです)
話をしながら、相談者がどんなイメージを持っているのか、こちらもかなりのインスピレーションを働かせないと全く意味不明の話になってしまいます。
マイピクチャーとWordの違いがわからないんだけど?(Wordでアルバム作成中)
先日のサークルでこんな質問をされました。
一瞬、ヾ( ´Ω`)ノ えっ? となってしまいました。
(ーー;).。oO(想像中)
しばらく話をして、マイピクチャーは写真のネガを保存しておくところ、Wordはアルバムみたいなもの、という例えで理解してもらえました。
どんな例えを使えばいいのか、その人の趣味やパソコン利用歴などを知っていると、判断しやすいです。
長くなりましたが、大切なのは、相手の立場に立って対応する事です。