この道の果てまで・・・

ただ純粋に ただ一途に歩む時
突如として それまでとは まったく違う
次元の異なる大地が あなたの目の前に姿を現す。

あなたの中の 何も無い空間を怖れない

2012-06-27 11:03:35 | Weblog



誰もが

頑張る事や

多少の無理や

背伸びをしてでも

本気に成り 一生懸命に

やる事こそが正しい道だと

信じているし疑わない




それは

一生懸命に

やっていなどいない

好い加減に生きている人や




過っては

一生懸命に

やっていたけれど

今は出来なくなってしまった

人達の中でさえ




一生懸命に

やる事こそが

正しい事だし正しい道だと

思ってしまっている。




だから

何かの失敗や

挫折によって

一生懸命に出来なくなったり




体力的に無理や

背伸びをする事が

以前の様に出来為って

しまったりしてしまうと

それだけで苦しんでしまう様になる。




果たして 

本当に そうだろうか?




その場所を正しい場所だと

決めつけ信じてしまっているからこそ

あなたは何かが出来なくなってしまうだけで

苦しみ 大きな挫折感に襲われてしまっている。




そして

出来る場所と

出来なくなってしまった場所の

二つの場所だけしか無いと思い込み




挫折した場所から

以前の場所に這い上がろうとして

それが出来そうもないと悲観にくれては

嘆き悲しみ 自分の人生は 既に

終わってしまったかのように思えてしまい

自らの死を選択する人さえいるのです。




けれど

それは全く

間違っています。




そもそも無理や背伸びをしてでも

一生懸命に成ったり本気に成ったりする事は

誰でも出来るけれど そんなものは一時的な

ものであって長続きなどしないものなのです。




だから あなたが

何かによって挫折したり

躓いたりして 物事が 今迄の様に

一生懸命に出来なくなってしまう事は

別に不思議な事では無かったのです。

もう既に あなたは限界だったのです。




そして

あなたの生きられる場所は

無理や背伸びをしてでも本気で生きる場所と

そこから落ちて来てしまった あなたが

悲観にくれている場所の二つでしかなく




本気で生きる事の

出来なく為ってしまった あなたは

駄目な あなたでしか無いのかと言ったら




実は そうでは

無いのです。




あなたが挫折して

転落してしまったと感じている

あなたが 嘆き 悲しんでいる

その場所こそが 本当は一生懸命に

生きる場所よりも ずっと優れている場所なのです。




あなたは

それまでの場所から

転落してしまった事を嘆き

悲観にくれているだけで




あなたの落ちて来てしまった その場所で

あなたが生きられるのか 生きられないのかを

まだ確かめる事すらしていないのです。




それを確かめない事から

悲劇は起こるのです。




それを確かめない事は

あなたが以前の懸命にやる場所こそが

生きる場所であり その他の場所には

生きるに値する場所は無いものだと

あなたが決めつけてしまっているだけです。




その決めつけは

あなたを逆に苦しめてしまいます。




今迄の あなたの

生きていた場所では

決めつける事は あなたの意識を集中して

決めつけた場所に注ぎ込む事が出来ますから

絶大な効果があったのですが




この場所では逆です。

あなたが決めつけてしまう事は

あなたの命取りと為り それは致命的です。




この場所では

それまでの一切のやり方を

放棄して望まなければ為らない

だけの事です。




何かを決めつけたり

今迄の何処かのやり方と

照らし合わせたりする事ではなく




起きた事の

全てを ただ そのまま

受け容れてしまうだけで良いのです。




それまでの

出来る あなたなど

その場所には居ませんから




出来の悪い

出来ない あなたのままで

物事と向き合うのです。




出来の良い

あなた以外の場所では

出来ないと決めつけていたでは

この場所では何も出来なく為ってしまいます。




その場所の中に残された

何も出来そうも無い出来の良くない

あなたのままで物事に向き合った時に

それまでの あなたの知らなかった 新たなやり方が

生まれ始めてしまいます。それは あなたが何も知らず

あなたが何出来なくても何も問題は無いという事です。




何故なら やり方は

物事 それ自体が携えて来ているからです。

それは今迄の あなたからは想像も出来なかった事です。




あなたが

何千何百と言った

多くのやり方を学び それらのやり方を

掻き集めて歩く必要など全く無いからです。




あなたは

物事から あなたの感受性を働かせて

その物事が携えて来ている生野菜の様に

取れ立ててで新鮮な 今日だけのやり方を

感じ取って上げるだけで良いのです。




それを感じ取る事の出来る

あなたの感受性が全開している場所は

あなたが落ちてしまった場所の 何も出来そうも無い

何ひとつとして持ち合わせていない 不出来な 

あなたこそが何処よりも一番感受性が花開いている

場所の あなたなのです。




その あなたさえ在れば

他には何も必要有りません。




その あなたと共に生きる

何の力も要らない 最も簡単な生き方が

あなたの中に新たな選択肢として

見えて来るはずです。




一度使った

やり方は その度に

捨て去り あなたが歩く為に

あなたの中には常に何も無く

大きな空間だけが残されます。




その空間を

怖れては駄目です。




ただ静かに受け容れて

しまうだけで良いのです。




すると

その空間全体こそが

本当の あなたの姿だと言う事が

初めて あなたにも実感で解かります。
























































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