あなたが
あなたの中の
本当の あなたの姿に
正直に成って上げてしまい
弱くて 駄目で
情けなくて 出来が悪そうに
見えている 本当の あなたで
本当の あなたの姿を背後を見る様に
振り返って上げてしまいます。
すると
そこには
弱くて 駄目で
情けなくて 出来が悪い様に
感じられてしまう何も無い空間が
確かに有ります。
あなたの
奥深い場所の
あなたは誰の真似も
していない為に 何からも
浸食されていないのです。
純粋 無垢なままの
何も無い空間のままなのです。
あなたは
あなたの上辺に
作り込んでいる人の
物真似や借り着を着て
何者かの様に成れてしまった
気でさえいます。
何でも
出来る様に
成れた あなたは
人の物真似が何でも
出来る様に成れてしまった
だけで あなたが あなたの
オリジナルの道を歩いている
わけでは無いのです。
それは
大錯覚で
大勘違いの
道なのです。
あなたは
自分の本当の姿を
どんどんと 忘れて
行きます。
その
一見すると
何でも出来そうな
あなたと 比べると
あなたの中の奥深い場所の
あなたは余りにも出来が悪そうに
見えてしまいます。
上辺の
あなたは既に
人の色に染められて
しまっているから あなたの
奥深い場所の何色にも染められていない
無色透明な空間は何も出来そうも無い
出来の悪い姿にしか見えないのです。
だから
あなたは
あなたの中の
奥深い場所に在る
本当の あなたの姿を
完全に否定をしてしまって
いると言うわけなのです。
あなたの上辺の
あなたは何色にでも
染め上げる事が出来ます。
それどころか
直ぐに人に感化されて
しまいます。
これまで
どれだけの人達の
物真似をして来たのか
数え切れない位です。
けれども
あなたの中の
奥深い場所に在る
本当の あなたの姿は
誰が どう足掻こうとも
何色にも染める事など決して
出来ないのです。
いつまで経っても
無色透明で 何も無い空間の
ままなのです。
それが
あなたの本性であり
それが あなたの本質なのです。
その何も無い
空間に素直に成り
生きて上げたら良いのです。
あなたが
何も無い空間で
居られたならば あなたの
外側に広がっている大きな
空間が あなたの中に入り込んで
来てしまい あなたの助けと成り
大きな力に成ってくれます。
あなたが
あなたの中の
本当の あなたで
生きる事は 小さく
チマチマしたままで
生きるのでは無く
計り知れない程の
大きな何も無い空間と
共に生きてしまう事なのです。
それは人智を
遙かに超えた所に在る
遙かなる智慧と共に生きる
生なのです。
だから
何かが人よりも
少しばかり出来るからと言って
そんな人真似を重ねて出来ている
だけの所で酔ってしまったり
或いは
自分の出来の良さに
溺れてしまったままで生きる
小さな生き方から足を洗ってしまえる
事なのです。
だって
あなたが そうまでして
あなたの出来の良さを磨きたいのは
沢山の人達から認められたいからでしょう？
沢山の人達から誉められたいからでしょう？
沢山の人達から愛して貰いたいからでしょう？
そんな風にしても
あなたが満たされていられる時間は
ホンの一時だけです。
直ぐに あなたは
再び 多くの愛を獲得するために
無理や 背伸びを重ねた上辺の あなたで
必死に成って生きるしか無いのです。
それだって
そろそろ限界が
近い事を あなたは
薄々知っています。
そんな場所での
あなたの生き方では無く
あなたが あなたの中に否定を
し続けて来てしまっていた
弱くて 駄目で
情けなくて 出来の悪い
何も無い空間としての あなたに
正直に成って上げて生きてしまえる
事なのです。
その何も無い
空間としての あなたで
弱くて 駄目で
情けなくて 出来の悪い
何も無い空間としての あなたを
ただ見て上げてしまい ただ向いて
上げてしまうだけで良いのです。
それだけで
あなたは あなたに
愛を与える事が出来て
しまうのです。
それも芯から
満たされ切ってしまう程に
深い愛を与えてしまう事が
出来てしまうのです。
だって
あなたの中の
弱くて 駄目で
情けなくて 出来の悪い
あなたの事を そのままで
愛した人など今迄に一人も
居ませんでした。
それを あなたは
やってのけてしまえたのです。
何も無い
空間としての
あなたは 毎日の様に
毎時間の様に 毎分毎秒
毎瞬間の様にして次から次へと
あなたの中の奥深い場所に誕生して
来ています。
その あなたを
毎日の様に 毎時間の様に
毎分毎秒 毎瞬間の様に そこに
生まれて来ている 何も無い空間としての
あなたで 何も無い空間としての あなたを
見て上げてしまい向いて上げてしまうのです。
振り返る様にして上げれば直ぐに見る事が
出来てしまいます。
それが
本当の あなたの手で
本当の あなたの事を愛して
上げてしまう事だったのです。
ただ誰もが
それを知らない
だけなのです。
そうするだけで
毎日の様に 毎時間の様に
毎分 毎秒 毎瞬間の様に
自分が満たされてしまう事を
知らないだけなのです。
それは
まるで大きな
宇宙から愛されて
しまっているかの様なのです。
毎瞬 毎瞬
それまでの古い
何も無い 空間を
一瞬前の何も無い空間を
手放して上げてしまい死なせて
上げてしまいますから
今迄の
何も無い空間が
息を引き取る そこまでを
看取って上げてしまうと
その時には
大きな空間の中に
身を委ねてしまいますから
まるで宇宙の中に溶けてしまって
いるかの様なのです。
そして
その委ねてしまった
何も無い空間こそが真新しく
誕生している 何も無い空間としての
あなたの姿なのです。
愛で満タンに
満たされてしまっています。
今迄の
何も無い空間を
潔く手放してしまい
潔く死なせて上げてしまい
真新しく誕生して来ている
何も無い空間へと素直に身を
委ねて上げてしまえば良いだけなのです。
それまでの
あなたの死こそが
真新しい
あなたの誕生なのです。
あなたは
いつも いつも
愛で満たされ切って
しまっています。
そして
もう誰にも
愛を求めなく成ります。
だって
あなたが あなたに
与える愛 以上の愛を
与える事の出来る人など
世の中の何処にも居ませんから。
あなたの
心の見つめ方の
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