寂しさに理由などない。
そこには 単にメカニズムが有るだけだ。
君が 見てくれが悪いからと言って
本物の弱くて情けない自分を見捨ててしまい
その自分を置き去りにして 他の有りもしない
強くて立派で綺麗な自分になろうとしている時に
本物の弱くて情けない方の自分から 寂しさは生じて来る。
その生じて来た寂しさに
”彼と別れてしまったからだ”とか 或いは
“親が離婚をしてしまったからだ”と言った
実に最もらしい 理由をこじつけるのをやめてごらん。
それは誤魔化しで
更に 自分の目を欺こうとしているだけだから。
自分で自分を だます事をやめてごらん。
本物の情けない君を
小さすぎる君を置き去りにして
ありもしない大きな君を演じる事を
一体いつまで続けるんだい？
君は この先も ずっと何にも なれないんだよ。
一生 誰か他の人になど成れないんだ。
そんな事をしていれば 君の人生は全て台無しに成ってしまう・・・。
本当の自分の色に帰っておいでよ。
偽者を追いかけ続けて 一生 何にも成れずに
偽者を演じ続ける人生なんかよりも
多少見てくれが悪くたって 本物の自分からは
輝きが放たれているんだ。
その輝きは あなたが嫌わなければ
もっと もっと 輝く事が出来るしし 光は放たれる。
その自分の事は
あなたが助け起こして上げるしかないんだよ。
倒れたままの君を助け起こして 一緒に歩く事を決めるんだ。
ただ それだけで充分なんだ。
君の色で生きる
君の貰い受けている色で生きられるのは
世の中で 君だけしかいないんだよ。
君しか出来ない歩き方をする道が
君の直ぐ傍にあるのに
どこか遠い所ばかりを探していた君は
何か勘違いをしていただけなんだ。
単純に誰かに憧れ
その誰かの真似をして歩こうとする
いつも いつも注意深く
毎瞬 自分の中を見つめる事を怠っていただけだよ。
普段から そういった手抜きをしておいて
結果だけを欲しがっていたのが 今の君の姿だ。
他に特別な理由など何も無い。
事実は単純でシンプルだ…。
こうして寂しさは 君の手で生み出されてしまっていたんだ。
寂しさから自分を解放してあげる事など簡単でしょう？
君を生きれば良いだけなのだから
君が君を生きた時に 見てくれの悪かった君が
日のあたる場所に初めて出させてもらえて
お日様を沢山浴びる事が出来て すくすくと育ち始めるんだ。
ただ君が
その格好の悪い自分と 一緒にいてあげて
その格好の悪い自分と 一緒に生きてあげるだけで
その自分は やがて多くの人から憧れられる格好が良い姿に育って行くんだよ。
格好の悪い中を 勇気を出して 生きる事が その自分を育てる事なんだ
最初から 育ち切った人の姿に憧れてしまい
その姿の真似をするなんて馬鹿げているんだよ。
君の中にも そこまで育つ 自分がいるんだ
その自分こそ 君が嫌ってしまっている弱くて情けない姿をした自分なんだよ。
それは まだ赤ちゃんのままで 君の助けを じぃーっと待っているんだ・・・。
そして
この本物の君が育った時には
君に敵う人など どこにも居ないんだよ。
もしも あなたが
愛で傷ついていたなら
どんな愛で傷ついた深い痛みでも
必ず癒してしまう事の出来る
私達の講座を考えてみて下さい。
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どこにも属さず 誰にも頼らず
あなたが考え あなたが判断して歩く道
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