自分など
空っぽで何も無い事を
多くの人達が無意識の内に
何となく 知っています。
けれど誰も
それを改めて
見つめてみようと
する人達は 殆んどと
言って良いくらいに居ません。
その為
本来の あなたの
姿である 何も無い
空っぽの ただの空間としての
あなたの姿は
当の本人である
あなた自身にさえも
受け容れて貰う事も出来ずに
置き去りにされたままなのです。
だから
多くの人達は
自分が無いままに
物事に取り組み
その物事に
取り組んでいる
最中の中に見える
何かが出来た事や
何かを やり遂げる事が
出来た事を自分の姿として
捉えてしまうのです。
そして
しっかりとした
出来の良い自分が
あたかも居る事に成って
しまうのです。
或いは
何も やり遂げる事の
出来ない 出来の悪い姿を
自分の姿として捉えて
しまうのです。
けれど
出来の悪い姿でも
何も無い 空っぽの
空間のままの 掴み所の
無い姿よりも ずっと良いと
思えてしまうのです。
居るのか
居ないのかさえ
解らない不安だらけの
自分よりも ずっと良いと
思えてしまっているのです。
本当は
私達の生きた
目の前の現実は次々と
過去と成り消えて行って
しまっています。
その事実さえも
あなたが真剣に現実と
向き合う事をしていなければ
見えて来ない真実です。
それと同じ様に
実は あなたも次々と
無くなり消えて行ってしまって
いるのです。
だから
あなたの思っている
あなたの姿は現実の中には
居続ける事など出来ないのです。
物事が出来ている
出来の良い あなたの姿も
物事が出来ない
出来の悪い あなたの姿も
どちらの
あなたの姿も
実際には 既に
無くなっていて
現実の中に在るのは
あなたが消えた後に いつも
残されている 何も無い 何一つとして
描かれていない 無垢で透明で純粋な
空間だけなのです。
何一つとして
描く事など出来ない
生まれ立ての 透明で
無垢な 空間だけなのです。
何も無い
本来のあなたの姿を
まずは 何よりも先に
あなたが受け容れてしまう
事こそが あなたが一番最初に
やらなければ成らない事だったのです。
それが出来て
あなたが何も無い
空間としての あなたこそが
本来の あなたの姿で在る事を
理解してしまい
その
場所のままで
堂々と生きても
構わないのだと
解ってしまうと
あなたは
それだけで充分に
満たされてしまいます。
あなたの真実の
姿を知った あなたは
目の前の物事に取り組んでも
取り組んでいる姿勢や姿を
決して
自分の姿として
取り込む事などしません。
だって既に
真実の あなたの姿を
受け容れてしまっているからです。
ただ物事に向き合い
純粋に物事が どうすれば
今より もっと上手に出来るかを
考えているだけです。
だから失敗だって
怖れずに次々と出来ます。
失敗する事が あなた自身が
崩れてしまったり壊れてしまったり
無くしてしまったりする事とは 全く
結びついてはいないからです。
物事を
やっている状態が
あなたなどでは無いと
言う事を ちゃんと知って
いるからです。
その事実が
理解出来ていないと
物事の失敗や上手く
行かなかった事が あなたが
崩れてしまう事に成ってしまいます。
それは
あなたが
あなた自身の
本当の姿を まだ知らないし
受け容れた事が一度として
無いからなのです。
あなたが
物事に取り組む中に
自分の姿を見出してしまうと
あなたは だんだんと間違える事が
怖くなってしまいます。
すると
あなたの
歩ける道が
どんどんと狭まって
行ってしまうのです。
冒険が
出来なくなります。
冒険をする事は半分の
失敗の可能性が有るからです。
けれど
冒険をする事が
出来なく成ると言う事は
あなたが新しい道を歩く事が
出来ないと言う事でも有ります。
あなたの道は
確かに失敗の無い
平坦で無難な道だけれど
詰まらない道です。
そんなの
あなたが生きてなど
いない事と一緒です。
それほどまでに
あなたが 本来の
あなたの姿を見出してしまい
受け容れてしまう事が何よりも
大事だと言う事を忘れないで下さい。
あなたが
あなたを見出した後でも
あなたが好きな事を やって行く事は
決して 遅くなど無いのです。
それに本来の
何も無い 空間としての
あなたに備わっている豊かな
感受性に任せてしまい
あなたが物事に
取り組む事が出来てしまったならば
あなたが 本来の自分を見出す以前の
あなたで物事に取り組んだ時よりも
遥かに 物事が出来てしまいます。
あなたの
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