この道の果てまで・・・

ただ純粋に ただ一途に歩む時
突如として それまでとは まったく違う
次元の異なる大地が あなたの目の前に姿を現す。

★あなたの愛が 永遠の愛と成る為に 22★

2006-06-23 14:09:30 | Weblog


◇ 風の様に在る道3 ◇



あなたの
意志で生きてごらん

そして
それが一体
どうなってしまうのかを 試してごらん

何を
もたらすのかを
見て来てごらん。


勿論
人からは
そっぽを向かれるよ

非難を 
浴びせられるよ
それは 非常に勇気のいる事だ

そして
何も得るものはない
それどころか むしろ無くす。

しかし 
成長はある
それは 無くし続ける道だ。

だが
いつか あなたは
晴れた空を 手にする事ができる!




あなたが
ここまでの勉強を
曲がりなりにもしてしまうと

自然に
以前よりも 
あなたには ものが見える。

その目で
もっとも 身近な人を見ている。

夫で
有ったら妻を

妻で
有ったら夫を

彼で
有ったら彼女を

彼女で
有ったら彼を

母で
有ったら子を

子で
有ったら母を

以前 以上に
深く見てとる事ができる。


すると
そこに あなたに 対する相手の
望みや 期待像までもが 見えてしまう。

夫の
望む妻

妻の
望む夫

彼の
望む彼女

彼女の
望む彼

母の
望む子供

子供の
望む母が

見えてくる・・・。

その期待像に
振り回されてはいけない。

その望みに
応えようとすると

最初の内は
ここまでの勉強をした人が
その望みに応えるのだから 最高にうまく行く。



だが
次第に それに応えている
あなたの負担となる。

あなたは
まるで相手の為に
生きているみたいに思えてきてしまう。

それでは
あなたは昔の
道に戻ってしまっている・・・。

もしも
あなたが
相手の望む あなた像に

自分を 
当て嵌めて
ピッタリ その像の様な人間に成れても

それは
その像を望んでいる人に
とってのみ 良い人問であって

別に
世の中で 
全体の中で
あなたが 良い人に 成れた訳じゃない。

すべての
人にとって
あなたが好ましい理想的な人に 成れた訳じゃない。


その次元にいると
当然 こちらを立てれば
あちらが 立たなくなる・・・。

人の望む
あなた像に 
成る様な そういった強要を
無理強いを 自分自身にする事をやめてごらん。

それは
馬鹿げている
それは 自分を作ってしまう事になる。

再び
あなたじゃない 
あなたを作り上げる・・・そして 生きる。

この世の中に
これこそ良い人間像です
などというものは 無い事を知りなさい。

ある人に
とっては良くても

ある人に
とっては良くない

ある
場所では良くても

他の
場所では悪い

これが
私達の生きている
世の中の構造だ。

その構造に
波長を合わせて
生きるのを やめてごらん。

それは
無理だ
そんなものを
手にする事は 出来ないと言う事に 気づくことだ。

そして
それらを 後にすることが

今の
あなたには
もっとも必要だ。

このことを
勉強したとしても
聖人君子になんて
ならなくても良い。

それは
誰か 対象者が有ると
そうなりたがる・・・。

人に
舞らされているんだ
誰かに好まれ様とする生き方を やめてごらん。

その
延長線上を歩けば
自分に対して 無理強いをしてしまう。


誰にも
好まれなくても
良いじゃないか

自分一人で
孤立してしまうかも知れない
それも 良いじゃないか・・・。

だって
あなたは その方が
ひとまとまりに 成れているよ。

誰かに
好まれる為に
自分に対して無理強いを
しながら生きて行く生・・・。

そして
内側では常にそれとは
相対する想いが 有る
こんな生は 極悪だ!

まるで
牢屋に ぶち込まれた
囚人みたいにして生きる。

あなたは決して
誰かの為になる様な
人間になる為に この世に生を受けた訳じゃない。

生とは
まるで意味なんてない
一切の意味なんて含まれていないんだよ。

ただ在る
ただ ただ在る。

それだけだ。


もしも
あなたが
生とは これこれこういう意味の
有るものだと感じたり 考えたりしていたら

それは
生を受けた後で
あなたが 勝手につけたものだ。

なんの意味もない生 
なんていうのを受け入れてしまったら

生甲斐やら 
頼れるものが
何も無くなってしまうという

あなたの心細さが
その意味を勝手に作り上げた。

馬鹿を 
言い成さんな
根本のところで
そうした意味付けをしているからこそ

あなたは
その意味付けに
従った生き方しか出来ないでいる

その意味付けに
縛られて苦しみ続けてしまう。




その
心細いという
感覚こそ 正道だ。
その心細さを誤魔化しては駄目だよ。

その心細さを
通り抜けた先に 何かが 有る。



だって
心なんか
実際には 無いのに
あなたは その心を保っていようとする。

それが
あなたと 
成ってしまっている。


その
あなたが
無くなった時にこそ
あなたは 初めて実体を持つ。




何も
意味が無いという事ほど
素晴らしい事はない。

だって
意味が無いのだから
凝り固まったりしない。

自由自在だ。

時には
西に向かい

時には
東に向かう

ある時は
南に向かい

ある時は
北に向かう
風の様なものだ。

風は
向かう方向が
自由自在だ。

それには
理屈があると思うかい?

風は
誰かの為に
向きを変えたり

誰かの為に
無風状態の様に
ピッタリと 止まったりしていると思うかい?

あの人が
こう望んでいるから
東に向かってやろうとしているのかい?

あなたが
泣いているから
可愛想で
風は向きを変えるかい?

そうじゃない
風には 感情なんてない
意志なんか無い。

私は
あなたに
風の様に自由で居てもらいたい。




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