あなたが
仕事の失敗で
立ち直れない程に
傷ついてしまったり
信頼していた
友人に裏切られ
傷ついてしまったり
愛する人に
あなた以上に
愛する人が出来て
しまった事で あなたが
深く傷ついてしまったり
子供から
背を向けられてしまい
傷ついてしまったり
親の期待に
応えられずに
見限られてしまい
傷ついてしまったり
或いは
愛する人に
先立たれてしまい
深い喪失感で一杯と成り
投げやりな時を過ごしてしまい
家族からも見放されてしまい
更に独りぼっちと成ってしまい
立ち直る機会も得られずに
どん底のままで ただ傷ついた
ままでいたりと
あなたが
沢山の深手を
負ってしまう様な
出来事に出会ってしまい
否応も無く深く傷ついてしまえば
しまうほど あなたは それまでの
記憶に蓋をして仕舞いたくなります。
思い出したくない程の
辛い出来事に あなたが
出会っていれば いる人ほど
過去の記憶に二度と触れたくなど
無いし 決して振り返りたくなど
有りません。
だから
多くの人達は
自分の過去に
蓋をしてしまいます。
自分としては
辛い過去の記憶だけに
蓋をしているつもりだった
はずなのですが
実際には
そんなに都合良くは出来ずに
あなたの過去の全体に記憶の蓋が
成されてしまいます。
それによって
一応 辛い事や
傷ついた嫌な思い出に
再び触れる事は無くなります。
けれど それは
あなたの内面性に
蓋をしてしまう事でも
有るのです。
あなたの
内面にこそ
豊かな感受性やら
本来の あなたが生きて
いると言うのに
あなたが
その内面に
蓋をしてしまったならば
本来の あなたが あなたの事を
助ける事が出来なくなってしまいます。
大きく豊かな
外側の空間の命の元から
贈られて来ている豊かなエネルギーも
あなたに次第に届けられなくなって
行ってしまうのです。
あなたの中の
バランスや体調の維持にも
やがて あなたは事欠くように
成って行ってしまうはずです。
そうです。
あなたの内面に蓋を
されてしまったならば
内面の 瑞々しい あなたは
死んだも同然なのです。
そんな
事とも知らずに
多くの人達が沢山の辛い事に
見舞われてしまった時に
取ってしまう道は この様な
道なのです。
けれども
同じ様な辛くて
苦しい目に合ってしまい
深手を負ってしまった時に
あなたには他にも選べる道が
ちゃんと有るのです。
あなたが
見舞われてしまった
沢山の辛い事に 蓋など
しなくても それらの辛い事から
あなたが解放されてしまう道が
有るのです。
蓋をせずに
辛い事から
解放されてしまい
あなたが生きる道とは
あなたが それまでの
あなたの記憶の方にでは無く
記憶を握っている あなた自身の
方を手放してしまう道です。
あなたの傷ついた
出来事の記憶を手放して
しまうのでは無いのです。
それは言ってみれば
あなたの手の中に握られていた
物事の方を あなたが手放している
だけの事なのです。
だから
手放す事が
出来ないのです。
その記憶を
握ってしまっている
あなたごと 丸ごと手放して
しまえば良いのです。
あなたは
嫌な記憶の方は
手放したいけれど
その記憶を握っていた
自分の方まで手放す気は
無かったのです。
嫌な記憶は
確かに手放したいけれど
私自身を手放してしまう事までは
望んではいなかったのです。
記憶は 既に
過ぎ去ってしまったもので
実際には全部が終わって
しまっています。
なのに
あなたの中では
今もリアルに息づいて
しまっています。
それは
あなた自身が
生かしているのです。
既に終わってしまった
あなた自身を生かす為に
記憶の方までを あなたが
生かしてしまっているのです。
終わって
しまっているのは
あなたの記憶ばかりでは
有りません。
当時の あなたも
本当は既に過去の人であって
実際には居ない存在なのにも
拘らず
あなたの中では
あなたの事だけは
過去の事になどせずに
過去のままで今現在の中に
あなたが生かし続けているのです。
だから この場に
新しく生まれている
あなたの事に あなたは
気づけないでいるのです。
だから この場に
いつも新しく誕生している
あなたの事を あなたは
受け容れる事が出来ないのです。
だって
あなたの中には
あなたが手放す事を
していない 過去の 既に
過ぎ去ってしまった あなたが
居座ってしまっているので
その居座って
しまっている あなたが
邪魔をしてしまい
この場に新しく次々と
生まれて来ている 新鮮な
あなたの事を受け容れる事が
出来ないのです。
あなたは
古臭い あなたのままで
無理矢理に生き様として
いるのです。
あなたが
あなたを手放して
しまうと そこには何も無い
空間が広がっているのですが
その何も無い感覚が
何も出来ない感覚の様に
感じてしまえて あなたは怖がって
しまっているのです。
おまけに
何も無い感覚は
何処までも広がって
いる様に感じられてしまい
あなたが把握する事が
出来ないのです。
だから余計に
あなたは怖いのです。
そんな時には
あなたが それまでの
あなたの事を手放してしまい
その後に残されている何も無い
空間を あなたが掴もうとするのでは
無くて あなたの事を空間の方に把握して
貰えば良いだけなのです。
あなたが出来る事は
何も無い空間に自らを全面的に
預けてしまう事だけです。
何も無い空間に
一切を任せてしまえば
良いだけなのです。
良いじゃないですか
何も出来なくなったとしたって
あなたは元々大した事など
無かったのですから。
無理や 背伸びを
取っ払ってしまったなら
あなたは元々 大した事など
全然 無くて 空っぽだった
はずなのですから。
その元々の
あなたの場所に
任せてしまったなら
良いだけなのです。
そして元々の
大した事の無い
あなたと向き合ってしまい
受け容れてしまえば もっと
広々とした空間が あなたの前に
出現してしまいます。
それこそが
あなたの本来の姿なのです。
そこに再び身を任せてしまう
だけで良いのです。
記憶は蓋もされずに
ちゃんと あなたの中に有るのに
あなたが生きている次元が変わってしまって
いる為に それらの記憶に あなたが再び
掻き乱されたり 惑わされる事など
二度と無いのです。
それが
どんなに辛い事が
有ったとしても記憶に
蓋をする事など無く 易々と
生きる事の出来る道なのです。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
誰も知らない楽な生き方
絶望から あなたを救い出し
生きる上での大きなヒントを与える
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