物事を いつも
形で捉えようとしたり
物事を形で憶えようとしたり
物事を形で伝えようとする人達は
無理や背伸びをしてしまう場所に生きている
無理や背伸びを
する場所で生きていると
あなたは
人の痛みや
人の気持ちさえも
すべからく 形だけで
捉えようとしてしまう為に
人の気持ちや痛みや苦しみなど
全く解かる事の出来ない人に為って
行ってしまう。
物事は
形でなど
捉える事は出来ない
と言う事を 全く知らないのです。
たまたま
形で捉える事の出来たのは
その物事の ある一面でしかなくて
その一面が全てなんかじゃないのに
あなたは その一面だけで
さも自分は解かってしまった様に
捉えてしまい それ以上 解かろうなどとは
二度としなくなってしまう。
だから全ての物事に対して
浅い理解しか出来ていないのに
本人だけは その事実に気づけないまま
生涯を過ごす事になってしまう。
あなたが
あなたの本来の場所である
何ひとつとして出来そうもない
出来損ないの 駄目な自分で生きる時
あなたは物事を形で捉えようとしたり
物事を形の上で憶えようとしたりしません。
それは物事の
中にまで入り込んで
行く事の出来ない人達のする事です。
ところが物事で有れ
何で有れ あなたが何ひとつとして
守ろうとせずに入って行った時にしか
理解する事が出来ない様になっているのです。
けれども自分が何がしかの
出来る人に成ってしまっていると
勘違いをしている人達は物事の中に
入って行く事など怖ろしくて出来ないのです。
まして裸で
素手のままで
何ひとつとして
武器や鎧を持たないままで
入っていく事なんて出来ません。
失うものが有る事が怖いのです。
何ひとつとして
持ち合わせてなどいない
駄目で 出来損ないの情けない姿をした
本来の あなたには 失うものや
守るものなど何ひとつとして有りません。
だから何処までも入って行けるのです。
そして
その物事の
全体から流れ出している
香りを雰囲気を感じ取り
その物事から今日の やり方を
教えて貰うだけです。
形の上で
捉えようとしたり
形の上で憶えようとしたり
形の上で真似をしようとしたり
目に見えているものだけで判断したり
する事など 決してしないのです。
そんな事は
馬鹿げた事だと
ちゃんと知ってしまっています。
的確に
物事から やり方を
感じ取れて出来たしても
自分は その物事が全て
解かってしまったなどとは
思えないのです。
本来の場所で
生きる人達は毎日
初めて 物事に出逢ったかの様にして
物事と向き合い 物事を受け容れてしまい
今日の物事の全体から流れ出している
雰囲気や香りを感じてしまい 物事が
携えて来ている 今日の やり方を感じ取るのです。
物事の中身から
駄目な自分の中身全体を使って
今日の物事の全体を感じ取るのです。
だから
憶える事でもなければ
誰かに受け売りするものでもなければ
真似をする物でもないのです。
勿論 形として捉える事は物事の表面を
断片を見ている事にしか為らないのです。
あなたが無理や
背伸びをして歩き
形の上で物事を捉えたり
形の上で憶えたり 形の上で
人に伝えたりして来た生き方が
壁にぶつかり 何の成果も上げられなく
なったとしても あなたは決して嘆く事など
無いのです。
だって
あなたは まだ本来の
あなたで生きる事をした事など
一度も無いのですから。
あなたには
まだ その道が
ちゃんと 残されていますから
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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絶望から あなたを救い出し
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