あなたの中に
長い間 眠らせ
続けて来てしまった
本来の あなたの姿は
あなたから見ると
とても ひ弱で 情けなくて
何ひとつとして自分一人では
出来そうもない程 出来損ないに
見えていた為に
今日までの間
あなたからさえ
見向きもされずに放置され
暗がりの牢獄に閉じ込められたまま
陽の目を見る事さえ許されませんでした。
誰でもない
あなたが選択をして
そうして来てしまったのです。
本来
育てるべきものを
育てる事をせずに
育てる必要など無いものを
あなたは育てて来てしまったのです。
それは
見誤りも
いいとこです。
よくよく
目を凝らさなければ
本当の事など何ひとつとして
あなたには見えてはいないのかも知れません。
そして
ようやく見つける事の出来た
本来の あなたの育て方は
それまでの あなたの
育て方とは全く違います。
今迄の あなたにして来たように
発破を掛けたり 見栄を張らせたり
無理をさせたり 背伸びをしたりする
必要など これっぽっちも有りません。
力を抜き
足元でも有る
あなたの呼吸を
ゆったりとして上げる事から
まずは 始める事です。
それが出来て
初めて あなたは
本来の あなたと生きる事の出来る
資格を得られた様なものです。
まずは
本来の出来損ないの
あなたに身を任せてしまい
その あなたが たとえ何処に連れて行こうとも
何処までも一緒に行く事を覚悟してしまう事です。
今迄は川の流れに
逆らって上流を目指して
力尽くで泳いでいたのを潔く
諦めてしまい川の流れの方に身を任せて
しまうだけで良いのです。
遅かれ早かれ時間の問題で
あなたは疲れ果ててしまい
力尽きてしまう時が来るのですから
それを速めに 何かに依って させらてしまうのではなく
あなたの方から選んで してしまうのです。
此処が とても大事なんです。
自ら 流される方角に飛び込んで行くのです
仰向けにして
川に流されてしまうだけです。
時には途中の岩に身体をぶつけて
怪我をする事も有るかも知れませんし
或いは 大きな滝つぼの中に投げ込まれて
息をするのも苦しく死んでしまうかも知れないと
怖れを抱く事も有るかも知れません
それでも尚
川の流れを信じて
川の流れに身を委ね
身を預けたままで流され続けるのです
最後は
大きく雄大で
何処までも果てしなく広がる
大海原に流れ 辿り着く様に成っているのです。
あなたは
本来の あなたに
身を預け 委ねる事を
するだけで良いのです。
あなたが何ひとつしなくても
あなたは ただ信頼し身を委ねて
一緒に生きて上げるだけで良いのです。
一緒に生きている時
本来の あなたは勝手に
大きく成長をして行ってくれます。
キーワードは
本来の駄目な あなたを
信頼して 一緒に生きるだけ
たったの それだけです。
それは とっても
エコモードな心の旅です。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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