この道の果てまで・・・

ただ純粋に ただ一途に歩む時
突如として それまでとは まったく違う
次元の異なる大地が あなたの目の前に姿を現す。

★あなたの愛が 永遠の愛と成る為に 108★

2006-10-19 11:19:28 | Weblog


◇ 人間物語 の メール講座    NO8(1) ◇




今日は 昨日伝えた
あの24歳の女性が父親に成って
書き上げた心情文でも「まだ解からないよ・・・・」
という方達の為に 別の角度からの説明をしてみたいと思います。


今度は 結婚をしている 28歳の男性を例にとっての説明になります。


彼は ある信念を持っていました。
その信念とは “努力しなければ世の中 出来ない事だらけ、 努力をすれば
世の中に出来ない事など ひとつもない“ 
彼には 怖いものなど ひとつも無かったし、自分に出来ないものは無いと
本気で思い込んでいました。

このタイプの人間程 世の中に害毒を流してしまう人間はいません。
彼の様な人が もしも 組織の長だとしたら 彼の歩いた後には人の屍の山が
幾つも出来上がります。

彼も御多分に漏れず そんな人間の中の1人に成っていました。
ところが困った事に 彼は そんな自分に満足していたのです。

彼は結婚した時に 有る事を決めていたそうです。
精神的な愛情ならば いつでも上げられるけれど
彼自身が幼い頃から嫌な思いをし続けて来た 物質的な愛情を与えるのには
時間が掛かると・・・まずは物質的な愛情を与えるのが先だとばかりに

単純計算で仕事をバリバリやれば役職が上がる 役職が上がれば 
当然 給料も上がる。
自分が少々大変なのくらい なんでも無いと
バリバリ仕事を こなしたそうです。

そして 結婚4年後の 彼の生活は 
いつも帰宅は午前1時半か2時近く 翌朝6時には目を覚まし 30分の朝食の後
会社に出掛け 仕事・仕事・仕事 の毎日で 家に帰ってからも仕事の事が
頭から離れていないから 妻の話しも常にうわの空 まるっきりの仕事人間に
成り切ってしまっていました。

おまけに休みは 未定の 3ヶ月に 1度有るか無いかの状態・・・・。
挙句の果て「俺は役職も手に入れたし 給料だって こんなに良くなった。
だから妻である お前を幸せにしている。こんなに汗みどろになって
妻の為に働いているのだから まさか文句など無いだろう。
普通の奴らだって 此処までの事は出来ない。 でも俺は1番時間の掛かる 
誰にも出来ない事を こんなに大変な想いをして お前に与えているのだから
俺の愛情こそ本物だし その愛情を解かれ!」などと言っていたし
本気で そう思い込んでいました。

そして 1番大変な思いをしているのは自分で 妻だけは幸せにしていると
信じて疑わなかったのです。

自分を犠牲にしてまでも相手を幸せにする事が もっとも深い愛情表現だと
思っていたし 事実 彼は妻を愛していました。
だからこそ こんな過酷な事が続けられたのです。

この頃の彼は
人に「あなたにとって もっとも大切な人は誰ですか?」と尋ねられると
胸を張って「会社の社員達です。私の部下達です」などと答えるほど 
仕事だけに埋もれ切ってしまっていました。

社員達がいるからこそ 会社が有って その人達が 頑張ってくれているからこそ
給料が貰え 彼も妻も生活をして行ける・・・
だから 社員が1番大切だという理屈で 仕事以外の一切は 
全て無意味なものとして 彼の目には映るようになってしまっていました。
彼は たまたま この講座を受ける機会に恵まれて 
初めて それまでの 全てが間違っていた事に気づきました。
自分にとって大切な人とは イコール 自分を大切だと思ってくれている人に
気づかなければ解かるものではない。
頭とか理屈の上での解かり方など まるっきり解かってなどいないのだと言う事を
彼は初めて理解できたのです。

彼にとって もっとも大切な人とは より身近で 余りに身近すぎて
全てを当然の様に片付けてしまっていたし、全てを当たり前の様に 
考えてしまっていた妻であった。
妻の事は大切に出来ていると云う 彼自身の中の傲慢な決め付けによって
まるで見ようとはしていなかったのです。

普段から 自分の中に
妻の為や  誰かの為や 或いは何かの為と 
随分と大層な大義名分を掲げていた彼でしたが
本当は とても弱い人で そう云ったものを持たなければ
彼は 歩いて行け無かったのです。 
ところが この大義名分が有ったが為に
彼は当時の 自分自身の姿を まるで見る事が出来なかったのです。
自分で掲げた大義名分に自分独りが酔ってしまい 自分の大儀名分に
自分が騙されてしまっていたのでした・・・。

最初は純粋に妻の為に頑張っていたのですが
この頃の彼は 知らず知らずの内に 自分の私利私欲の為に 社会的な地位や
名誉を 追いかけ 自分の評価を上げる為だけに懸命になっている人間と
化してしまっている 現実の 彼自身の姿に 気づけず
自分は こう云う人間なんだと 彼自身が思いたい 理想の自分の姿との間に
大きなギャップが出来上がってしまっていました。







此処からは彼の話しを そのまま引用します。

私は 妻に成り 妻の1日の生活の中を 出来るだけ正確に生きてみました。
妻は 随分と離れた他県の出身であり 都内で生活をしていた私達の近所には
妻が頼れる人や 妻の知り合いは誰1人居ませんでした。

これを 私は知っているつもりで まったく忘れていました。
職場で気楽に友人を作れる私とは違うのに・・・・。
明け方近くになって 馬鹿な私は まるで当たり前の様な顔をして帰って来ます。
いつも自分の仕事の事しか考えていないから 妻の気持などと言う物は
まるで考えた事が有りません。
そして朝7時 妻は 昨夜も遅く帰り 毎日2・3時間しか寝てない身体を気遣って
私を起こします。 ためらいながらも起こしていたのです。

妻の そんな気持も姿も見えていない私は さも俺は疲れているんだと
言わんばかりの顔して起きてきます。
朝食のテーブルに着いてからも 妻は盛んに話しかけて来ます。
あそこの桜が綺麗に咲いたとか 隣の○○ちゃんが大きく成ったの だとか・・・
一生懸命に話しかけて来ます。 
けれども この頃の私は 瞬間的に自分にプラスになる話し以外は 聞かないように
出来ていたし、自分でも気づかない内に 自分が見下してしまった相手の話しは 
こちらの耳から あちらの耳へと 自然に通り過ぎるような聞き方をしていたのです。
だから妻の話しも プラスに成らない話しと瞬時に判断して まったく聞かずに
「うるさいから 少し黙っていてくれ!俺は仕事で疲れているんだ!」と 
冷たい言葉を吐き捨ててしまっていたのです。

当然 妻は とても寂しそうな表情を見せるのですが・・・・。
妻が 寂しそうな顔をするのが 何故なのかを 解かろうとしなかった 
ばかりでは無く、何故こんなに 夢中になって朝から話しを してくるのかさえも
解からなかったのです。 

それどころか 「こいつは わがままで何も解かっちゃいない。
人が こんなに疲れているのが目に入らない訳は無いのに くだらない話しをして
朝から俺を疲れさせる。 少しは 相手の気持ちが解からないのだろうか・・・」と
真面目に思ってしまって いましたし、 言葉にも出していました。
それほどまでに 私は馬鹿な男でしかなかったのです。
ところが 妻にとっては 
この時間は 1日の中で1番大切な時間でした。
この朝の会話は 私と話すことの出来る 唯一の時間で有り 
この時間を逃したら 1日中 誰とも話せないどころか 
夕食だって別々 休みは無いというので 一生懸命だったし、
それほど 妻にとっては貴重な時間だったのです。

そして夕方から夜になると 近所の家から笑い声が聴こえてきます・・・・。

その笑い声を聴きながら 自分の寂しさを 誰にも話せず 1番 自分の気持を
解かって欲しい夫にさえ 解かって貰えない淋しさを独りで我慢をし続けながら
たった独りでポツンと夕食をとる 妻の姿が浮かんで来た時に 
私は 初めて 妻に対して何ひとつとして して上げていなかったどころか 
私の この手で妻を 精神的に踏みつけにしていた自分に気づいたのです・・・。

小さい頃から 何が有っても 泣かずに育って来た私も この時ばかりは
泣くのを堪える事が出来ずに 人目もはばからずに 大声を出して泣きました。

自分は幸せにしていると思ってしていた行動の全てが 自分の1番大切な人を
これ程までに 苦しめていた事実を知った時に 泣かずにはいられなかったのです。
ただ ただ情けなくて 自分に悔しくて・・・。

彼の中で妻だけには皺寄せをしていないと思い込んでいた理由のひとつに
彼が夜中に帰宅すると 何時であろうと いつも妻は起きて待っていたのですが
その妻に早く休んでいるように伝えてからと言うもの 妻は起きて待っていると
彼に 叱られるので ベッドに入り寝た振りをして待つ事にしたそうです。
それに気づかない彼は 妻は自分に付き合わせること無く 早く休ませていると
思い込んでいたのですが 実際には 彼の帰るまで 妻は休めずにいました。
そして 救急車やパトカーのサイレンの鳴る度に気がきでなく
休める筈など無かったと言います 休みを取れずに働いている彼の身体を考えると
自分だけが先に休む事など 到底出来なかったのです。

彼が気づいていない重大な事が もうひとつ有ります。
それは・・・彼が 無理を し続けている限り 
奥さんも 無理を し続けなければ
いけないのだと言う事実です。
それは 彼がさせていることなのです。
彼が背伸びをし続けている限り 
周りの皆も 彼に合わせて 背伸びをし続けなければ
ならなくなるのです。

皆を楽にさせたいのなら 
まずは あなたの背伸びを やめなければいけません。

逆に皆に無理をさせたければ 
あなたが無理をし続ければいいのです。



彼は最初の頃 本当に妻の身体が心配で 
先に休んでいる様に言っていたそうです。

と言うのは 彼の奥さんは 
余り健康では無く 働いてはいませんでしたから。
ところが 正直に言うと 
だんだんと そんな純粋な気持だけでは
無くなっていったと彼は言います。 

その気持の中に 妻が自分に付き合って 無理をして 
身体を壊し 病気になど なってしまったら、
その妻の看病で会社を休まなければいけなくなる事が 
それまで 自分の姿勢を見せることで 
会社の部下達を引っ張ってきた彼には
出来ないことでした。 

彼は そんな自分の甘えを 
周囲に見せることなど出来ないという 思いから 
妻に早く休めと言っていたと 正直に話してくれました。
愛情や優しさからでは無かったと・・・・。
「その頃の 僕の 妻に対する愛情は見せ掛けばかりの物の寄せ集めで 
本当の愛情など これっぽっちも無かった・・・」と。


(長すぎるので 2件になっています 続きは次のページ)





★あなたの愛が 永遠の愛と成る為に 108★

2006-10-19 11:18:28 | Weblog


◇ 人間物語 の メール講座    NO8(2) ◇

 (長すぎて2件になってしまいました
         続きです1の方から読んで下さい)





ただ これらは 此処まで気づいた彼だからこそ 
そう言えたり話せたりするので有って、
彼も此処までの事実に 気づけるまでは 自分の愛情に疑いなど
少しも持ってはいませんでしたし 感じてもいなかったのです。
そして 此処までの事に気付けた彼は
此処までの事を 奥さんに言わずには居られませんでした。

自分のしてきた全てに 気づいてしまった訳ですから 
当然と言えば 当然ですけれど・・。

講座の終った3日目の夜に 
彼は普段は買ったことの無い おみやげを買って 帰り 
奥さんに どうしたの?と驚かれたそうです。

そして今日まで 有る場所で お前の事を勉強していたんだと話したそうです。
台所仕事をしていた奥さんに 今まで 君は こんな思いでいたのだろうと・・?
自分の気づけた事の ひとつひとつを話した時に それまで 後姿のままで
黙って聞いていた奥さんが 肩を震わせて泣き出し「やっと気づいてくれた・・」
「多分 一生気づいては貰えないのだろうと思っていたし それでも仕方が無いと
諦めていた・・・でも気づいてくれて嬉しい」と泣きじゃくっていたそうです。
まるで子供の様に・・・。

それを見て 余計に 
こんなにまで 自分の大切な人を それも自分の手で苦しめて来ていたのかと
彼の中に僅かに残っていた 今日まで背伸びしていた 彼の生き方など 
木っ端微塵に砕け散ってしまったそうです。

妻が欲しがっていたものは 役職でも金銭でもなく 
今直ぐにでも 私に出来る
「あたしの話しを 昔の様な あなたで聞いて欲しい。月に1度で良いから 2人で
一緒に夕食を食べたい」と たったのこれだけだった。
私は なんと馬鹿な男で有っただろう・・。

確かに今迄に頑張って来て 役職も金銭も得てきていたが 失ったものが 
余りにも大きかった。

かっては 多少なりとも有った筈の 優しさや いたわりといった 
精神的な愛情がゼロに等しかった。 


自分に最も身近な妻の 本当の本心からの願いや気持が 全くと言っていいほど
解かっていなかった。

そんな人間に他の人達の気持など 理解できている訳がない。
今迄の私は 人を理想を掲げて ついてこさせ 本当には 自分の評価を上げる為の
道具にしか使っていなかった 腐りきった人間で有ったこと。

そんな人間には 本当の意味で ついてきてくれる人など いなくて当然にも拘らず
私 独りだけが それに気づいていないだけで 周囲の人達には それが筒抜けに
見えていて我慢をしてくれていたのに、それらを独りで隠し続けられていると
思っていた悲しいピエロが私だった事に 
妻の事を通して初めて気づくことが出来た。


この時に 妻の言ってくれた言葉は 
今でも私の耳に鮮やかに残っています。
「偉くなんてならないで欲しい 毎日 生活出来る程度の お金が有れば
他には何も要らない・・・」と言って 生き返った様な顔になったのです。




人は心情を口に出してくれません。
こちらが水を向けたときに初めて話してくれるものなのです。
心情とは・・・心を開いた人から水を向けて貰えた時に
初めて話すことの出来る 柔らかくて繊細で か弱い 
ほんの一瞬で掻き消されてしまいそうな 正直な気持なのです。

日常生活の中においても 心情は殆ど言ってくれていません。
何気なくホンの ひとこと 呟くことは有っても 
例え 言ってくれたとしても 何処か他の所ばかり見ている
私達のアンテナには まったく届かないのです。
聴こえていないのです。

だからこそ あなたの力で掘り起こさなければならない大切なものなのです。
それが自分と身近な相手を救い出すことの出来る 唯一の道なのです。


彼の話してくれた事が 事実 世間の多くの人達の上に起こっていることです。
殆どの人達が 自分の最も大切な家庭に皺寄せをしてしまい 
知らずに 1番 踏みつけにしてしまっている可能性が有ります。
その身近な人達は あなたの事を解かろうとする余り 自ら進んで
それらの皺寄せを受け止めようとするからです。

その人達を 助けられるのは あなたを置いて他には誰も居ません。
身近な人を助ける事は 自分を助ける事に繋がっています。
自分を振り返り 真剣に見つめ直す事によって それらは可能になります。
そして それは 本気になりさえすれば 誰にでも出来るくらいに
簡単なことだと言う事を伝えて メール講座を終りたいと思います。


此処までで 
メール講座を伝え終わりました。
解かることが出来た方も 余りピンと来なかったという方も
両方の方が いらっしゃると思います。

そこで 気づきのヒントにもなるかも知れない
何人かの方の感想文を掲載しておきます。



◇これはファーストステップの受講者の感想文です。◇



37才男性(東京)

人の柔軟さ,人の可能性の無隈な潜在力,その言葉通りに,最も身近かな自分
の中に秘み入っている不思議さが,一種の感動として伝って来ました。
隣人の愛などと,したり顔で力説していた自分が最も身近な者さえも
愛することの出来なかった事に 今更ながら恥入った気持です。
初心に 返えり 真の実践の中で ひとつひとつ踏みしめて
人を愛し,人に親しみ,人の和の中にとけ込む努力を,私は心がけて行きたく思う。
きっと新たな私の糧として,この3日間の講座は生き続けて行くと思う。



26才女性・OL(静岡)

気分がとてもスッキリしました,何かうきうきして来て 
これからの毎日が楽しく充実しそうです。
自分の事だけでなく,人の文を聞きながらも,胸に熱く
ジーンと伝わるものがあって泣けました。でも爽やかな涙でした。
この3日間は自分の人生の何十年もの中身を含んでいたような気がします。
本当にありがとうございました。



21才女性・OL(九州)

この研修を受ける前まで生きていて良かった。
そしてお父さんも生きていて良かったと心から思う。
もし,死んじゃったら私,どうしようと思う,
「すまなかった」と思って泣いても泣ききれないと思う。
研修を受ける前は 自分を知りたいと思っていても 
やはりいつも逃げていた。
今考えると逃げていた自分が とても恥ずかしい
自分を認めるのが とても嫌だったから 凄く苦しかった。
今 この研修が終えて 本当の自分が出せる 
遣らなければいけないことが沢山有る。



33才男性・会社員(横浜)

他人に いかに自分勝手に振るまったか
良く 分った 本当に 本当にゴメンナサイ。
良く 今まで 私を許してくれました 感謝しております。
他人を思いやる心が こんなに素晴らしいなんて
気がつきませんでした,とても人間らしい いや人間そのものです
この 今の気持を忘れずに 私の周りに居る人々に接していきたい
素晴らしい機会を与えてくれた社長 素晴らしい事を発見させてくれた
とね先生 今まで我慢してくれた周りの人達に感謝しております。



35才男性・会社員(東京)

私から妻へ
解ったつもりでいながら 率直に申し訳ないと思っている。
何も解ってやれなかったのだと言う悔いが 確かなものとなって 私に迫っている。
お前の献身の情は認めていても その内部にある お前の いじらしいまでの
気持を汲み取ることは出来なかった。
感謝の念で一杯だし,私は少しでも,これからの歩みの中で,
お前の傍に近づける努力を,いとう気にはなれないだろう。
素直に,楽しく,優しく,自然に歩んでいきたい。
それでも,自分が おかしな道に歩もうとしたら,今度は遠慮なく言って欲しい。
決して逃げないし,お前と一緒になって苦しみを分ち合いたい。
「ありがとう」と一言だけおまえに贈る。



41才女性・主婦(東京)

緒婚以来20年 私は あなたの立場に立って
物事を考えた事があったでしょうか・・・・?
いつでも家の中の事はきちんとやっているし 内職をしたりパートに出たり,
こんなに 家の為に尽くしているじゃないの……こんなに働きものの奥さんが
何処に居るかしら 居ないでしょ。そう自分を かいかぶっていました。
あなたの願っていた家庭の温かさは 妻であり 母である 
私が作るべき事なのに みんな あなたばかりに求めていました。
私は 今迄 ずいぶん我を通して あなたに 色々の事を求めていました,
あなたは それを当然の様に 叶えてくれました。
私も どんどんと 増長して行きました。
でも あなたはその何倍かの苦しさを じっと耐えていてくれたんですね・・・。
いつもあなたが口癖の様に言っていた事がわかってきました。
私が このまま一生 気がつかないですぎると
子供達も同じ運命を歩くことになるよと。
本当にそう思いました ごめんなさい・・・。
これからは どんどん あなたに近づいて 人の気持の解る
人の痛みの解る人になりたいと思います。
あなたの言う,もののあわれという意味が解ってきたように思います。



18才女性・学生(東京)

お母さん ごめんなさい。涙が出てくるくらい悲しくなっちゃった。
お母さんにとって 私は,こんな子供だったのですね,
今すぐにでも会いに行って謝りたい気持で一杯です。
こんな手に負えない娘を よく今日まであいそもつかず育ててくれてありがとう。
本当に感謝の気持ちで 胸が一杯です 胸がズキンズキンして痛いくらいです。
今まで お母さんの言うことを 全て また あの小言か説教が始まった
うるさいな また 嫌味を言ってと思っていたけど 
そうじゃなかったんですね, みんな みんな私の為,それだけだったのですね。
今日 始めて そのことがわかりました。ありがとう,何度言っても足りないくらい
これからは 今日の気持ちで お母さんには 勿論, 周りの人とも
付き合って行く事が出来る。
だって みんなから つまはじきにされ 一人ぽっちになっちゃうなんて
絶対に嫌だもの。お母さん,本当にありがとう。



19才男性・会社員(仙台)

母さんへ
母さん本当にゴメンなさい 俺はいつも母さんを弱い女だと思っていたよ,
小さくて俺が何か言うと,すぐ口をつぐんでしまう母さんが,
俺はいつも強がりばかり言って生きているけど 本当は,母さんを
世の中の 誰よりも一番大切な人だと気づいたよ。
俺のことを母さん本当に愛していてくれていたんだね。
俺が どんなに ひどいことをしても,どんなに悪い事をしても,
母さんは俺のことを信用してくれていたんだね。
母さん「ありがとう」俺 一生懸命 働いて今の仕事を頑張るよ
格好をつけないで ひとつの事を やり通すよ。
誠実に,素直に生きてゆくよ 母さん本当に「ありがとう」
母さんの愛が無かったら 俺は きっと立ち直らなかったかもしれない。
きっと 何処へ行っても 俺の心の何処かに 母さんが居たんだね
母さん「ありがとう」。




人間物語の講座では 
ファーストステップに於いては視野を広げることをして ワイドな視野に成って頂き
セカンドステップに於いては 広がったワイドな視野分の行動力を身につける様に
成っています。
少なくても そこまで身に付けて頂ければ 
自分の人生が大きな広がりを持って来るのです。


ですから どこまで お伝え出来るのか解りませんが 
引き続きセカンドステップの講座にも触れた内容を お伝えして行きます。



明日からは 
私が まだ若い頃に書いた本から
伝えていこうと思います。

私は現在54歳に成りますが
私が28歳の時に書いた本です。

この本の中で 今回とは違う形で
講座の魂を伝えています。


ファースト・セカンドの辺りは この当時の方が
解かりやすく伝えているかも知れません。

それでは 
明日の人間物語のメール講座を どうぞお楽しみに