この道の果てまで・・・

ただ純粋に ただ一途に歩む時
突如として それまでとは まったく違う
次元の異なる大地が あなたの目の前に姿を現す。

★あなたの愛が 永遠の愛と成る為に 97★

2006-10-07 08:56:10 | Weblog


◇ 風の様に在る道11 ◇





その状態を
あなたに 伝えたくて
風を 喩えに使った・・・。

だが
まさに風そのものの様に
生は雄大だ。

生は
その 喩えがピッタリだ
それほど計りしれない。

それは
どんなに 賢い知識人達が
何人で かかってでも
その定義など出来るものではない。

だが 知識人達は
それを まず定義しなければ
知識として頭の中に納めることが出来ない為に

一生懸命 
それを定義しようとする
だが どんなに定義したところで
終わりっこない・・・。

だって
定義した 途端に
過去のものになり

この生は 風は
そんな定義通りに動いちゃくれない
そんな事には お構いなしだ。

生は
定義して頭に納めることなど
不可能だ。

たとえIQ300の
どんなに 賢い人が
何人かかったとしても

それは 無理だ
だが その人達にも
生を味わう事

そのものの中に
溶け去ってしまう事なら
可能だ。

知る事は不可能で
それ自体に成ってしまう事が可能・・・。

それは
何かを物語っている
何故 そんな事が可能なのだろう・・・?

それは
あなたが 
その生から出て来ているからだ・・・。

あなたは
本当はそれだからだ
それ以外の何者でもないからだ。

あらゆる生は
生からしか 産まれ出ていない
お父さんからじゃない
お母さんからじゃない

そこは
あくまで介在役だ
中間に位置する介在役。

その介在役が
「 私が 俺が 生を与えたから
私が殺す 」なんて事件が
たくさん起こっているけれど とんでもない。

その人達は
何かを 感違いしている。



そして
動物や 草や
木や 小鳥と
すべての存在は 生から産まれ出ている。

だから
あなたと
少しも変わらない。

全ての
存在の中で
これが 優れているもの
なんてものは 無い。

その逆の
これが 劣っている
な~んてものも 無い。

だって
源は 皆 同じなのだから。

だが
人間だけが 
それをやってしまっている。

事の優劣をつけたがる
人間が 存在の中で 最も
優れていると思い込んでしまっていて

存在の中に
高い低いなど
無い事を知らずにいる。

それだけでは 無い
人間以外と 比べても
まだ 飽き足らず

同じ
人間同士の中ですら
比較し合って

優劣で
喜んだり
苦しんだりしている。

そして
高い所を 目指す生か
それに 諦めて悲観する生か
それらを 紛らわす生かを
生として生きる・・・。

なんと
馬鹿げた事だろう・・・。

こんな生を
自身の生として錯覚して
あなたも 生きて 来たし
今も その延長線上に居るかも知れない。

あなたが
生の本流と出逢い
その生の中に 溶け去ってしまう日

その日
あなたに 伝えたい事は
全て 伝わってしまっている

もう
そうなったら
あなたに伝えるものは
何ひとつ残っていない。

そしたら
あなたとは さよならだ
肉体のレベルで・・・
有機体のレベルで
さよならをする・・・。