この道の果てまで・・・

ただ純粋に ただ一途に歩む時
突如として それまでとは まったく違う
次元の異なる大地が あなたの目の前に姿を現す。

★あなたの愛が 永遠の愛と成る為に 17★

2006-06-18 17:11:46 | Weblog



私が 
気づけた 
最大の理由がひとつ

それは
あらゆる方向に
最大限の努力をして生きていた時

その努力は
どこへも連れて行っては
くれない事に気づいた・・・。

その努力を
行なっている時には
努力をして 何でも自分の
思い通りに なっている時には

自分でも気づかない内に
自分というエゴを 
我ならぬ我を
より強めてしまい

すると 次々に
思い通りにしたいという感覚が
湧き起り 
それが起れば
当然 努力をしてしまう

そして 
それは 一時たりとも
私に休みを与えてくれない。

本当は
ヘトヘトになっているのに
その努力は どこへも行きつかず
ただ
自己の過大評価を
させてしまうだけだった。

そして
当然それが 過大評価だから
いつか崩れてしまうのではという

過大評価ぶんの不安が
いつも いつも心の底にあった・・・。






そして
今まで生きてきた
人生全体が 間違っていたと気づいた時

このままでは 
同じ輸の中を
グルグル回るだけだと気づいた時。

始めて
その努力全体を
逆に切り変えた・・・。

今までが
自己の エゴの強固であり
過大評価だったのだから

それを
エゴの粉砕の方向へ
ただ ありのままの事実を見る方向へ。

勿論
自分の生まれた頃まで
逆のぼって 過去の一切を見た。

何か
不安や恐怖があるたびに
それと類似した過去の一切を見た。

それを
やりにやり続けた・・・。

それを
見ようとすると
エゴが 今までの 私が
必死に なって引き戻そうとする。

それを
やめさせようとする
それを 越えて見るということは

とても
苦しいものだけれど

それを
放置したまま
それに 目を背けたり
自分を 誤まかす事の方が

よっぽど 
苦しすぎる事を
もう知ってしまっている。

だって
一生 それにビクつく未来が
見えるし それとの戦いの毎日に 成ってしまう。

だから
最初の内は あえて それらを見てみた。

すると
その内
それをすれば するほど自分が軽くなる。

そして
最後の段階では
今日までの 一切の日々に

一切の
私と 関わった人達に

憎んでいた人にも
好きだった人にも
すべてに対して

そして
今日まで 訪れた
苦しかった 状況にも
楽しかった 状況にも

すべてに
全体に 対して
私は 頭を下げた。

そして
全てに 「 ありがとう 」と 一言

そして 
全てに 「 さようなら 」の 一言

だって
今 こうやって
気づけたのは その全てがあったからだ。

決して
私がそうしたんじゃない。

ここまで
私を 色々な人や 状況が
連れてきてくれた。

その中の
僅かな物が
欠けていても
これは 起らなかっただろう。

悩んだからだ
苦しんだからだ
だからこうやって 気づけた。

悩みや苦しみは
もはや敵じゃない
むしろ 最大の友だよ!

すべてに対して
「 ありがとう 」と言ったのは
あなたにも 理解できるだろう

「 さよなら 」を 言ったのは
「 ありがとう 」だけじゃ
今度は それら全体を 自分の内側に残してしまう
生かしてしまう。

だって
それは 余りに 
ありがたかった。

言葉なんかじゃ
言い表せない感謝だ。

だから
余計それにしがみつき
内側に 留めて置きたくなる。

けれど
その すべては 
もう終ってしまっている。

今は
もう無い
自分で勝手に
無いものを 生かしめておいた

「 さよなら 」を 
言ったのは 無いものを 
ちゃんと 無くさせてあげたんだよ。

これは
とても大事な事だ

すると
未来の一切も
完全に消え去ってしまった。

もう
何ものも
私を縛るものはない。

続いて
最後の最後に 私さえも消えた
エゴは完全に 蒸発してしまった…。


だから
今の私は
悩みも 苦しみもない。

たとえ
それが来ても
私は その中に 入っていって

それと
ひとつに 
なってしまえる。

そしたら
悩みは 悩みでなく
苦しみは 苦しみでなくなる。

あなたが
それと 敵対関係にあると
悩みは 悩みであり
苦しみは 苦しみであり続ける。

それは
あなたが
それに逆らおうとするから

そうしてしまう
そうは 成りたくないとか
もっと こうしたいとか
こっちへ 行きたいとかが 有るからなんだ。

私にはもう
そんなものは 何ひとつない
生とひとつになって

それが 
連れて行くところだったら 何処にでも行く。