この道の果てまで・・・

ただ純粋に ただ一途に歩む時
突如として それまでとは まったく違う
次元の異なる大地が あなたの目の前に姿を現す。

★あなたの愛が 永遠の愛と成る為に 4★

2006-06-02 10:29:56 | Weblog

◇愛するがゆえの背伸びが あなたに齎すもの◇

まず
気づいて欲しい
大切な事は 愛と言う言葉に
あなたが あなたなりの
味付けをしてしまっているとしたら

私の言葉は聞こえず
その味付けを通して聞こうとしてしまい
その味付けに照し合せ
味付けに合うものだけを 取り入れ
合わないものは 入れない

私の話を聞いている間
あなたの中で 
何が起っているかと言ったら 
一生懸命 照し合せごっこを
してしまっている事になる。

こうなったら 
私の話は あなたの観念を
より強固にしてしまうだけになってしまい

私の話した話しが 
伝え様とする事など
いつも取り逃がす事にしかならないどころか 

あの話は 良かったとか
あの人の言っている事は
理解出来るだのと言って

日常の中に
その より強めてしまった観念を
持ち回り
それに 照し合わせ

いや ちょっと違うだの
やっぱり その通りだのと
気分の アップダウンが
相も変らず 続く事になる。

自分の観念
言葉からくる 言葉に対して
味付けしてしまっている観念を
ちょっと 捨ててごらん
そこに愛の入口が見えてくる。

愛などと言ったら
何にか知らないけど

胸が高鳴ったり
胸が躍ったり
はたまた キュンと 
胸が締め付けられたりする

そんなのを
一切捨ててごらん。

あなたは
まだ愛など知っちゃいない。

あなたは 
あなたの愛に関する考えを
自分の愛に対しての
物の見方を 知っているだけだ。

あくまでも 自分のだ
本当のじゃない。

この世にある 
唯一の道 自然達観は
極々 まれに起こるけれど

その道は
愛に添っている
愛イコール理解
愛とは 理解を言う。

それも すべての理解
全面的な理解
大いなる理解

解釈じゃ 駄目だ
解釈は あなたが入っている。

あなたの知識
あなたの体験
あなたの 過去が入ってしまっている。

それでは
真の理解は起こらない。

理解とは
そうした一切が入らない
いわゆる あなたが あなたと思って
しまっているものは 入らない。

それを 超えている。

もしも
愛が本当に
起っていたり

あなたが言う
愛と言うものが 本当のものだとしたら

もう
とっくに
あなたは この事に辿り着いて
しまっている。

何故なら
愛だけが 
この事に辿り着ける道なのだから。


あなたが言う
愛においても
部分的にではあるけれど
これは起っている。

部分的にでも 
理解せずには
愛は 起らないからだ・・・。

何故
部分的かと言うと

自分にとって
都合のいい部分には
全理解を傾けるが

白分にとって
都合の悪い部分には
まったく 理解を傾けない。

だから
全体なる理解をした事がないから
部分的にしか 愛は起こらない。

ところが
部分的にでも 甘美なものだから
これに酔ってしまう。

そして
この段階で
私は 彼を愛しているだの
彼女を 愛しているだのとなる。

本当は 
何が起っているかを
理解する為に
「私はあなたを 部分的に愛しています」と
言うべきなのに…。

そして
ここまでのことが
どんな愛でも
我欲の愛でしかない

どんな愛でも
必ず崩れる運命になっていると言う
理由である。





何故なら
あなたの理解している部分だけしか
相手に無いのならばいい。

だが
実体は違う
むしろ あなたが理解している部分の方が
ほんの一部に等しい。

ほんの一部に等しいのに
あなたは 全部解ったつもりでいる。

そして
相手もそれに気づいているから
それに 応えようとする。

ここで
愛を無理矢理
作り出してしまっている。

自分の
行為行動は
ふりでしかない 演技でしかないと 解りながらも

この甘美な気分を 
逃したくない
この気分は 相手によって
もたらされた物だから
その相手を 失しないたくないと言う感覚も手伝い
あなたの理解した ほんの一部に
自分を当てはめ 演じ様とする・・・。

これは 
何にも男女の問柄だけではなく

会杜の 上司に対して
上司のお気に入りの部分が
なんとなく理解出来ていて
その部分に
自分を当て嵌め様とする。

最初の内は良いけれど
だんだん あなたは苦しくなってくる。

すると どうだろう

あなたは
自分の判断によって
そうしたはずなのに
何にも そうしなくても良かった筈なのに

そうさせたのは あいつだと
その相手に対する憎しみを
あなた自身の中で 育てて行ってしまっている。

それが
いつ爆発しだすのか
それを見ている第三者の
私の方が 余程 恐い。

そして 
それが だんだん
大変になってくる。

我ならぬ我
絶対的に 手に出来ない
偽わりを求めて歩く。

最初から 
結果は明らかだ。

そして
誰一人 
そんな事をあなたに
強制する事など不可能なんだよ。



しかし
にもかかわらず だんだん愛など
後かたもなく消えて行っているのに
まだ 愛が有る振りをする・・・。

これを すればするほど
愛など 自分の手で
壊して行ってしまう。

だって 
振りだと言う事ぐらい
誰にでも解るし
この振りをさせている対象者を
あなたは もっと憎むし
凄まじい 憎しみを 
見せない為の振り。

これは
もう悪循環であり
すべてが 破壊以外の
何ものでもない。

そして 
壊れてしまっているのに
それを見ず
それから目を背けてしまっていると・・・。

それらを 忘れる為
そこで 傷ついた我が身を
癒す為の
別の愛が 欲しくなる。

しかし
最初と同じ道を 通っている事に
本人は気づかない。