恩師のご著書「思いの中に生きる」より
「先祖供養」について(その1)
先の続き・・・
「戒名」について
今日はお坊さんはお見えになっておられませんね。
お坊さんの営業妨害になったら叱られますので。
夕べですが、「戒名」についてテレビで言っていましたね。
お寺さんが戒名いくら、お布施いくらと決めるのは、宗教上ちょっとおかしい。
だから、宗教法人への税金を考えないといかんということがニ
ュースに出ていましたね。
まるで商売。
或る方は言われました。
お寺さんに行きますとメニューみなたいに、「この戒名やったらいくら、
これやったらいくら、どれにしますか」言うて、
見せてくれはるそうですね。
「戒名のメニュー」です。
しかし、いくらいい戒名をつけても、
それは亡くなった方には何の関係もないそうです。
わからないからです。
その証拠に、あの世の霊の方と数え切れないほどお会いさせてもらって
お救いさせていただきましたが、
そういう方は皆、戒名は何にもならんとおっしゃいます。
そして、呼び出す場合に戒名を呼んだら出てきません。
自分のこととわからないんですね。
俗名を呼んだらすぐに出てきます。
「おい、はっつぁん」と言ったらすぐ出てきます。
「おい、熊さん」と呼んだらすぐ出てきます。
常に一番親しい自分の呼び名を覚えているんですね。
だから、戒名なんか呼んでも出てこられません。
そのようになっております。