バス旅行、第2「談」。
今度は、伊勢神宮がメイン。
と言っても、1日目は移動だけで終わってしまった。
2日目は、自由行動の予定だ。
しかし、前日になって、寄ろうと思っていた鳥羽の店がほぼ定休日と判明。
仕方なく、志摩スペイン村という遊園地へ行くことに。
ガイドブックを見ても、いかにもネズミーランドのパクリのような。
心が重くなって、もやもやしながら眠りについた。
ホテルが志摩にあったので、歩いてスペイン村へ行った。
駐車場、ガラガラ。予想していたけど、あまりにもガラガラ。
ネットの口コミで、スペイン村の乗り物は10分も待たないで済むとあった。
これは、本当に本当に本当である情報であった。
もう一つ、「名前は忘れたが、女の子の猫(の着ぐるみ)がすごく良かった」との情報も。
これは、入り口を入るとすぐに現れた。
名前は、ダル。ピンクのフラメンコ衣装だ。
このダルが、私の冷めたテンションを一気に上げてくれた。
一緒に写真を撮って笑い、ジェスチャーでいろいろ教えてもらった。
楽しい気分になって、ガラガラのアトラクションへ。
最初に、遊園地にはよくあるブランコのような舟へ。
怖いけど、こういう定番のものは楽しい。
次には、ピレネーという吊り下げ式ジェットコースターへ。
小学生が10人ほどいたが、私たちは後から来たのになぜか最前列へ。
夫が怖くてどうすればいいか聞くので、持ち手をしっかり握って、
脇をしめて、頭はおもいっきり後ろへ着けるよう伝え、スタート。
キャーキャー叫びながら楽しんでいたが、隣の夫の声が聞こえない。
ふと、横を見ると、夫は頭を垂れて目をつぶって顔は虚ろ。
失神しているのかと焦ったが、よぼよぼ降りてきたので安心したら、
どうも首が痛いらしい。
ジェットコースターでムチウチって、どんだけ揺さぶられたんだか。
あとは、フランメンコショーを見て、迫力に圧倒された辺りから、全部回ってみたくなった。
ということで、敷地内はほぼ制覇。
開園開始9:30に来たのに、1:30まで満喫してしまった。
駅までのバスが1時間に1本なので、猛ダッシュしてギリギリ間に合った。
さあ、次はいよいよ伊勢神宮だ。
伊勢市駅から、歩いて外宮(げくう)へ。
こちらは、日本の神様の頂点である天照大御神のお食事処とその用意をする
豊受大御神(とようけのおおみかみ)という衣食住の神様と他のいくつかの神様の場所だ。
たまたま近くにいたガイドさんが一緒に説明を聞かせてくれて、ここはお願いにくる所でないと知った。
今までもこれからも自分以外のことや人のことも、感謝する神社なのだ。
ただ一つ、多賀宮(たかのみや)というところはお願いができる。
なぜなら、豊受大御神の荒御魂(あらみたま)という活発な魂が祀ってあるからしい。
このことについては、未だおぼろげな理解なので上手く説明できない。
でも、神様に感謝するということは、なんともありがたいことだ。
今までの嫌な出来事も病気のことも、これでいいって思えてくる。
ちゃんと、守られていたんだって。
1500年の歴史があると一言にいうには表せられないような壮大で清らかで温かい場所だった。
そんな神聖な気持ちを切り替えて、次は松阪へ。
もちろん、お目当ては松阪牛。
今年は、結婚記念日のお祝いをしていなかったので、奮発した。
和田金。
このお店、全国的に知られる有名店らしい。
美味しい松阪牛が食べたーいと軽い気持ちだったが、店の中には仲居さんがずらり。
ガラス越しに驚いて、店の前を通過してしまった。
呼吸を整え、いざ入店。
仲居さん2人に個室に通され、自分達が場違いな客であるであることに戸惑った。
ほぼ終始仲居さんが世話(焼いたり下げたり)してくれるので、夫は緊張したのか無言。
私も疲れていたし、食べて飲んで、たまに仲居さんに質問したり。
高級店は、どう背伸びしても馴染めないみたい。
帰りのタクシーのおっちゃんの気さくさで、なんだかやっと気が楽になった。
3日目は、いよいよ内宮(ないくう)。
伊勢神宮のメインはこちら内宮で、敷地も一番広く往復2km以上。
伊勢神宮はすべて合わせると、伊勢市の4分の1もあるという。
こちらは、天照大御神のお住まいである。
外宮は左側通行だが、内宮は右側通行。
そしてそして、真ん中は神様の通り道なのである。
あまり目立たない石が仕切りなので、知らないで真ん中を通る人もいた。
なんというか、一つ一つに意味があるんだと知るとと、よく分からなくても感銘を受ける。
これってどんな意味があるのかと思いながら見ると、あとで知ってまた感慨深い。
昼食に、伊勢うどんとてこね寿司を食べた。
うどんというジャンルに入れたくないほど、伊勢うどんはソフト。
食感はまるで「すあま」。具は、ネギと鰹節だけ。
伊勢うどんは、うどんとは別の料理だ。
食後は、おはらい町&おかげ横丁へ。
食べ物やお土産のお店がレトロな町並みにたくさん並んでいる。
でも、前日に3万歩も歩きまくっていたので、ここでは疲れがピークでバテバテだった。
しかも、通り雨が何度も降って、傘のない私たちは雨宿りでペースがみだれる。
お土産も随分迷って決め、ふと聞こえた鈴虫の音色。
店内で鈴虫を飼っていたようだ。風情があるなぁ。
帰ってから、氏神様のところへお参りに行こうと思ったが、まだだ。
全部は知らないが、私は日本が好きだ。
今度は、伊勢神宮がメイン。
と言っても、1日目は移動だけで終わってしまった。
2日目は、自由行動の予定だ。
しかし、前日になって、寄ろうと思っていた鳥羽の店がほぼ定休日と判明。
仕方なく、志摩スペイン村という遊園地へ行くことに。
ガイドブックを見ても、いかにもネズミーランドのパクリのような。
心が重くなって、もやもやしながら眠りについた。
ホテルが志摩にあったので、歩いてスペイン村へ行った。
駐車場、ガラガラ。予想していたけど、あまりにもガラガラ。
ネットの口コミで、スペイン村の乗り物は10分も待たないで済むとあった。
これは、本当に本当に本当である情報であった。
もう一つ、「名前は忘れたが、女の子の猫(の着ぐるみ)がすごく良かった」との情報も。
これは、入り口を入るとすぐに現れた。
名前は、ダル。ピンクのフラメンコ衣装だ。
このダルが、私の冷めたテンションを一気に上げてくれた。
一緒に写真を撮って笑い、ジェスチャーでいろいろ教えてもらった。
楽しい気分になって、ガラガラのアトラクションへ。
最初に、遊園地にはよくあるブランコのような舟へ。
怖いけど、こういう定番のものは楽しい。
次には、ピレネーという吊り下げ式ジェットコースターへ。
小学生が10人ほどいたが、私たちは後から来たのになぜか最前列へ。
夫が怖くてどうすればいいか聞くので、持ち手をしっかり握って、
脇をしめて、頭はおもいっきり後ろへ着けるよう伝え、スタート。
キャーキャー叫びながら楽しんでいたが、隣の夫の声が聞こえない。
ふと、横を見ると、夫は頭を垂れて目をつぶって顔は虚ろ。
失神しているのかと焦ったが、よぼよぼ降りてきたので安心したら、
どうも首が痛いらしい。
ジェットコースターでムチウチって、どんだけ揺さぶられたんだか。
あとは、フランメンコショーを見て、迫力に圧倒された辺りから、全部回ってみたくなった。
ということで、敷地内はほぼ制覇。
開園開始9:30に来たのに、1:30まで満喫してしまった。
駅までのバスが1時間に1本なので、猛ダッシュしてギリギリ間に合った。
さあ、次はいよいよ伊勢神宮だ。
伊勢市駅から、歩いて外宮(げくう)へ。
こちらは、日本の神様の頂点である天照大御神のお食事処とその用意をする
豊受大御神(とようけのおおみかみ)という衣食住の神様と他のいくつかの神様の場所だ。
たまたま近くにいたガイドさんが一緒に説明を聞かせてくれて、ここはお願いにくる所でないと知った。
今までもこれからも自分以外のことや人のことも、感謝する神社なのだ。
ただ一つ、多賀宮(たかのみや)というところはお願いができる。
なぜなら、豊受大御神の荒御魂(あらみたま)という活発な魂が祀ってあるからしい。
このことについては、未だおぼろげな理解なので上手く説明できない。
でも、神様に感謝するということは、なんともありがたいことだ。
今までの嫌な出来事も病気のことも、これでいいって思えてくる。
ちゃんと、守られていたんだって。
1500年の歴史があると一言にいうには表せられないような壮大で清らかで温かい場所だった。
そんな神聖な気持ちを切り替えて、次は松阪へ。
もちろん、お目当ては松阪牛。
今年は、結婚記念日のお祝いをしていなかったので、奮発した。
和田金。
このお店、全国的に知られる有名店らしい。
美味しい松阪牛が食べたーいと軽い気持ちだったが、店の中には仲居さんがずらり。
ガラス越しに驚いて、店の前を通過してしまった。
呼吸を整え、いざ入店。
仲居さん2人に個室に通され、自分達が場違いな客であるであることに戸惑った。
ほぼ終始仲居さんが世話(焼いたり下げたり)してくれるので、夫は緊張したのか無言。
私も疲れていたし、食べて飲んで、たまに仲居さんに質問したり。
高級店は、どう背伸びしても馴染めないみたい。
帰りのタクシーのおっちゃんの気さくさで、なんだかやっと気が楽になった。
3日目は、いよいよ内宮(ないくう)。
伊勢神宮のメインはこちら内宮で、敷地も一番広く往復2km以上。
伊勢神宮はすべて合わせると、伊勢市の4分の1もあるという。
こちらは、天照大御神のお住まいである。
外宮は左側通行だが、内宮は右側通行。
そしてそして、真ん中は神様の通り道なのである。
あまり目立たない石が仕切りなので、知らないで真ん中を通る人もいた。
なんというか、一つ一つに意味があるんだと知るとと、よく分からなくても感銘を受ける。
これってどんな意味があるのかと思いながら見ると、あとで知ってまた感慨深い。
昼食に、伊勢うどんとてこね寿司を食べた。
うどんというジャンルに入れたくないほど、伊勢うどんはソフト。
食感はまるで「すあま」。具は、ネギと鰹節だけ。
伊勢うどんは、うどんとは別の料理だ。
食後は、おはらい町&おかげ横丁へ。
食べ物やお土産のお店がレトロな町並みにたくさん並んでいる。
でも、前日に3万歩も歩きまくっていたので、ここでは疲れがピークでバテバテだった。
しかも、通り雨が何度も降って、傘のない私たちは雨宿りでペースがみだれる。
お土産も随分迷って決め、ふと聞こえた鈴虫の音色。
店内で鈴虫を飼っていたようだ。風情があるなぁ。
帰ってから、氏神様のところへお参りに行こうと思ったが、まだだ。
全部は知らないが、私は日本が好きだ。