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『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の5本目@西宮)

2020年01月20日 | 映画(ら行)
『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(原題:Long Shot)
監督:ジョナサン・レヴィン
出演:シャーリーズ・セロン,セス・ローゲン,オシェア・ジャクソン・Jr.,
   ジューン・ダイアン・ラファエル,ラヴィ・パテル他
 
TOHOシネマズ西宮にて5本ハシゴの3本目。
前述の『劇場版 すみっコぐらし』で爆睡して睡眠じゅうぶん(笑)。
でもこれはもし寝不足でも寝なかっただろうな。
 
私、数年前までは苦手だったはずなんです、セス・ローゲンのことが。
なのにいつの頃からかそんなに苦手でもなくなり、
気がつけばわりと好きかもと思っていたりします。
たぶん『50/50 フィフティ・フィフティ』(2011)以降はオッケー。
ジョナサン・レヴィン監督の作品は阿保さと真面目さのバランスがいい。
その点もセス・ローゲンと合っているように思います。
 
ちなみに原題の“Long Shot”には「大穴」の意味があるそうです。
 
体を張った取材で定評のあるフレッドは、ニュース雑誌『ブルックリン』のジャーナリスト。
しかし、会社が成金のメディア王ウェンブリーに買収されると知って激怒、退職する。
落ち込むフレッドを勇気づけようと親友ランスが連れ出したパーティーで、
かつての隣人でありシッターであり、なおかつ初恋の相手だったシャーロットに再会。
 
才色兼備の彼女は現在国務長官として大活躍する身。
次期大統領選への出馬も取り沙汰されている全米大注目の女性。
あの頃、思い余って彼女にキスをして、勃起してしまった過去があるから、
とても顔など合わせられないと逃げ出そうとしたとき、
彼女のほうからお呼びがかかる。軽く思い出話をしてさようなら。
 
ところが後日、スピーチライターになってほしいと頼まれ、
まさかそんなたいそうな話は受けられないと断るが、
彼女の熱意にほだされ、給料に釣られ、引き受けることにするのだが……。
 
シャーロットにはいくつになっても美しいシャーリーズ・セロン
メディア王ウェンブリー役はアンディ・サーキスなのですが、
この人のモーションキャプチャーばかり見ているからか、
こうして普通の顔で出てこられても、ゴラムに見えてしまう。(^^;
ボンクラ大統領にはボブ・オデンカーク
イケメンだけど笑い方がキモいカナダ大統領役のアレキサンダー・スカルスガルドは、
このところ凄いカメレオン役者ぶりを見せています。
ランス役のオシェア・ジャクソン・Jr.も頼れる親友そのもので、なんだか良いキャスト。
ボーイズIIメンも出演しています。懐かしくて嬉しい。
 
子どもさんには絶対に見せられない下ネタのオンパレード。
ようやるわとドン引きしたシーンもあるほどなのですけれど、
なぜこんなにも下ネタてんこ盛りの作品で涙ぐんでいるのか、私(笑)。
 
下ネタ満載でも真面目。笑ってドン引きして泣けます。
このバランスは大切。

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