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21回目~25回目の『ボヘミアン・ラプソディ』

2019年02月19日 | 映画(は行)
20回目までの『ボヘミアン・ラプソディ』の感想はこちら

21回目と22回目の『ボ・ラプ』は、どちらも109シネマズ大阪エキスポシティにて、
IMAXレーザーGT2D版を鑑賞しました。

21回目は『TAXi ダイヤモンド・ミッション』とハシゴ。
職場の同僚で古稀を過ぎている友人と一緒に。
彼女はこれが人生初の「映画のハシゴ」で、それにつきあえたことを嬉しく思いました。

『TAXi』の鑑賞後に彼女のご主人とロビーで待ち合わせ。
本当はこのIMAXシアターに関しては、エグゼクティブシートよりさらに後方のほうがいい。
だけどご主人は初めての『ボ・ラプ』だし、座り心地のいい席で観ていただくのがよいかと、
エグゼクティブシートを押さえていました。

観終わって、ご主人の口からは特に感想が発されることなく、
あぁ、あかんかったんやなと思っていたら、
「クイーンって、実在のバンドやってんね」と言われてひっくり返りそうになりました。
「エンドロール見てたら、フレディっていう人が作った曲あったもんね」。
えーっ、エンドロールが始まるまで、実在のバンドやと知らずに観てはったんかいと、
もう可笑しくて可笑しくて。
しかしご主人は翌日麻雀友だちと「観てきたで」という会話で盛り上がったらしく、
何はともあれよかったです(笑)。

22回目はその2日後、同劇場で『チワワちゃん』とハシゴ。これはひとりで。
エグゼクティブシートより後方中央の席で観ました。やっぱりよかった。

23回目は「映画の日」に、5本ハシゴの〆として。
ありとあらゆるバージョンを鑑賞してきましたが、
TOHOシネマズなんばのIMAX版を観ていないことに気づいたもので。
そろそろ上映回数も減ってきた頃、20時からの上映でガラガラかと思いきや、
どうしてどうして、9割方座席が埋まっていました。
IMAXはエキスポシティがいちばんですが、その次にいいのはなんばかも。
これだけ客が入っているのに、IMAX版の上映はその翌週限り。もったいない。
(→その後IMAX上映期間が延長され、なんばではまだ上映中です。)

その翌日、ダンナが早朝にタイから帰国。
洗濯やらなんやらがあるから、映画は午後から2本にしようと思っていました。
ところがダンナを迎えに行く途中に寄ったパン屋で流れていた曲が“Somebody To Love”。
これって今日も私に観に行けということですよね!? ちゃうか(笑)。
11時にダンナが散髪に行くというものですから、
ほなら私はそれまでに洗濯を済ませて、とっとと映画に行こう。
24回目、大阪ステーションシティシネマにて。
オンライン予約時点で残席わずか。後方中央寄りにポツンとひとつ空席が。
そこを押さえて昼前に劇場に到着したら、すでに満席でした。

満席のなかでの『ボ・ラプ』鑑賞は最高です。
特にステーションシティシネマで観るときはいつも雰囲気がとても良い。
この日は私の左隣に若いカップル、右隣におばちゃん二人連れ。
どちらもライヴエイドのシーンで泣いているから私も泣いてしまいました。
あれ?もしかすると私が泣いているから両隣もつられて泣きはったんかも(笑)。

25回目も同じく満席の大阪ステーションシティシネマで鑑賞。
24日目の8日後に観ました。

しょうもないことなのですが、毎回気になっているのがこんなこと。
ロックフィールド農場に着いたとき、靴どろどろやのにそのまま部屋に上がって大丈夫やったんか。
フレディ邸でのパーティでディーキーはいつ帰ったのか。
ジョン・リードが車から降ろされて腹いせに投げつけたバッグはどうなったのか。
それと、モテ男のはずのロジャーの奥さん、彫りは深そうだけど美人とは言いがたく、その化粧怖すぎる。
ロジャーの隣には可愛い女性にいてほしい、と思うのは失礼でしょうか。すんません。

フレディの家に飾られているマレーネ・ディートリヒのポスターを観て
久しぶりに彼女の映画を観たくなったり、
レイ・フォスターの事務所での会話からピンク・フロイドの『狂気』が聴きたくなったり。
『狂気』は改めて聴いてみたけれど、私にはわかりません。(^^;

しかしなんですね、金閣寺のお札「金閣舎利殿御守護」が貼られていたことに
1回観ただけでに気づく人もいれば、
私のように10回以上観てやっと気づく者も。視野の広さの問題かしらん。

エンドロールが始まると同時に席を立つ人がこんなにも少ない作品は
私はいままでに体験したことがありません。
25回観ましたが、エンドロールが完全に終了するまでに席を立った人は延べで20人いないと思います。
かくいう私は一度だけ、ハシゴの都合で“The Show Must Go On”が始まると同時に退場したことはありますが。(^^;

職場のお姉様がエキスポシティで『ボ・ラプ』を繰り返し観たおかげでポイントが貯まったとのこと。
「ポイントを使って無料鑑賞したいと思うのだが、『ボ・ラプ』のIMAX版はポイント鑑賞できないから、
ほかにお薦めの映画があれば教えてほしい」と言われました。
『七つの会議』をお薦めしたところ、さっそく観に行かれました。
お姉様曰く、「とても面白かったけれど、隣のシアターで『ボ・ラプ』を上映していると思ったら気が気でない。
ほかの映画を観てやっぱり『ボ・ラプ』の良さがわかって戻るというのは、
つきあっていた人から離れてほかの人とつきあってみて、やはり元の人に戻る、恋人みたいなもんなんかな」。
「そうですね。いずれ別れなければならないことがわかっている恋人みたいなもんですかね」と私。

お別れの日も近づいてきたようなので、せいぜい別れを惜しみます。自然消滅は嫌だ(笑)。
今度の土曜日はなんばパークスシネマへ「爆音絶叫上映」に行ってまいります♪

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