夜な夜なシネマ

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『クリード チャンプを継ぐ男』

2016年01月05日 | 映画(か行)
『クリード チャンプを継ぐ男』(原題:Creed)
監督:ライアン・クーグラー
出演:シルヴェスター・スタローン,マイケル・B・ジョーダン,テッサ・トンプソン,
   フィリシア・ラシャド,アンソニー・ベリュー,グレアム・マクタヴィッシュ他

前述の『映画 ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』の後、
TOHOシネマズ梅田別館アネックスへ移動。
12月初めの改装後、むきだしだった入り口に扉が付き、
階段やフロアの絨毯が敷き直されてシックに。
照明も落とされてちょっとオシャレな雰囲気になっています。
が、トイレを覗いてみたら相変わらず和式だった。
みんながいちばん改装を望んでいるのはそこだと思うのよ。

“ロッキー”シリーズの続編というのかスピンオフですと。
いろんなことを考えるものですねぇ。
『フルートベール駅で』(2013)のライアン・クーグラー監督と
主役を演じたマイケル・B・ジョーダンのコンビ復活。
脇役でも名前は最初にクレジットされるシルヴェスター・スタローンの貫禄。

亡くした妻の名前を冠したレストランを営み、
いまだ英雄としてもてはやされながらも孤独に暮らすロッキー・バルボア。
ある日、彼のもとへ青年アドニス・ジョンソンが現れる。

アドニスは、かつてロッキーと死闘を繰り広げた永遠のライバルにして
無二の親友だったアポロ・クリードの隠し子。
少年時代のアドニスは、自分の父親のことを知らず、荒れた生活を送っていた。
しかし、アポロの妻メアリー・アンが彼を引き取り、
十分な教育を受けさせて立派に育て上げたのだ。

アドニスはメアリー・アンに心から感謝しているものの、
どうしてもボクシングへの思いを断ち切ることができない。
一流企業に入社して昇任したばかりだというのに辞職。
ロッキーを訪ねてトレーナーになってほしいと懇願する。

すでにボクシングの世界からは足を洗ったつもりでいたロッキーだが、
アドニスの情熱に突き動かされ、ついにトレーナーを引き受ける。
父親の七光りでリングに上がりたくはないと、
クリードを名乗らずにジョンソンで通そうとするアドニスだったが……。

どうにもこうにも予想できる展開なのに、その王道に泣かされしまいます。
マイケル・B・ジョーダンは凄い肉体。色っぽくていいですねぇ。
対する無敵のはずのチャンピオン役がいまいちしまらない体でガクッ。

場内はオッサン客で満杯。
何年経とうと客を呼べるロッキー。もう一度観たくなります。
私は“スター・ウォーズ”よりもこっち。続編ありそう。

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