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『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の10本目@伊丹)

2019年07月05日 | 映画(は行)
『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』
監督:野口照夫,山本清史
出演:坂口健太郎,吉田鋼太郎,佐久間由衣,山本舞香,佐藤隆太,財前直見他
声の出演:南條愛乃,寿美菜子,悠木碧他
 
TOHOシネマズ伊丹にて、『ザ・ファブル』の次に。
 
昔はドラマもよく観ていましたが、今はその時間がありません。
映画と本と野球以外にドラマにまで時間を費やしたら倒れてしまう(笑)。
しかし、このドラマはなぜか観ていました。
映画をこんなによく観るようになる前もゲームはほぼしなかったものの、
“ドラゴンクエスト”と“ファイナルファンタジー”だけはしていたのと、
友だちから薦められたのが観ていた理由です。
 
評判を呼んだブログの映像化。
映画版とドラマ版のキャストを書いてみます。
←の前が映画版、←の後がTVドラマ版。
 
会社の同僚:井出里美 ← 馬場ふみか
会社の先輩:佐藤隆太袴田吉彦
 
役名はすべて変更されているほか、
ドラマ版では設定のなかった主人公の妹が登場。
ドラマ版と同じ野口照夫監督がメガホンを取り、
ゲーム内のパートもドラマ版と同じく山本清史監督が担当。
 
広告代理店に勤めるアキオ(坂口健太郎)。
仕事人間の父親(吉田鋼太郎)とはほとんど会話がなく、お互いどう接して良いのかわからない。
そんな父がある日突然、会社を辞めてきたと言う。
専務目前、リストラされたわけでもないのに、なぜなのか。
 
一日中ぼうっとしている父に母親(財前直見)と妹(山本舞香)は困惑。
父親が何を考えているのか知る方法はないものかとアキオは頭をひねる。
ふと思いついたのが、父親と遊んだ唯一の思い出、“ファイナルファンタジー”。
 
アキオは“ファイナルファンタジーXIV”のゲームソフトを父親にプレゼント。
ゲームを始めた父親の様子を窺いながら、アキオ自身も自室でログイン。
初心者で戸惑う父親に正体を隠して近づき、一緒に冒険を始めるのだが……。
 
千葉雄大と大杉漣、それに石野真子のイメージも強く、
ドラマ版のほうがよかったかなぁと思わなくもありません。
ただ、“ファイナルファンタジー”をしていた者としては懐かしく、
時折ふきだしながら楽しく観ることができました。
 
山本舞香演じる妹の存在が良くて、
男親と息子、男親と娘ってこんなものかもしれないなぁとしみじみ。
口下手の父親って実際にも多いのかな、多そうだ。
面と向かってしゃべるのが苦手なら、こんなコミュニケーションの取り方もアリ。

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