夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

今年観た映画50音順〈ら行〉

2007年12月30日 | 映画(ら行)
《ら》
『ラッキーナンバー7』(原題:Lucky Number Slevin)
これもジョシュ・ハートネット主演。
仕事はクビ、彼女は浮気、不運続きの青年スレヴンは、
友人ニックを頼ってNYへとやって来る。
ところがニックは不在で、ニックを訪ねて来た怪しい面々に
ニックと間違われて拉致される。
どうやらニックはギャングに借金があるらしい。
借金を帳消しにする条件として、
敵対するギャングのボスの息子を殺すように言われて……。
豪華キャストでテンポ良く、最後はあっぱれなどんでん返し。

《り》
『Little DJ 小さな恋のものがたり』
つい先日、ロードショーにて。
函館に住む野球少年の太郎は、ひそかにラジオが大好き。
野球中継や音楽番組のDJをそのまま真似るのが得意。
ある日、試合中に倒れて、入院生活を送ることになる。
昼休みに院内に流れるクラシック音楽の発信源を探ってみると、
それは院長の部屋だった。
院長にDJに抜擢された太郎は、翌日から音楽番組を開始する。
ボロ泣きしてしまいました。
今から約30年前の設定で、当時に小学生だった人なら(まさに私)、
何もかも懐かしく映るかも。

《る》
『ルワンダの涙』(原題:Shooting Dogs)
実話に基づく。
フツ族出身の大統領暗殺を、ツチ族の仕業だと考えたフツ族が、
ツチ族を皆殺しにしようとする。
海外青年協力隊の一員としてルワンダにやってきた英国人教師ジョーは
クリストファー神父とともに、公立学校にツチ族を匿う。
昨年話題となった『ホテル・ルワンダ』と同じ虐殺事件を
白人の視点から描いています。

《れ》
『レイヤーケーキ』(原題:Layer Cake)
6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグ主演。
腕のいい麻薬ディーラーである男が、
全盛期の間に足を洗おうと決めた矢先、仕事の依頼が舞い込む。
それは、闇社会の大物の娘を探し出すことと、大量の麻薬を売りさばくこと。
安易な仕事だと思って引き受けたところ、殺し屋に命を狙われるハメに陥り……。
これぞ英国の犯罪サスペンス映画。地味だけど、好き。

《ろ》
『ローズ・イン・タイドランド』(原題:Tideland)
変人テリー・ギリアム監督のグリム童話シリーズ。
『不思議の国のアリス』を愛する少女ローズは、両親共にヤク中。
母親が亡くなり、父親はローズを連れて里帰り。
草原に建つ一軒家に転がり込むが、そこで父親も死んでしまう。
怪しげな女性の世話になることになったローズだが……。
「部屋が荒れている人は心も荒れているのよ」という言葉が
なぜか心に残りました。

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