夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『私がモテてどうすんだ』

2020年08月10日 | 映画(わ行)
『私がモテてどうすんだ』
監督:平沼紀久
出演:吉野北人,神尾楓珠,山口乃々華,富田望生,伊藤あさひ,奥野壮,
   上原実矩,坂口涼太郎,ざわちん,優希美青,宮崎秋人,戸田菜穂他
 
109シネマズ箕面にて。
別に観逃してもいいやと思っていましたが、時間が合ったので。
観てみたら結構おもしろくて笑った。
しかし、客は私のみ。7月4回目の“おひとりさま”でした。
 
原作はぢゅん子の人気コミックとのこと、知りません。
イケメンキャストと言われても、名前ひとりも知らんし。(^^;
 
ぽっちゃり体型の高校生、花依(富田望生)はボーイズラブ好き。
同じ高校のイケメンたちを見て、彼らの絡みを妄想するだけで幸せ。
その気持ちを分かち合えるのは、親友のあまね(上原実矩)だけ。
 
ある日、大好きなアニメキャラが作品上で突然死。
ショックのあまりひきこもり、学校にも行けず。
1週間後、母親(戸田菜穂)から言われて花依を起こしに来た兄(宮崎秋人)は
布団をめくってびっくり。
図らずもダイエットとなった花依が激ヤセして超可愛くなっていたから。
 
登校すると、みんな花依(山口乃々華)の大変身に驚く。
今まで彼女に目もくれなかったイケメンたちがこぞって彼女の虜に。
同級生の五十嵐(神尾楓珠)、七島(伊藤あさひ)、後輩の四ノ宮(奥野壮)、
それに先輩の六見(吉野北人)らからつきあってほしいと言われた花依は……。
 
『ヲタクに恋は難しい』を観たときにも思いましたが、
オタクの人がオタクじゃない人と恋愛するのって大変なんですね(笑)。
趣味なんて人それぞれだから何でもいいような気がするけれど、
オタクだとバレると絶対ドン引きされるって、そうなんですか。
 
オタクの想像力、いや、妄想力がスゴイ。
後半30分ぐらいの、花依を痩せさせるために目の前にぶらさげられたニンジン、笑った。
こんなに効き目があるのなら、演じ甲斐もあるというもので。
 
彼女の見た目に唯一左右されなかった先輩・六見とくっつけばいいと思ったけど、
こちらの思うようには行かないんだなぁ。
安直に誰ともくっつかないところがいいところ。あ、ネタバレ御免。
 
残念ながらタイプの男子はいない。
タイプがいるからってこの歳で胸ときめかせたら、妄想すぎてあかん。(^^;

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