『ピクセル』(原題:Pixels)
監督:クリス・コロンバス
出演:アダム・サンドラー,ケヴィン・ジェームズ,ミシェル・モナハン,ピーター・ディンクレイジ,
ジョシュ・ギャッド,ブライアン・コックス,アシュレイ・ベンソン,ショーン・ビーン他
声の出演:柳沢慎吾,木村雅史,本田貴子,神谷明,かぬか光明,浦山迅,田中正彦他
『ピクセル』〈字幕版〉は観たから、もうじゅうぶん。
吹替版には興味なく、いくらフリーパスがあってもスルーする予定でした。
が、ぽこっと時間が空いたこの日、仕事帰りに何か観ようと思ったら、
伊丹でこれを観るか、西宮で『HERO』を観るかの選択しかない。
未見の『HERO』を観るべきだよねと職場で賛同を得ようとしたら、
わが職場ではキムタクの人気なく、こっちを観に行くべきでしょうと。
で、行ってきました。
字幕版となんら変わるところなく、ゲームは懐かしく、音楽も楽しく。
だけど、吹替版で観るとかなりウザイ作品だと気づきました(笑)。
どこがどうウザイのか説明できないのですが、まず笑えない。
字幕版は終始ニヤニヤしながら観ていたのに、吹替版はなんだかスベる。
こっちを先に観なくてよかったと心底思いました。
両方観たおかげ(というのか2度観たおかげ)でわかったのは、
序盤、夫の浮気に傷心するヴァイオレットがクローゼットに持ち込んで飲むワイン。
字幕版を観たとき、ちらりと見えたそのワインのエチケットに、
これはニュージーランドの“Cloudy Bay”ではと思っていました。
確か字幕は「クローゼットに白ワインを持ち込んでいる状態が大丈夫に見えるか」みたいな感じでしたが、
はたしてここでシャルドネという言葉が必要あるのか疑問。
ワインで十分でしょと思ったけれど、おかげで“Cloudy Bay”のシャルドネだと判明。
このエチケット、かなり好きです。
備忘録代わりに書いておきたかったのはこんなことのみ。
すごく好きだった『アントマン』も、もしかすると吹替版で観るとこんな感想なのかしらん。
だとしたらショックだけど、ステマかどうか確認しに行ったぐらいだもの、
駄作かどうかは自分の目で確認するのが信条(笑)。