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Vol.94【 導く 】

2014-05-16 19:43:27 | 自己啓発
Vol.94【 導く 】



「・・・兄弟が私大でさ、私まで私大は・・・無理だって・・・

なんか変だと思うんだけどね(笑)、

でも、大学行きたくて、勉強して、結局、私大に受かったんだけど、行きたくて・・

社会人になって返す奨学金を貰うことができて通ってるんだ、

定期券だけは親が出してくれるんだけどね。

都心まで来るのも電車代がかかるから 

なるべくセミナーとか選考会は同じ日に集中させるんだ

ぜったい!内定欲しいんだ、

だって、お金返さないとね(笑) 親にも申し訳ないから

〇〇は落ちたけど、〇〇は選考進んでる、今日のところはどーかなー、

今日もこれからバイト、大変だけど、

がんばらないとね」


夕方、込み合う車内で
聞こえてきたストーリー

素晴らしいです!

大学に行きたくて、そのためには奨学金をもらうことを決めて
実現し、親の協力は最低限と決めて前を向いて進んでいます。

就職も、何をしたいのか、なぜしたいのか、どんな自分になりたいのかを明確にできて
彼女にぴったりの会社に行くと思います。

就職って、
行きたい会社 ではなく 受かった会社へ導かれるのだと思います。 

20年以上も前ですが、
私自身の就職活動も波乱万丈でした。

今と違ってネットはもちろん、スマホもなかったので、
業界研修や就職の情報収集はものすごく時間がかかりました。
携帯電話を持っていた学生は、?と思われていた時代です。

新聞や本を読んだり、先輩に聞いたり、就職部の情報を読み漁ったり
そして、会社訪問を幾度となく繰り返していました。

何の仕事をしたいのか、どんなことで役に立ちたいのか・・・
業界も、業務も もやもや した状態で、過ごしていました。

ブレブレの中、時間は待ってくれず、
見切り発車で、複数の業界にチャレンジが始まります。

友人と一緒に付き合いで受けていたアパレル会社
まさかの最終面接。

第一志望と言っていた友人はいませんでした。

そして、面接で経営層の方から
衝撃のアドバイスが!

「君は、この業界以外に興味があることがあるんじゃないか」
「だから、内定はださない。その業界に挑戦しなさい」

この一言があって、
2つの業界に絞って、私の本当の就職活動がようやく始まりました。
今思うと本当に、感謝の一言でした。

それでも、なかなかうまくいかない就職活動。
いきなり落ちたり、最終で落ちたり、少々焦りが。。

そんな中で、
一方の業界で中小企業から内定を頂いた直後、
その会社の社長さんが、突如、

「うちの会社に来てほしいから内定をだした。でも、もう一方の業界にも興味があるんなら
 そっちで頑張ってみなさい。数年して、やっぱり我々の業界、私の会社に来たければ
 また受ければいい。そしたら一緒に働こう。
 社会人の先輩として言うが、その逆、うちの会社が先で後から、その業界へ行くのは難しい。
 うちに受かったことは一先ず忘れて、その業界を目指しなさい。
 それでも やっぱり うちに来てくれるなら、堂々と来たまえ。君は内定者だ」

内定を頂いたのに、こんなお話をして頂いて、もう泣きそうでした。
社長さんが背中を押してくれて、
この日から、IT業界1本に絞る覚悟が決まり、これまで以上に活動をしていきました。

慣れないスーツと革靴で疲れ果てて帰ってきた夜、
たまたま見たTVの特集番組

これだーーーー
映し出さされる、今でいう「ITの未来」に魅せられ
夢と希望を感じていたら、

電話が鳴り

「○○会社の○○と申しますが・・・」

まさかのタイミングで、TVで特集していた会社から かかってきました。
(書類でエントリーしていたことを忘れてました)

さっき見た番組を参考にして、自分が描くITの未来と共に
電話の向こうに向かって がむしゃらにプレゼン。

そして、今も この会社で 働いています。

2人の方のアドバイスで道を選び、
あの日 家にいて、あの番組を見て、電話に出れたこと
すべては、この会社に行きなさいという導きだったのかもしれません。

アパレルで不採用だった友人は、別のアパレル会社に笑顔で行きました。
友人も活動中に、ブレない何かを見つけたのかもしれません。
そして、導かれた会社へ行ったんだと思います。


「出逢う人には必ず出逢う。それも一瞬早くもなく、一瞬遅くもなく」
 
以前にも書きましたが、教育者 森信三先生の言葉です。

就職活動、進学や就職の選択 の盛んになるこのシーズン
今日出逢った人、その人の言葉、その人が与えてくれたことを振り返ってみよう。


☆今日のヒント☆
「今日 出逢った人は、君の人生を変える人かもしれない」


お世話になっている、ヒノマル食堂

実は、正式名は、 みんなの居酒屋 ヒノマル食堂

はじめての方が、カウンターで常連さんと仲良くなったり
スタッフさんと 仲良くなったり
最高に美味しい焼き鳥と お酒で 会話が弾む。
そこから、今まで知らなかった世界の話を知り、新しい人脈ができていきます。
そして、また行きたくなるお店
私も、ヒノマル食堂を通じて、たくさんの出逢いと 
たくさんの人生のヒント、明日の活力を頂いてます! 本当に素晴らしいお店です。

昨日は、新橋総本店の6周年!おめでとうございます!

あー、
ささみ、よつみ、せせり、ごろ焼き、食べたくなってきました。


今日も有難うございました!

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