さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪高校時代の学友、紀代ちゃんと猪倉温泉を堪能する

2012年07月31日 23時19分07秒 | さくら的非日常の日々
7月31日(火) 晴

午前10時の急行で猪倉温泉に行く。
旧友の紀代ちゃんと征ちゃんが、猪倉温泉に誘ってくれて、今日の久しぶりの出会いとなった。

おふたりには、【余命半年】のさくらが生きる希望をなくしかけていたころ、白骨温泉に誘ってもらい、征ちゃんの車で連れていってもらった。
岐阜の高山城址も、亡夫のご先祖さまがこの辺りを歩かれたかと、感懐ひとしおであった。


      

紀代ちゃんとは、幼稚園の遊び仲間で、人見知りの泣き虫でブランコが怖くて乗れなかったさくらを子分のように庇ってくれて、いつも一緒にいたっけ。
昨冬のYazawa-LIVE以来だから、7か月ぶりだ。

征ちゃんとは、高校生の頃のさくらが彼の二人の妹さんの家庭教師をしていたご縁で知り合った。
当時、三重大学の学生で自治会委員だった則子姉さんが、60年安保の国会デモに参加するなどして忙しくなったため、松阪のバイト先であった征ちゃんの妹さんをさくらに託したのだった。

二時間の約束だったのに、つい、熱が入りすぎて時間オーバーとなり、妹のまあちゃんに、「先生、もう、時間過ぎたけど」と言われたりしていた。
そんなことが仲間に知られ、同級生の良子さんがから、「うちの弟たちに英語を教えてくれない?」と頼まれて、小倉くんたち中学1年の男子5人と直三衣裳のえっちゃんたち3人も引き受けることになった。

大学受験を控えた高校3年の夏、週に3日家庭教師を引き受け、恋人であった亡夫とは頻繁に逢って夢を語り映画やコンサートを楽しみ、振り返ってみると、あの頃も体が3つ欲しい、と言ったりしていた。

私って、人生をどうしても貪欲に生きてしまう。
子供の頃からこの性癖は変わらないのだ。
はじめて乳がんと分かったとき、生き方を見直し反省し、すべてに貪欲な自分の生き方を改めたのに、3年あまりで時間を貪り、仕事を求め、深夜食に舌鼓をうち、すべての根底に「金つなぎ存続のため、病友がたのため、」と言い訳をしてきた。

少し静かに生きたいな、と思わないでもないが、遠い日も変わらず貪欲であった自分は、今もこれからも、そのように生きていくのが相応しい生き方なのかもしれない、と思い直す。

お二人に名張まで送っていただき、それから2時間近く
後に松阪に帰っていかれた。

ありがとうございます♪(^ー^)v



          


病友の玉ちゃんがくださった朝顔の種を蒔いておいたら、花が開いた!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしいわ (ゆきこ)
2012-08-14 16:31:18
久しぶりに覗いてみました。
懐かしい高校時代、いろいろあったわね。
紀代ちゃんも元気でなにより!
また載せてね、
懐かしいですぅ (さくら♪)
2022-06-15 01:23:05
ゆきちゃん、お久しぶりです。今年も新宿御苑の桜狩りが叶わず、お目にかかれなかったけれど、コロナも落ち着てきたこの頃、お会い出来たら嬉しいです。皆さんにお声掛けして、ぜひ♪

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