さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪仕事~大衆芝居~温泉~別れ…

2006年08月25日 21時45分13秒 | さくら的非日常の日々
         奈良県榛原の「やまと座」前にて
       左からオーナーの中森さん大島さん桑野さん
      右端は、金澤つよし劇団の金澤おさむ副座長、芸達者~

8月25日(金)

午前中、原稿を2本仕上げて送信。お昼前に名張駅で、桑野さんと大島さんに合流する。

今日の予定は、奈良・榛原の大衆演劇場「やまと座」でお芝居を観てから美榛苑で温泉三昧を、という次第。遠路新潟から熊野花火にやって来たオオシマさんに、ひと夏の楽しい思い出を残してあげたくて。
               ◆
奈良県宇陀市榛原(はいばら)区(近鉄榛原駅前)。駅前の小さな商店街の中ほどに、昔ながらの大衆演劇場「やまと座」がある。

大衆演劇に惚れ込んだオーナー夫妻が、私財をなげうち2004年にオープンさせた手づくりの劇場だ。
オーナーの中森秀幸さん(59)の本業は建築業。後継ぎの照佳さん(30)の応援を得て、ふたりを中心にほとんど手づくりで仕上げたという。

椅子席約120、桟敷が約35.併せて150席あまりの小劇場とはいえ、オーナーの心意気は大したもので、入り口に掲げた欄間、総桧づくりの舞台に12㍍の花道、奈良・大和を描いた緞帳ーなどにも、容易にそれが伺い知れる。

常打ち(毎日公演が開かれること)の大衆演劇場は、いま全国に20数館。やまと座はそのうちの貴重な一つであり、奈良県初にして唯一の常打ち劇場なのだ。

昼の部は正午に開演、午後3時半に終演で、大衆演劇おなじみの”送り出し”を受けて、料金はなんと、大人1500円!

伝統・格式の歌舞伎、華麗なオペラ、有名俳優・女優、監督による現代劇…
これらのメジャーな演劇群に比べると、大衆演劇はマイナーな存在だけれど、日本人のこころの琴線に触れる何かを、確かに持ってるよね。
秀幸さんと妻のとも子さん(51)夫妻は、そのことをファンとして体得したらしい。
病膏肓に入った夫妻は、とうとう、自分で劇場をつくって劇団を招く快挙を果たし、現在に至る…

凄いね
        
青いハッピを着て、送り出し中の秀幸さんに「小さいけれど品格のある良い劇場(こや)ですね」と声をかけたら、「あ~、それは、それは。 前のお好み焼き屋でお話しましょ! おばちゃんのお好み焼き、美味しいんダ

丁重に辞して、駅前のシャトルバスで美榛苑へ。 ぬるり、つるりの良い湯だ。

午後7時41分の準急で大阪に向かう大島さんを見送り、桑野さんと帰路につく。

今日も、しあわせ

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3 コメント

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美榛苑なつかしいなあ! (片田舎のマダム)
2006-08-26 11:49:01
 良い癒しの場ですね。思い出一杯です。

金つなぎの会の方のお誘いで、4人の方と1泊が病みつきで、我が家から車で出かけられるものですから、主人の元気なときには、酸素ボンベ5本を積んで、3泊4日、温泉三昧で・・・食事はそんなに食べれないものですから、夜もレストランで好きなものをと、自由な日を何度か出来ました。いい湯で、榛原牛肉の美味しいのがうれしいですね。



それにしても、さくらさんは、よく面倒見がお宜しくて頭が下がります。
返信する
大丈夫ですか? (ZUZU)
2006-08-26 13:32:55
毎日、目の回るような忙しさですが、お体大丈夫ですか?

心配しています。



さくらさんて、どうしてそんなに優しくなれるのですか?



くれぐれも、体を休めてくださいね。

返信する
♪元気が一番! …分かってますぅ (さくら)
2006-08-27 15:45:49
マダ~ム こんにちは!



今はもう、次の世で逝友たちと仲良く楽しく過ごしておられる彼女たちとの、懐かしくも楽しかった思い出。



思い出は 狩の角笛

風のさなかに 音は消える



さぁ 過ぎ去ろう 過ぎ去ろう

すべては過ぎ去る運命だ



今日もアポリネェルを口づさんで、お庭の水撒きをしています。



お会いしたいな



ZUZUちゃま ごめんなさいね、心配かけて…



毎日、なにかしら予定が入っていて、でもね、それがイヤな予定はひとつもないの。

イヤな予定は入れない

それが、私の生き延びる秘訣かも。



あなたをはじめ、こんな私を支え励まし、援助して下った皆々さまに、お返しのつもりで病友に尽くす…。 それが、もしかしたあら優しさに変わるのかしら、ね。

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