
3月27日(木) 晴
昨年来治まらない、右肩から腕にかけての激痛、突然クキッと上膊部に打ち込まれる竹箸のような瞬時の痛み、肩の重み、疼き。 されど、50代に五十肩を病んだときは、自身も若かったし仕事と老親の介護が重なり、取り紛れて痛み・疼きの自覚も今よりは軽かった。(ように思う)
けれど、84歳にして日々悩まされる五十肩には、心身の弱りもあり心まで持っていかれそうな気がする。 その都度、「めげない、逃げない、へこたれない」と自らに言い聞かせ、やり過ごそうとするけれど、「きっと良くなる、必ず良くなる」と希望を明日につなぐけれど、「あぁ、もう、イヤッ!」「情けないわぁ」「こんな私じゃなかったのに!」などと、これまで私の辞書になかった言葉を口にしている自分に気づいて愕然とする。
1週間前に、和装リメイク・ちくちくウサギの岡本加代子先生のお奨めで、大和八木駅ほど近くの大佐古医院を受診して、その日のうちに痛みと疼きが消えたのには驚いた。
そのことを知った病友の廣子ちゃんが、堺から来られるようになり、二人とも帰り道は腕を組んで鼻歌混じり♪
つまり、それほど院長の大佐古謙二郎氏の治療・AKA式博田(はかた)法が信頼できると体で解ったからで。
AKA式博田法とは、関節運動学的アプローチのことで、「関節運動学に基づき、関節神経学を考慮して、関節の遊び、関節面の滑り、等の関節包内運動(関節の中での動き)の異常を治療する方法、および関節面の運動を誘導する方法」と定義され、1979年から約10年かけて博田節夫先生によって開発され、現在なお改良が加えられている、とされる。
◆博田節夫博士プロフィール◆1933年高知県に生まれ。1958年大阪大学医学部卒業。1967年米国Baylor大学勤務。1970年Baylor大学講師。1971年Baylor大学助教授。1971年星ケ丘厚生年金病院リハビリテーション部長。1976年国立大阪南病院理学診療科医長。1990年有馬温泉病院副院長。1991年八尾徳洲会病院常勤顧問。1992年博田理学診療科院長(~2005年)。1993年日本関節運動学的アプローチ(AKA)研究会理事長。2004年日本関節運動学的アプローチ(AKA)医学会理事長
◆大佐古謙二郎先生プロフィール◆
奈良県立医科大学卒業。20歳にしてAKA式博田法と出会い、以来36年リハビリテーション、理学療法を用いた診療をライフワークとし、外来診療のほかAKA式施術・中上級者の指導にも力を注ぐ。
著書『生体におけるarithrokinetic reflexの検証』(南江堂)
◆
帰途、名代・だんご庄できなこ団子を購入し、ランチは橿原市役所分所横の奈良食堂で廣子ちゃんは大海老フライセット、さくら♪はハンバーグ定食を注文し、いずれも@1980。
八木駅周辺は、口福の宝庫だ。

ブロ友さんから昨年暮れに頂戴した超特大の獅子柚子は、わが家の床の間に3月25日まで飾ってあった。
その存在感は、この日まで凛としてへこたれず、まことに見事に坐していたのだった。
今日、そろそろ寿命であるかと思い、半割して皮とワタを粗みじんにし、シナモンパウダーと併せたカップに熱湯を注ぎ入れたら、格好の飲み物になった。
インスリン投与患者のさくら♪には、ジャムやピールは糖分の過剰摂取につながるので、今では作らなくなった。
オリジナルのシナモン柚子茶。 甘くはないけれど薫り高くて血糖値を下げてくれそうだ。
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