♪恋は真っ赤なゼラニューム！

Ｕさん宅で「あはは、あはは～」って盛り上がってたら、携帯にＴＥＬが入り、「し、しまった！　ごめんなさいね、Ｎさん～」

午後３時からのウォーキングを約束していたのに、いつしか、時間を忘れ…

Ｕ氏が、とても明るくなり、顔つきまでもが変わられたのを見て喜び帰る。

帰宅後すぐに、Ｎさん宅におわびに行き、帰りに濃いピンクのゼラニュームをいただく。
鉢付きの重いゼラニュームと見事に咲かせた金盞花を一束、　恋は真っ赤な、ゼ～ラニュームぅ…、鼻歌まじりで心軽々持ち帰る。
私、ほんとうに、お花が好きなんですぅ。

おや、前方から子どもたちが自転車に乗ってやって来る。

「お～、ひろし！」
「あ、はるみんちのおばぁちゃん！」
「あ、おばぁちゃん、おばぁちゃん～！」

「おばぁちゃんじゃないよ。　はるちゃんちのおばちゃん！」
「えー、おばちゃん～？」

「じゃぁ、お姉ちゃん!!!」
「違う。　ぜったい、違う」

「では、光子ちゃん。　いや、みっちゃんがいいね！」
「みっちゃん、かぁ…」

ひろしくん、しょうきくん、はるかくんは、釈然としない面持ちのまま、風のように走り去り、ふと気がつけば、道の真ん中で大きな声でやり取りしていた私がひとり…

ご近所の皆々さま、きっと、呆れておられたことでしょうね。