♪初めて会った君なれど…

　　　　　　　　　　　　　　　　　　４月２３日(月)

朝５時に原稿を書き上げ、小雨のなか庭の草を３袋、ごみステーションに出す。
その後速攻でベッド・イン。　午前１０時まで泥のように眠る。

ベルの音に起こされて電話相談を受け、気付いたらはやお昼～！

午後、緑ケ丘のＵさんが迎えに来られて、大腸がんを病んで抗がん闘病中のご主人の頑なな心を開きたい、と。
ＯＫ、ＯＫ！　大丈夫。　まず、お会いして…って、言ってしまったものだから。

住宅地の一角、花に囲まれた品の良いたたずまいのＵさん宅は、濃いピンク、薄桃色、白色の花水木が満開で、根元にはクリスマスローズや薄雪草、チューリップなど和洋の花々が妍を競う。

初めてお会いしたのに、まるで以前からの友人のような親戚のような、不思議な連帯感。　私が変人なのか、辛い苦しい抗がん闘病を経験した者同士の親しみなのか…
どっちでもいいや。　ねっ。

Ｕさん、大丈夫ですからね。
人生一度限り、二度とは死なないんだから、明るく強く前向きに！
がんを病んだからこそ、残りの人生を哲学を持って生きられる。

ん～、善哉、善哉、釈迦牟迩世尊。　この世は楽しい出会いの道場。

Ｕ氏の二人の息子さんは、ご長男が阪大を出てＮＡＳＡに勤務したり、ご次男は今、ドイツに赴任しておられたり。　でも、ね。　どんなに優秀な若者であっても、親の難儀に心身が硬直状態のようで、やはり私は　「ＯＫ、ＯＫ！大丈夫よ」、って言ってしまうの。

だって、ほんとうに大丈夫なんだもの。