1月15日(土) 曇 時折 粉雪が舞う
今年初めての 「 名張市がん・難病相談室 」には、「消化器系のがんがリンパ転移し、51個も見つかったのです。 抗がん治療が間もなく始まります」というS氏が来られた。
重い症状を、サラリと話しながら明るい笑顔で伝えてくださる、メンタルの強さが、つややかな顔の表情に伺える。
「新年早々、市役所から寄贈図書の許可をいただきました。 4月を目途に『図書さろん』をご一緒に開設しましょうね」、「あぁ、それは素晴らしい!」
S氏のお顔が、ぱっと明るくなった。
市のご担当からは、「・相談者から寄贈いただいた図書等については、広野さんをはじめサポーターの会のみなさまの責任において、管理・貸出をしていただくこととします」との許可メールだ。
もちろん、私が全責任を負いますとも!
「ご一緒に、運営して皆さまに喜んでいただきましょう。 まず手始めに、市立図書館のボランティア講座を受講して、オープンに備えましょう。 小なりと言えども、がん専門図書館を開くのですもの」、「じゃあ、僕、今から図書館に申し込みに行ってきます!」
皆々さま、来る春をお楽しみに!!
ママと三孫合作の手作りケーキは、長男の58歳の誕生日ケーキだ。
お菓子大好きなさくらは、申し上げるまでも無くインスリン投与の糖尿病患者である。
「一日くらいは、食べても血糖値にひびかないのよ」
勝手な理由で、もう、【毒を食らわば皿までだぁ】。
恐る恐るいただいて、少し心にトゲ刺して、みるくを連れて自宅に帰る。
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