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住宅地上空飛ばないで ― 羽田新ルート問題

2017-07-20 | 埼玉県、さいたま市、南区の出来事

 国が2020年に羽田空港の発着便本数を増やすために、ジェット機が東京都心や埼玉県南部など住宅密集地上空を飛ぶルートを計画している問題で、日本共産党の梅村さえこ衆院議員は18日、国土交通省から聞き取りを行い、騒音などの住民不安にこたえるよう求めました。さいたま市の守谷千津子、松村敏夫両市議と蕨(わらび)市の梶原秀明市議、計画ルート下のマンションに住む、さいたま市の住民が参加しました。

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(写真)騒音などの住民不安にこたえるよう求め
                                る梅村衆院議員(左から2人目)ら=18日、国会内

 

  計画では、年間の約4割を占める南風が吹く時の午後3~7時に、2本の滑走路を使った着陸ルートを設定。埼玉県付近では高度900~1500メートルを、2ルート合わせて1~2分に1回の頻度で飛来することになります。

 聞き取りで住民は「騒音で夏でも窓を開けられなくなる」と訴えました。これに対し国交省の担当者は、埼玉県内では環境基準を超えないとして被害対策は考えていないと回答。参加者は「影響の大きい病弱者などへの配慮がない」と批判しました。

 参加者は、住民や自治体に対する説明が不十分だと指摘し、自治体・行政区ごとの説明会の開催を求めました。国交省は「情報提供が不足している」と認め、丁寧に説明していくと答えました。

 梅村氏は「住民は住宅地の上空を飛ぶことを了承していない。飛ばすこと自体をやめるべきです」と主張しました。


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