一、安倍首相とトランプ米大統領との初めての日米首脳会談は、「米国第一」を掲げるトランプ政権に対して、安倍首相が「日米同盟第一」の立場で追従し、安保政策でも、経済政策でも、異常な“トランプ追随”が際立つものとなった。
この首脳会談は、トランプ大統領の7カ国市民などに対する入国禁止令に、米国内外から厳しい批判が集中しているさなかに行われた。安倍首相は、この重大な国際的人権・ . . . 本文を読む
日本共産党の志位和夫委員長は9日、国会内での記者会見で、10日に行われる予定の安倍晋三首相とトランプ米大統領による日米首脳会談について聞かれ、「会談の前から、向こうに言われる前から、“貢ぎ物”の目録作りをやっているというのが安倍首相の姿勢だ」と批判しました。
志位氏は、安倍政権が沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に伴う海上工事を県民の総意を無視して強権的に開始したこと . . . 本文を読む
夜間空中給油中に沖縄県名護市安部の海岸に墜落、大破という重大事故を起こした海兵隊普天間基地所属の垂直離着陸輸送機(MV22オスプレイ)。同機から宜野座村の海岸に漂着した、緊急事態などでの手順を記したパイロットや乗員が携行する「確認書(チェックリスト)」の記録写真を赤旗紙は入手しました。それには給油機の「給油ホースがオスプレイの機体と接触などを起こすと大惨事になる」などと、オスプレイによる空中給油 . . . 本文を読む
沖縄県の米海兵隊普天間基地(宜野湾市)に代わる同県名護市辺野古への新基地建設で、防衛省の沖縄防衛局が海上での本体工事の着手を強行しました。トランプ米新政権の閣僚として先週末に来日したマティス国防長官が、安倍晋三首相らに“一にも二にも辺野古だ”と新基地建設の推進を強調したばかりです。今回の海上工事着手は、首相が10日に控えたトランプ大統領との日米首脳会談の手土産にしようとす . . . 本文を読む
辺野古新基地は造らせない沖縄の民意を米国ワシントンで上下両院議員らに訴えた翁長雄志沖縄県知事、稲嶺進名護市長、オール沖縄会議の訪米団が5日夜、那覇空港に到着し、多くの県民に拍手で出迎えられました。
翁長知事は訪米の手応えについて、今回はフリーでの意見交換もでき、沖縄に対する理解が深まっていると評価。訪米最後の日に首相とマティス米国防長官が「辺野古が唯一の解決策」と確認したことに、「私たちが訪 . . . 本文を読む
防衛省沖縄防衛局は6日午前8時40分、米軍新基地建設に伴う名護市辺野古の埋め立てに関わる海上工事に着手しました。沖縄県は政府の対応を厳しく批判。新基地建設に反対する市民らは、海上から「海の埋め立てをやめろ」と抗議の声をあげました。
(写真)資材をつり上げるクレーン=6日、沖縄県名護市・大浦湾
日米両政府はマティス米国防長官と安倍晋三首相との会談(3日)な . . . 本文を読む
安倍政権は2015年10月、20年10月の完成を目指して辺野古新基地の埋め立て本体工事着工を宣言しました。
しかし、実際はキャンプ・シュワブ陸上部の先端をわずかに整備した程度です。その後、翁長雄志知事による辺野古の埋め立て承認取り消しや訴訟に伴う「和解条項」で昨年3月から約10カ月、工事が停止。さらに県民のたたかいで工程は大幅に遅れています。
防衛省沖縄防衛局が提出した埋め立て申請書に示 . . . 本文を読む
安倍晋三首相とマティス米国防長官が日本での会談で、沖縄県名護市辺野古での米軍新基地建設の推進を確認したことに対し、同県の翁長雄志知事と稲嶺進名護市長は3日、ワシントン市内の記者会見で「県民に対して大変失礼なやり方だ」(翁長氏)「絶対に納得できない」(稲嶺氏)と非難しました。
トランプ米新政権の下で新基地建設反対の県民の民意をあらためて伝えるため、翁長氏らは訪米中。今回の訪米を締めくくる記 . . . 本文を読む
2016年度補正予算審議に続いて始まった17年度政府予算案などの国会審議の中で、トランプ米政権に対する安倍晋三政権の対応が論戦の焦点となっています。トランプ新大統領は「イスラムテロ」に絡めた入国禁止命令などで国際的な批判を浴びるとともに、日本に対しても軍備増強・「思いやり予算」増額や、環太平洋連携協定(TPP)に代わる2国間交渉での「貿易不均衡」是正などを示唆しており、こうした「アメリカ第一」の . . . 本文を読む
翁長雄志沖縄県知事の訪米に合わせて2日、米在住の沖縄県出身者らがワシントンのホワイトハウス前で横断幕などを掲げ、名護市辺野古での米軍新基地建設問題と、それに反対する県民多数の民意に関心を持つよう呼び掛けました。
(写真)「もういいかげんにして!沖縄から米軍基地は撤去を」との横断幕を掲げ、辺野古新基地問題を知らせる米在住日本人ら =2日、ワシントン
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