ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

晦日の夜に

2012年12月30日 18時12分00秒 | 生活
いつのまにかもう年の瀬も押し迫って
明日にはもう大晦日を迎えます。
私も世間の賑わいに急かされるように
大掃除や買い物に追われつつも
ちゃっかり自分を甘やかしながら
この時期の独特の雰囲気を楽しんでいて。



出来たこと、出来なかったこと、
反省しなきゃいけないこと、
自分をほめてやりたいこと、
いろいろ両手に抱えたまま、
ともあれ「ありがとうございました」。

今年一年どうにかここまで来られたことに
今こうしてここにいられることに
楽しいことやラッキーなことだけでなく
大変だったことやしんどかったことも含め
わたしに与えられた全てのことに。
わたしを磨いてくれる全てのことに。
そのすべてが祝福だと心から感じられる、
新しい年はそんな自分になりますように。

この拙ブログを読んで下さったみなさまも
どうぞ良いお年をお迎えくださいね。
来るべき新たな年がみなさまにとって
健やかで幸多き一年となることを祈りつつ、
今年のブログを終えたいと思います。
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レ・ミゼラブル

2012年12月25日 21時01分00秒 | 趣味
クリスマスウィークエンドの3日間、
年末恒例の第九のコンサートに行ったり
温泉につかって日ごろの冷えを一掃したり
レストランでご馳走を食べて更に体重を増やしたり
家にいる暇がないほど遊び歩いていた中でも
私の中で大ヒットだったのが、「レ・ミゼラブル」。
ゆづのFPの「ノートルダム・ド・パリ」とは
原作者のヴィクトル・ユーゴーつながりってことで。

寒かったからほんの思いつきで観た映画だったけれど
こんなに素晴らしい作品だったとは。
子どもの頃に文学全集で読んだうろ覚えの物語で
ミュージカル映画だとも知らずに観たくらいだけど
感動のあまり泣きすぎてメイクも流れ落ちてしまった。
ミュージカル好きのわたしがどうして今まで
こんな名作を知らずにいたのかと悔やむほどに。



正義vs.愛、罪vs.赦しなど、テーマは重く、
社会のどん底で虐げられている人々の現実は辛いけれど
それらを昇華させるだけの、ゆるぎない人間賛歌が
この作品の根底を力強く貫いている気がして。

「レ・ミゼラブル」(哀れな人々)はジャン・バルジャンや
6月蜂起で死んで行った多くの若者たちなど
「法」の下で弾圧された貧しい庶民と思っていたけれど
でも本当に「レ・ミゼラブル」だったのはむしろ
「愛」のない「正義」に生きたジャベールたちなのかも。
一人の人間が成しうることの大きさ、偉大さを
地の底から響く力強いバリトンで歌い上げるような、
クリスマスにふさわしい、深い人間愛の物語です。
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この時代に生きる幸せ

2012年12月24日 21時24分00秒 | フィギュアスケート
今年の男子の全日本選手権は
本当に素晴らしい戦いだったから
終わってしまったのが少し寂しい。
ゆづが高橋大輔選手をついに破り
優勝した瞬間には思わず感極まって
わたしまでむせび泣いてしまった。
ちょっと早すぎるくらいだけど
来るべき時が来たことに感動して。
それにしてもまだ未完成形でこれなら
この先ゆづはどこまで行くのかしら。



高橋選手も本当に素晴らしい演技で
ゆづもジャンプが不完全ながらも
随所に成長の証が見られたから
点数が出るまでハラハラしっぱなし。
小塚選手や織田選手、無良選手など
スター選手がきら星のようにせめぎあう
素晴らしい時代に立ち会えるこの幸せを
神さまに感謝したい思いです。
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メリークリスマス

2012年12月20日 21時00分00秒 | 社会
クリスマスが近づくと聴きたくなる歌、
ジョン・レノンの"ハッピークリスマス(戦争は終わった)"。
にぎやかなクリスマスセールの街角ではなくて
家でそっと静かに、聴きたくなる歌。



ジョン、ごめんなさい。
あなたがこの曲を作って41年経つのに
あなたが凶弾に倒れて32年経つのに
この世界はまだ戦争を終わらせることが出来ない。
それでも決して諦めるな、と伝えるために
この歌をわたしたちに残してくれたと信じつつ。

それにしてもこの映像はつらすぎて
見るたびに涙が抑えきれないのだけれど
ともすれば商業的なクリスマスに踊らされて
忘れてしまいがちな大切なことを思い出すため
わたし自身の祈りとして、ここに載せておきます。
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褒め言葉は最大の戒め

2012年12月15日 18時35分00秒 | 自分自身
近頃ほめ言葉を聞くたびに
身のひきしまる思いがしてならなくて。
それが当たり障りのないお世辞や
あまりよく知らない人からなら
けらけらと笑って聞き流すのだけれど。

それが親しくしている人からの真面目な言葉で
ましてや自分が普段から心がけていることの場合
どうしよう、やばいやばい、と思ってしまう。
自分が心がけているということは、つまり
そう出来てないと自分で分かっていることだから。
何とか直したいと、あがいていることだから。



何を褒められたかは恥ずかしくて書けないけれど
すごくうれしかったと同時に、深く反省も。
その言葉にふさわしい人間性が備わってないことは
わたしが一番良く分かっていたから。
あとでがっかりされないように、がんばらなくちゃ。
今後もずっとそう思ってもらえるように
気を抜かないで、努力していかなくちゃ。

叱られるよりも、怒られるよりも
褒め言葉は時に一番強力な戒めになるみたい。
褒める、という行為にはそれだけの
心を動かす力があるのかもしれません。
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