ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

夙川の桜

2008年03月30日 16時09分16秒 | 花・自然
昨日帰りに西宮の桜の名所、夙川に寄ってきたのですが、
まだ3-4分咲きのものが殆どだった中
この桜だけが、けなげに咲いていてくれました。



なにせ、とにかく寒かった~。
最高気温も一桁くらいだったとか。
咲きかけたつぼみも、びっくりして咲くのをやめてしまうでしょう。
東京や静岡では早くも満開のたよりが届いているけれど
このあたりで満開になるのは、来週末くらいにずれこみそう。
少しずつ咲いていくのを、楽しみにすることにしましょう。

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蝶々夫人観て来ました

2008年03月29日 20時54分32秒 | 音楽・アート
今日は再び兵庫県立芸術文化センターで
佐渡裕さん指揮のオペラ「蝶々夫人」を観て来ました。
わたしがオペラを観るのは、
「魔笛」「タンホイザー」に次いで3作目。

桜の季節にふさわしい、
満開の桜を配した、美しくて印象的な演出で、
2幕からの展開の切ないことと言ったら。
よく知られた物語だけに
展開は十分に知っていたにもかかわらず
後半はすっかり心を奪われて、もう泣き通し。
本当に素晴らしい舞台でした。

オペラって、もっととっつきにくいと思っていたけれど
演奏でも、歌でも、衣装や、演出や、物語でも楽しめて
1粒で、2度も3度も4度も5度もおいしい感じなの。
世の中にはこんな豊かな楽しみがあったことを
最近まで知らなかったなんて、
ちょっぴり悔やむくらいです。

きっとまだ、わたしの知らない素晴らしいものが
いっぱい、いっぱい、あるんだろうな。
残りの人生で、いっぱい出会えるといいな。

そういえばもう一つ驚きがありました。
わたしの斜め前の席には年配の外国人の紳士が
一人ですわってらしたのですが、
たまたまその隣に、開幕ぎりぎりに
20代の日本人女性がこれまた一人でやってきたのです。
雰囲気からしても、二人は明らかに他人同士。

そして女性が席にすわって、しばらくしたら
外国人の紳士が、女性に何やら話しかけ、
女性がそれに受け答えしていたのですが、
たまたまわたしの耳に飛び込んできたその会話は
なんと、フランス語ではありませんか。

ええ~、突然見ず知らずのフランス人に声をかけられて
フランス語で普通に答えてる人がいるなんて~。
その後も、幕間や、終演後に、
C'etait tres bien, eh? (素晴らしかったね)等と
感想など語り合っていたかと思うと、
また何事もなかったかのように、
別々に去っていった二人。

ああ、世の中にはこんな人が
普通に混じっているからびっくり。
いつかわたしもそんな人になれたらいいのですけれど。

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今朝の「マイ桜」

2008年03月28日 22時03分51秒 | 花・自然
今日は花冷えの肌寒い一日で、
まだ辺りの桜は2-3分咲きという感じでしたが
「マイ桜」だけは、一足早く7分咲きになっていました。



朝の光の中で、ためらいがちに
そうっと、うすもも色の花びらを開いたばかり。
もっともっと見ていたかったけれど
電車に乗り遅れそうで。

満開になるのは、きっともうすぐ。
明日もまた、会いに行くね。

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私が仏語に苦しむわけ

2008年03月27日 17時07分19秒 | フランス語
4月からフランス語の学校を変わることにしました。
先日、集中講義を受けに行っていたところに移り、
更に気合を入れてがんばってみようかと。

そもそもフランス語と格闘する羽目になったのは
仕事上の必要に迫られてでした。
人道支援関係の仕事をしているため
アフリカ等、フランス語圏の文書がどうしても多くて。

学生時代の第二外国語はドイツ語だったので
まったくゼロからのスタートでしたが
そんなことでもないと
きっと、今更新しい語学を始めようとは思わないから
殊勝にも(?)とてもいいチャンスと思って始めたのでした。

数年もやれば何とかなる、と楽観的に始めたものの、
これが悲しいくらいに、ままならない。
この年になると、覚えが悪くもなってるし、
英語と違って、活用や性・数の変化が
奇怪なまでに複雑で・・・
もどかしいの、なんのって。

そして社会人に共通する、「時間がない」問題。
なんで時間がたっぷりあって、
定額で授業取り放題だった学生時代に
もっとやっておかなかったのかしら。
時間もチャンスも貴重になった今となっては
何てもったいないことをしたのかと悔やまれる。

でも、そんな状況でも、
亀のような進歩しか出来なくても
やってよかったと思うことが、
やはりたくさんあります。

言語を学ぶと、おのずとその国や文化に興味が広がるし、
その言語文化ならではの考え方や、物の見方なんていうのも
英語文化とは随分違うことも多くて、面白い。
日本人の当たり前は、必ずしもフランス人の当たり前ではないし、
アメリカ人の当たり前もまた、
必ずしもフランス人の当たり前ではなかったりする。
それって、当たり前に聞こえるかもしれないけれど
いざ出くわすと、小さな驚きや発見や面白いことがてんこ盛り。

そして、そういうことのひとつひとつを通じて
自分の中でも、新たな視点が加わるというか、
考え方や物の見方が、少しずつ柔軟になっていく気がする。
やがてそれが、わたしの大切な財産になっていくといいのだけれど。

自分の境界を押し広げるにも
考え方、心のあり方を柔らかにするのにも、
苦痛と同じくらい、喜びを伴うということかしら。

まだまだ遠い道のりですが、
そう思って、一歩一歩進んでみよう。

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わたしのリラクゼーション

2008年03月25日 15時40分49秒 | ねこ
実はこれ、
2006年4月2日付の朝日新聞に載った、
朝日広告賞 2005年度 受賞作品のひとつ。

かつらで有名なスヴェンソンという会社の
広告デザインを課題にした中で選ばれたものなのだけど
あまりにもかわいいので
切抜きを、いつも職場の机のところに貼っています。



目なんてくりくりしてて
愛らしさ満点の顔なのに、
大真面目に百獣の王になってるつもり(?)のところが、
わたしには、もうたまらなくって。
しゃれも効いてるし、
何十回、何百回見ても、いまだに飽きません。

スヴェンソンがうちのみみにゃんに
こんなタテガミを作ってくれるなら
絶対にオーダーしちゃうかも。
それが無理ならせめてこの作品、
ポスターにして売り出してはくれないかしら。
わたしには、多少のストレスなら吹き飛ばすくらいの
リラクゼーション効果があるものだから。

この切抜きはそろそろ日に焼けてくたびれてきたので
ぼろぼろになる前にスキャンして残そうと思い立ったのでした。

製作された方、朝日新聞さん、スヴェンソンさん、
1年前のものとはいえ、
勝手にスキャンして載せちゃってごめんなさい。
もし都合が悪ければ、泣く泣く削除しますから、
その時はご連絡くださいね。
でも出来ることなら、どうぞどうぞ見逃してください。
ただただ、このかわいさを残しておきたい一心ですから。

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