ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

花粉の季節がやってきました

2008年02月29日 22時36分16秒 | ねこ
でも私を悩ませているのは
花粉症ではなく、実は猫アレルギー。
そう、よりによって3年ほど前から猫アレルギーになってしまって。

夜時々鼻が詰まる程度で大したことはないのですが
「アレルゲンを処分するか、ずっと薬を飲み続けるか」
との耳鼻科の医師の非情な言葉に、
迷わず薬を飲み続けることを選択しました。

そして動物アレルギーにも効果があるという空気清浄機を、
意を決して、即座に2台購入。
これで完璧、と思ったのも束の間
みみにゃんはこんな仕打ちを繰り返すのでした。



実はこの空気清浄機は、側面から空気を吸い込んで
きれいになった空気を上部から放出する仕組み。
つまりみみにゃんのおかげで、
空気清浄機は、パワフルな「アレルゲン拡散機」に変身。

「勘弁しておくれよ~」、と何度泣きを入れても
これまで全く耳を貸す気のないみみにゃん。

でも、毎朝アレルゲンが布団に潜りこんできて、
時には、私の頬にぴったりと貼り付いて寝てるのだから
どのみちあまり変わりはないのかも。

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ベストは尽くせないけれど

2008年02月27日 22時48分41秒 | 生活
ヴォルテールの言葉に

"Le mieux est l'ennemi du bien."

というものがあるそうです。
そのまま直訳すると、
「ベスト」は「ベター」の敵。
つまり、完璧を求めすぎると上手く出来るものも出来なくなる、
というような感じでしょうか。

当たり前のことのようでありながら、
心の糸を、ピンって弾くような言葉。

人はよく「ベストを尽くせ」と言うけれど
それが呪縛になってることって少なくないのかも。
ベストなんて、そう毎回尽くせるものではないから。
ベストを尽くすためには、
体にも心にも、思いっきり力を入れて
完全武装で立ち向かってしまったりするものだから。

でも、「素晴らしいもの」や「美しいもの」を
生み出すことが出来るのは
きっと、固くなった体や心じゃないはず。

「ベター」で充分、そう思うと、
体もこころも、柔らかくなる気がする。
前回より今回、今回より次回、
昨日より今日、今日より明日、
ほんのちょっぴりの「ベター」でもいいなら、
わたしにも出来そう。
毎日毎日、出来そう。

そしてそれを積み重ねていく日々は
なんだか「幸福」につながって行く感じがするから。

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ハンドルネームを改めました

2008年02月26日 22時13分19秒 | 自分自身
わたしのハンドルネーム(ニックネーム)がみみにゃんで
愛猫もみみにゃんだったら
どっちがどっちか分からんだろう、という
あまりにももっともな指摘を受け、
それではと、わたしのハンドルネームを改めました。

何にしようか10秒ほど悩んだ挙句
花、うさぎ、という好きなものが2つ浮かんだので
花うさぎ、と合体させてみました。
これからは花うさぎでよろしくお願いします。

でもみみにゃんは、そんなことはどうでもいいようす。


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トイレットペーパー

2008年02月25日 22時14分35秒 | 出会い
今日はトイレの話でごめんなさい。

使用後によく、トイレのトイレットペーパーを
三角に折ることってありますよね?
最近わたしも職場のトイレでそれを始めたの。

以前の会社の時は
「当然のマナー」のような感じだったので
もちろん私もそれにならってやってたのですが、
今の職場は雑居ビルとあってか
ビル全体としてする習慣がなかったのです。

それに、手を洗う前の手でペーパーを折られるのが嫌、
と人が言っているのを耳にしたこともあり、
それも一理ある、と思ったこともあって。

なのになぜ今更また始めたかというと、
毎朝トイレを掃除してくれるおばちゃんが、
いつもお掃除した後、折ってくれているのに気付いたから。

おばちゃんはどうも、手先が器用ではないみたいで、
三角というよりは、しわくちゃの台形に近いのだけど
それでも毎朝、毎朝、ぶきっちょな指で
全部のペーパーを折ってくれていたのでした。
きっと、使う人たちに少しでも便利なようにと思って
一生懸命折ってくれているのでしょう。

おばちゃんは足も少し不自由みたいで
そうでなくてもあのお年で
早朝からのお掃除は大変だろうと思うのに。
少しびっこをひきながら
寒い朝も、雨の朝も毎朝お掃除してくれている。

だから、これはわたしからのおばちゃんへの
せめてもの、ありがとうの気持ち。
伝わることはないかもしれないけれど。



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4歳になりました

2008年02月23日 16時40分39秒 | ねこ
今日は陽射しがあるかと思えば、
急にうなるような突風が吹いて雨が降るような
春の嵐を思わせるお天気になりました。

こんなお天気の中、みみにゃんは今日4歳の誕生日を迎えました。

みみにゃんに初めて出会ったのは
生まれて1週間くらいの頃だったでしょうか。
片手の手のひらに乗るくらい、ちっちゃくて、
目も開かず、しっかり歩くことも出来ないのに、
ミーミーと小さな声で鳴きながら
私の方によちよちとやってきて
座っていた私の膝に這い上がってきたかと思うと
そのまま眠ってしまったのが、みみにゃんでした。

どの子をもらおうか選びに行ったつもりが、
逆に選ばれてしまったような、そんな出会い。
そうして2ヶ月が経った頃、わたしの家に来てくれました。
その頃はまだ、こんなでした。



みみにゃん、ずいぶん大きくなったね。
この世に生まれてきてくれて、ありがとう。
そしてわたしを選んでくれてありがとう。

今はまだ、私より若くて元気いっぱいのみみにゃんも
これからは、どんどんわたしを追い越してゆくのでしょう。
そして、どんなに愛しても、大切に思っても、
いつかわたしを置いて行ってしまうのでしょう。

みみにゃんは、神さまからの大切な預かりもの。
悲しいけど、いつか神さまにお返ししなきゃいけない。
どうだったかと、神さまに尋ねられた時に
みみにゃんは、幸せだった、と言ってくれるでしょうか。
そう言ってもらえるように努力するから
みみにゃん、出来るだけ長い間私のそばにいてね。

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