ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

上賀茂神社の夜神楽

2015年10月17日 16時41分00秒 | 寺社めぐり
高校時代の友人が関わっている神楽が
式年遷宮を終えたばかりの上賀茂神社に
奉納されるというので、再び京都へ。

まずは、同じく式年遷宮を迎えた下鴨神社。
はっきり覚えてないけど初めての参拝かも。
落ち着いた境内に流れる、心地よい水の音。



バスで移動し、続いて上賀茂神社で参拝。
二の鳥居の前ではリアル神馬もスタンバイ。



境内に飾られていたのは、豪華なリアル御所車。
おそらく式年遷宮のスペシャルバージョン。



「曲水の宴」が催される神社だけあって、
こちらも境内の随所に、澄んだ水の音。



いったん境内を出て、食事を取った後、
日が暮れてから、改めて遷宮特別夜間参拝へ。
一の鳥居で灯籠を受け取り、
普段入れない本殿のご神域内部で参拝。
灯籠のともった境内は、昼間とは違う雰囲気。



そして、19時から創世神楽の奉納を拝見。
立砂の後ろの舞台では不思議な光を放つ龍が舞い、
普段はしめ縄で結界されている立砂の間を
最後には駆け抜けてゆきました。



そして「四方祓之御形地」と呼ばれる、
地を清めるために弓を鳴らす舞や歌などが
雅楽の調べとともに奉納されました。



闇の中で舞は、幽玄なばかりか
この世とあの世の境が交じり合う妖しさ。



古式ゆかしい神楽に現代的な味付けもあって
初めてだったけれど、十分楽しめました。
お引越しを終えたばかりの神さまも
きっと楽しんで頂けたことでしょう。
帰ったらすっかり遅くなってしまったけれど
貴重な経験をさせていただいた一日でした。
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GPシリーズ開幕

2015年10月13日 12時13分00秒 | フィギュアスケート
わたしが京都の神社、仏閣めぐりに
うつつをぬかしている間に
早くもスケートシーズンは始まり、
グランプリシリーズもすでに開幕。
心わき立つ季節がやってきました。

真央ちゃんは「蝶々夫人」で復帰を果たし、
ゆづはSPは去年と同じショパンのバラード。
フリーでは映画「陰陽師」の曲に乗せて
なんと安倍晴明になっちゃうんだとか。
はまりすぎていて、心にくいこと。

(ご近所の、ススキのようなパンパス)

平昌オリンピックで引退し、
プロに転向すると発表したときは、
とても残念だけど、驚かなかった。
家族に大きな負担をかけているから
オリンピック優勝後はプロになるって
ずっと前から言っていたのは有名な話。

だからよけい、これからの1年1年が
大切で、かけがえのない時間になる。
わたしもそのつもりでしっかり応援しよう。
心の片隅で、真央ちゃんみたいに
心がわりしてくれることを期待しながら。
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京都・東寺を堪能

2015年10月04日 17時11分00秒 | 寺社めぐり
今年はさわやかな秋らしい秋が続いて
毎年、こんなだといいなあと思うほど。
10月を迎え秋もますます深まり、
折角なのでこの週末も京都へ、ぴょん。
電車1本、昼得なら片道500円で
思い立ったら気軽に行けるから便利。

(五重塔を臨むお庭)

今回訪れた東寺は、実は今回が初めて。
電車からはいつも五重塔を見てたのに。
広大な敷地に立ち並ぶ、幾つもの大伽藍、
そこに納められた見上げるような御仏。
境内は圧倒されるような威圧感とともに
凛として心地よい空気に包まれていて。

(特別公開中の小子房の勅使門)

食堂(じきどう)ではお写経を体験。
ここには昭和5年の火災で焼損した
四天王が今も十一面観音を護っており
写経所が設けられているのはその正面。
すっかり焼け焦げて細部は失われ、
痛ましいながらに、なお力強く立つお姿は
般若心経の説く「不生不滅」を体現するよう。
(この世の全ては生じることも滅することもない)

お写経に加え、9種類のご朱印をいただき、
秋の特別公開中の美しい小子房では
堂本印象画伯のすばらしい襖絵も拝見して、
半日をたっぷりと堪能させていただいた上、
般若心経の意味を教えられた一日でした。
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