ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

風邪

2018年05月21日 20時42分00秒 | 健康・癒し
このところの急激な寒暖差にやられ
すっかり風邪をひいてしまったみたい。
喉の痛みと全身の倦怠感でぐったり。



普通の人と比べたら、今も虚弱で
スキあらば体調を崩しているけれど
これでも、子どもの頃に比べたら
雲泥の差で、自分史上最高に元気。

友人が「年々無理がきかなくなって」と嘆く中
昔から「無理がきいた」ためしがない私だけは
その嘆きと無縁なのは嬉しいんだか、悲しいんだか。
ともあれ今は早く風邪を治したいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太々神楽祭

2018年05月14日 19時35分00秒 | 寺社めぐり
先日行われた西宮神社で太々神楽祭。
今年から講員になったばかりで
まるで勝手が分からないながら
興味津々で参加させていただきました。



お正月や十日戎の頃の喧騒が嘘のように
荘厳な静けさに包まれた拝殿。
美しい新緑を背に、錦の幕に彩られ
いつになくおごそかで、美々しい。
本殿前で様々な神事が執り行われた後
白拍子の舞なども奉納されました。

(写真は女人舞楽原笙会のFBからお借りしました)

烏帽子の脇に藤の花を挿した白拍子は
源義経が愛した静御前を彷彿とさせ、
平成であることを忘れるような雅なひととき。
昇殿参拝させていただいた後は
隣の会館で、直会(なおらい)と呼ばれる
食事会にも参加させていただきました。



お神酒で乾杯し、エビスビールは飲み放題。
真昼間からこんなご馳走を頂きながら、
ダイソンのコードレス掃除機や
100人分の切り身が取れるという大鯛など
豪華な景品が当たるくじ引き大会も。
残念ながら私は何も当たらなかったけれど、
正直、大鯛が当たっても、さばけないし
100人も知り合いいないし、どうしようと
結構本気でドキドキしてしたりしてました。



こんな手土産まで頂いて、参加費は無料。
わずかな年会費でここまでして頂くなんて
いくらえびす様でも、太っ腹すぎるのでは。
昇殿参拝の際に、いつものように小銭ではなく
気張ってお札にして良かったとほっとしたほど。
福は分かち合ってこそ本当の福となるそうだから
この日頂いた福を、いろんな方々に
お分けするような日々を送りたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美しい季節

2018年05月06日 16時44分00秒 | 生活
ゴールデンウィーク中は尾道の他にも
実家に帰省してお墓参りに行ったり、
明石海峡を臨むレストランに行ったり、
スーパー銭湯で汗だくになったり、
神戸の湊川神社にお参りに行ったり。



湊川神社へは藤を見に行ったのだけど
今年はすでに散ってしまっていて、残念。
それでも新緑に包まれた境内は清々しく、
子どもの日が近かったせいか、
よそ行き姿の幼子を連れた家族が
次々と御祈祷を受けておられました。



巫女さんが舞いながら振る鈴の音が
シャリンシャリン響くのが心地よくて
わたしまで清められたような気分。
お清め塩と御朱印を頂いてきました。



最近メディカルアロマを習い始めたので、
その日の体調や気分で精油をブレンドし
バスソルトを作ったりするのだけど
どうにもすっきりしないような時には
ただの天然塩の代わりに、お清め塩。
私にはライナスの毛布のようなものかも。
今夜から荒れ模様になるみたいだけれど
この美しい季節はまだ始まったばかり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏の尾道

2018年05月01日 17時11分00秒 | 寺社めぐり
脱獄犯の逃走現場の周辺であることを
ころっと忘れたまま、昨日尾道へ旅行。
帰宅後、犯人確保のニュースの中で
さっきまで自分がいた場所が映し出され
今更ながら驚いている自分にあきれる。

それはさておき、尾道は本当に坂の街。
駅を出てしばらく向島を臨む海岸を歩き、
そこから千光寺をめざそうと
Google Mapsにナビを頼んだら
「えっ、ここ通っていいの?」と
不安になるようなとんでもないルート。
私道にしか思えないような細い路地や・・・



サビついてぐらぐらする手すりに
転落しそうで足が震えた階段や・・・



挙句には、「これ、本当に道か?」と
不安のどん底に陥れるような山道。
歩いている人は誰一人いない状態。
これじゃあ、まるで修験者の修行。



しんどくて引くにも引けず進むと
最後はもう道ですらない、けもの道。
木が茂りまくって、千光寺の姿もなく。
だ、大丈夫なのか、わたし。
Google Mapsにだまされたのか、わたし。



ところが、信じてみるものですね。
汗だくで、ゼーゼーハーハーになったけど
最後には無事に千光寺にたどり着きました。
どうもすごい裏道から登らされたみたい。
おかげで境内で休むこと、1時間近く。
ご朱印もしっかり頂きました。



お堂から見える景色はこんなにも風光明媚。
ご本尊の優美な千手観音さまもさることながら
たどり着けたことが奇跡にように感じられて
いろんな思いで、手を合わせてきました。
かなたに見える橋が、まさにしまなみ海道。
ホーホケキョとなくうぐいすの音色と
新緑の木々の葉擦れの音に包まれながら
眼下に広がる尾道水道の景色を、心ゆくまで。



帰りはちゃんとメインの参道から。
ちゃんとこういうメインの参道があるんだから
そこに案内しようと思わんか、Google Maps?
途中には志賀直哉にちなんだ「文学のこみち」や、
心惹かれる、こんなかわいらしい「猫の細道」。



本当に猫がいるのかしら、と思ったら
ちゃんとちんまり座っていました。
観光客が次々になでても平然として、
おもてなしの心にあふれた猫ちゃん。



Google Mapsは方向音痴の私の強い味方だと
これまでは頼りに思っていたけれど、
今回ばかりは「してやられた」感満載。
おかげで千光寺周辺しか見られなかったけど
それでも坂の街の風情を十分に堪能し、
足をパンパンにして帰ってきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする