ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

百年の時を超えて

2009年08月30日 22時41分00秒 | 生活
フランスの美しい片田舎で暮らしている、
尊敬する、わたしの年上の友人から、
先週、届いた素敵な小包み。

中をあけると繊細な刺繍が施され、
可憐なレースでふちどられたテーブルクロスが2枚。
なんと、百年以上前のアンティークなのだとか。
数年前に彼女の家を訪ねた時、
わたしが彼女のアンティークのテーブルクロスを
いたく気に入っていたのを覚えていてくれて。



百年以上前の物とは思えない美しさだけど、
そんな貴重な物を、わたしなどが頂いていいのかしら。
うれしさと同時に、貴重な物を預かったような気がして
こわれものに触れるように、震えてしまった指先。

海を越えてフランスから届けられた宝もの。
百年の時を超えて、手から手へと
大切に受け継がれてきたものなのでしょう。
どのような繊細な指がこの刺繍やレースを生み出し、
どのような人々が、このクロスと共に
和やかな食卓や、お茶の時間を過ごしてきたのかしら。

わたしにそれを引き継ぐ資格があるのか不安だけど、
大切に大切に使わせていただかなくては。
たくさんの幸せな思い出を込めて、誰かに受け継ぎ、
やがて百年後の誰かの、幸せな食卓を飾れることを祈りつつ。

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おいしい一日

2009年08月29日 19時08分00秒 | グルメ
第九友だちとは久しぶりの再会だったので
レッスンの後、いっしょにランチ。
なんと彼女が行こうと誘ってくれたところは
わたしが今日一人でも行くつもりだったお店。
これは、「行け」という神さまの思し召し?

JR西宮の近くにあるレストランで、
1階にある八百屋さんが経営しているお店。
その名も、808Kitchen(やおやキッチン)。
新鮮なお野菜をたっぷり使った料理が自慢。



ジャガイモと白桃(!)のスープも絶品だったし、
お野菜たっぷりのメインディッシュも最高。
パプリカのチーズケーキも、あと3個は食べたかった。



ヘルシーなごちそうを頂きながら、
3時間以上もおしゃべりに花を咲かせてしまった。
ランチが終わったら夕方だったけど、まあいいか。
楽しくて、うれしくて、おいしい一日だったから。

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響き合うよろこび

2009年08月29日 19時02分00秒 | 音楽・アート
今年も第九のレッスンがいよいよ開始。
去年の先生は、歌もピアノも女性でしたが、
今年は、どちらも男性の先生。
今日は初回なので、声楽の基礎と理論が中心。

大きな声より、響く声を目指すこと、
音源を喉より下に持っていくよう意識すること、
子音と母音の距離を意識することなど、
去年は知らなかったことも、いろいろ学べそう。



でも何よりもやっぱり、歌うことって楽しい。
レッスンの最初に、思う存分声を出した時も快感だったけれど
先生の指導で、皆の声の響きがどんどん変わっていく驚き。

わたしはやっぱり、合唱というものが大好きみたい。
ばらばらな声質が合わさって、1つの響きとなる瞬間。
ハーモニーが生まれ、何かがつながるのを感じる瞬間。
上手い下手とは関係なく、そこには何か原始的で
根源的、本能的な、「よろこび」というものがある感じ。
今年もまたそれが味わえることが、今はただただ幸せ。

コメント (2)
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トルコなランチ

2009年08月27日 17時10分00秒 | グルメ
今日は職場のトルコ人のインターンのKちゃんが
トルコ料理を3品も作ってきてくれたので
ランチにみんなでご馳走になりました。



今までトルコ料理は食べたことがなく、
シシカバブみたいなイメージしかなかったけれど、
世界3大料理の1つと言われるゆえんを
ちょっと垣間見ることが出来たかも。

鶏の胸肉をくるみと茹でた人参で和えた
コクがあって優しい味のチェルケ・タブグ(下の写真の左上)、
オリーブオイルで炒めた白ねぎと人参にご飯を加え
たっぷりのレモン汁で和えた爽やかな味のピラサ(手前)、
粟のような穀類とキュウリ、パプリカやトマトピュレーなどを、
チリペッパーとドライミント、レモンで味を調えたキシー(右上)。



どれも本当に優しくまろやかな味で
お腹いっぱい食べても、全然お腹が重くならない。
あまりのおいしさに、レシピを書いてもらったから、
味を忘れないうちに、ぜひとも挑戦してみなければ。
大変だったろうにありがとうね、Kちゃん。

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讃・日大文理

2009年08月26日 10時31分00秒 | 趣味
おととい録画しておいた「熱闘甲子園」を
昨夜になって、ようやく観ました。
今更ながらに知った、歴史に残るゲームの全貌。



日大文理のみなさん、新潟のみなさん、
敵を討ちに行くなんて言ったりして、ごめんなさい。
最後の最後まで決して諦めない、ひたむきさと、
試合後、涙を流しながらも笑顔で相手を讃える爽やかさ。
あんな素晴らしいゲームになったのも
このような素晴らしいチームが相手だったから、と分かって。

感動して、ちょっと涙ぐみつつも
地元のことばかり考えてた、自分を恥じました。

あなたたちは、決勝戦で試合に勝てなかったけれど
でも決して、負けてはいませんでした。
遅ればせながら日大文理のみなさん、ありがとう。

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