ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

桜が咲き始めました

2008年03月24日 15時25分48秒 | 花・自然
今朝通勤途中で「マイ桜」の幾つかの枝先に
ついに5-6輪ほど、花が開いているのを見つけました。
こんなこともあろうかと、
カメラをかばんに入れておいて良かった~。
ああ、いよいよ桜の季節。



その先の、駅の近くのお宅では、白木蓮が満開。
これまたあまりにきれいなので
立ち止まらずにはいられません。



さらに職場の入り口付近の茂みでは
わたしの足首ほどの背丈の、小さなかわいらしい黄水仙が
恥ずかしそうにうつむきながら咲いていました。



確かtete-a-tete(仏語で「ないしょ話」)という種類だったような。
そういえば、小さな小人たちが頭を寄せ合って
ひそひそと内緒話をしているみたい。
・・・え、なに?
朝からこんなことばかりしてて、遅刻しないのかって?

いやあ、実は危ないところでした。
この季節はあっちこっちのお花につい気を取られがち。
でもちゃんと間に合って、今日はやれやれでした。

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植物の不思議

2008年03月23日 15時59分06秒 | 花・自然

そういえば、先日植物に関する面白い記事を読みました。

植物はお互いにコミュニケーションを取ってることが
科学的にも分かってきたというの。
さまざまな揮発性化合物を発することで
SOSを出したり、
危険を仲間に知らせたり、
また仲間の信号を受けて対策を取ったりするのだとか。

たとえば青虫にやられた株は
その青虫の天敵のハチを呼ぶ物質を出したり、
自らその青虫に対し毒性のある揮発性化合物を生成したり。
しかも害虫によって違う物質を出すと言うから驚き。

それだけでもびっくりなのに、
その物質を出してる株の近くにいる別の株は
それを「立ち聞き」して
同じように青虫に毒性のある化合物を生成して
自己防衛をすることも明らかになったんだって。

しかもね、同じ種類の植物以外にも
同様の反応が確認されたのですって。
植物の種類を超えた、共通言語があり得るということ?

室内にある観葉植物に電極をつけて
その部屋でキャベツを刻むと、刻むたびに
その観葉植物が何らかの電気反応を示すとか、
杉などが山で大量伐採されると
付近の杉が一斉に、大量の花粉を飛ばすようになるのだとか、
そういう話は以前から、聞いたことはあったけれど。

わたしの部屋のポトスも
わたしが野菜や果物をを刻むたび
身も細る思いで、その叫びを聞いていたのかしら。
こんな無神経な人間のそばにありながら
それでも、人の心を花や緑でなごませてくれる
植物の、優しさ、大きさ、に思いを馳せる。



せめてもう少しだけ、
植物の声に耳を済ませてみよう。
いつか、何かが、聞こえてくるかもしれないから。

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うちにようこそ

2008年03月22日 19時39分32秒 | 花・自然
今日は午前中から4時近くまで外出してたのですが
どうしてもベランダにもっとお花を植えたくて、
お花の苗を両手いっぱいに買ってきて、
夕方からせっせと土いじり。
先日やった分と合わせて、
暗くなる前に、大体植えつけが終わりました。



前回は苗ばかりを植えたので、
今日はすぐ楽しめるお花も幾つか植えました。

わたしが土いじりが好きなのは父譲りで
花が好きなのは、おそらく母譲り。
もっとも父は菊専門で
その凝りようは、わたしとは桁違いですが、
わたしは手がかからず、長期に楽しめるタイプの
草花、小花が大好きです。

あまりにかわいらしいので
ミニバラも植えてみたのですが
わたしにちゃんと世話が出来るかしら。



マンション暮らしは無機質になりがちだけど、
こうしてささやかでも
育ってゆく生命と共に暮らすのは楽しい。

毎日の水遣りは確かにちょっと面倒。
夏場なんて、朝晩だし。
朝なんて遅刻しそうになっちゃうし。
でもその面倒を補って余りある、
元気や慰めや喜びを、たくさんたくさんもらうから。

うちにようこそ、お花くんたち。
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桜の咲く前の

2008年03月22日 18時37分44秒 | 花・自然
わたしが勝手に「マイ桜」に任命し
先日もつぼみの様子を撮った近所の桜は、
今日はもうずいぶんつぼみがふくらんで
先っちょがかわいい桃色に染まり始めていました。
遠目に見ても、心なしか桜の樹全体が
ほんのりと桃色を帯びてきたみたい。



気象庁の開花予報はこのあたりでは26日。
楽しみなような、
でもいざあと4日と思うと
咲いてしまうのがもったいないような。

ほんのり紅色に染まった開花前のつぼみは
何とも可憐で、愛おしくて。

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若い人々に学ぶ

2008年03月19日 20時10分24秒 | 仕事・職場
わたしの職場は本当に小さな職場なので
新入社員が入ってくるようなことは
たぶん、10年に一度くらいしかないのですが、
学生インターンさんなどが常時数人
とっかえひっかえ手伝ってくれています。
先日2人が相次いで去り、淋しくなっていたのですが
昨日から新しいインターンさんが一人来てくれました。

彼は大学院生なのですが、
なんと、わざわざ大学院を半年休学して来てくれたの。
そのために1年余分に学校行かなきゃいけないのを覚悟で。
彼が将来やりたいことにプラスになるからとは言うものの
まったくの無報酬、手弁当で、その上1年留年だなんて。

これまでもわざわざアパート借りてまでして
インターンに来てくれた人もいたりして、
毎度のことながら、本当、頭が下がる思いです。

わたしの大学時代とは、大違いだなぁ。
楽をして単位を取ることと、バイトに明け暮れ、
インターンやボランティアなど考えたこともなかったのに。
もっともインターンもボランティアも一般的ではなくて
大学生全般が、似たり寄ったりな感じだったとは思うけれど。

収入にはならなくても、回り道になっても、
困っている人を助けたり、
誰かのためになる道を選ぼうとするこうした若者と出会うたび、
わたし自身、多くのことを教えられる。
社会人長年やってると、つい忘れがちなことを
彼らの姿が思い出させてくれたり。
単に、初々しいとか「初心」とか言うことだけじゃなくて
彼らに見習わなくちゃいけないことって、
先輩なのに悔しいんだけど、やっぱりいっぱいあるの。

彼らのような若者がいるから
日本はまだまだ捨てたものじゃないなあ。
それどころか、
わたしたちの世代では出来なかったことを
彼らはやってくれるようになるのかもしれない。

人との出会いは、
年とともに固まりがちな自分の境界を広げてくれるから
忘れてしまった大切なことを思い出させたりもしてくれるから、
だから、大切にしなくちゃ。

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