ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

聲の形

2019年08月24日 11時19分00秒 | 社会
息苦しいほどの暑さの盛りも過ぎ、
朝晩が過ごしやすくなってきました。
夏の終わりはほっとする反面、
少し物悲しいような、寂しいような。

京アニの「聲の形」を観ました。
高校時代に毎日通っていた街が
あんなに美しい街だったことに
作品を通じて気づかせてもらえて。

(「聲の形」の最後にも花火が)

物語自体は思春期の生きづらさや
友情や恋などの人間関係の戸惑いが
繊細に、ていねいに描かれていて
あの頃の心の揺らぎが胸によみがえる。
自分を誰かにシンクロしながら見るには
もう年を取り過ぎてしまったけれど。

(これは淀川花火大会の花火)

あの痛ましい事件から1カ月が過ぎて
改めてこみ上げる怒りとやるせない思い。
こんな繊細な作品を作り出す人々が
なぜ標的にされなければならなかったのか。
事件の真相が明らかにされると同時に
少しでも早く被害者の方々が回復され、
また美しい作品を作られることを
ささやかながら願ってやみません。
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