こちらに来て気づいたり驚いたことが2つ。
まず一つめは、朝の散歩の際に歩く陶彩の径では
見知らぬ人とでも互いにあいさつすること。
誰であれ、人とすれ違ったり、追い越す時、
まるで登山の時のように挨拶を交わすことが多く、
最初は戸惑ったけど、今はそれが気持ちがいい。
高齢の方が多いけど、顔見知りも何人か出来て、
今日も頑張ってらっしゃるなと励まされています。
もう一つは、信号機のない横断歩道や
横断歩道すらない車道を渡るとき、
車がかなり前から停車して待っててくれること。
自分がこのまま歩き続けても、止まることなく
車が先に通り過ぎるなと思うような状況でも
車が停まって待ってくれてるものだから、
頭を下げて、小走りすることもしばしば。
何でも信号のない横断歩道での一時停止率は
岐阜県は65.4%で全国5位だというから、納得。
52.0%で17位の兵庫県や、34.6%で36位の京都府、
26.7%で44位の大阪府に慣れてた身にとっては
最初はちょっと驚くというか、恐縮するというか。
大阪市なんて、横断歩道があろうがなかろうが
歩行者も運転手も、1対1の仁義なき戦いあるのみ。
ある種、自己責任で突っ切ってたものなあ。
地方都市には、過疎化やシャッター街など
問題もたくさんあるのは事実だけれど、
こうした美徳もいっぱいあることを
日々気づかせてもらっているところです。
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