たまにはブログを更新しないとな…
なんて考えてはいたものの日々の仕事に追われなんだかんだ更新出来ずにいました…
最近では1つの作業を集中して出来る事が少なく、常にいくつかの仕事を同時進行で進めているので写真も端的な物が多く記事を書くのにも少し困りますが最近の作業をサラッと。
まずは燃料漏れのビッグサム⁉︎だったかな…
燃料タンクの腐食による漏れなので新品交換します。
地味にサイドバンパーが邪魔ですが…
交換して燃料の入れ替え…
燃料タンク換えるっていうのに燃料満タンなんだから困っちゃいます…
入れ替えも終わり完成。
入れ替えも終わり完成。
お次はサプライポンプ交換のJ07レンジャー。
インテークダクト外せば作業性は悪くないです…
SSTという名の単なるボルトで位置合わせ。
新品の取り付け…
あとは元通りに組み付けて完了。
他にも現行型のレンジャーA05Cのサプライポンプ交換も…
地味に手間がかかります…
取り外したサプライポンプのカップリング類の付け替え…
今までのレンジャーはサプライポンプもサクションコントロールタイプでしたが、現行型からはプレッシャーコントロールタイプに変わってます…
それから相変わらずDPFの洗浄はコンスタントに入ってきます…
ADG-のプロフィアのDPF洗浄…
フィルターの取り外しは非常に簡単…
しかし実際に洗浄すると汚れが半端ない…
凝集させると案の定軽油の着色料で真っ黄色…
これはエンジン側から流れてきた未燃焼燃料がDPFに付着する為で、ここまでくるとインジェクターも洗浄もしくは交換した方がいいレベルです…
こちらはEXD52ギガのDPFですが、フィルターが飛び出してしまっていますが…
基本的にはスス抜けと内部溶損が無ければプレスで適正位置まで押し戻して洗浄は可能です。
プレスで慎重に押し戻し。
押し戻したら洗浄。
更にレンジャーのDPF…
こちらは残念ながらスス抜けが酷い為に洗浄は不可能でした…
こうなると交換しか選択肢は無くなりますが、どうせ交換するなら今後の事も考えてスタッドタイプではなく対策品のボルトナットタイプに変更します…
フランジ取り付けがボルトナットに変更されているのでスタッドのように折れ込む心配は今後はありません…
フランジ取り付けがボルトナットに変更されているのでスタッドのように折れ込む心配は今後はありません…
それからオイル漏れ修理で入庫したEXD52ギガのちょっと納得いかない修理。
コレ↓はブローバイのジャバラホースですが、よくホースが破れてオイルが漏れるんです…
応急的に破れ箇所をビニールテープでぐるぐる巻きにしてもしばらくするとオイルでしっとりしてきます…
そんな事もあり正攻法でいけば交換するのがベターなんですが…
現行品は対策品になりプラ製のジャバラホースから厚手のゴムホースに変更されているところまではいいんですが…
現行品は対策品になりプラ製のジャバラホースから厚手のゴムホースに変更されているところまではいいんですが…
何故か頼んでいないはずのインテークダクトが同時に配達されており、間違って配達されたんだな…的な感覚でいたのですが、対策品のホースを取り付けようとしてもどう取り回しても寸足らずの状態。
まさかね…と配達されたダクトと現物を見比べてみると…
ホースの接続位置が変更されてる…
ホースの接続位置が変更されてる…
そりゃホースも付かないはずだわ…
ブローバイホースを換えるだけなのにインテークダクトまで同時に交換する必要があるなんて…
通常ホースの材質の問題だけなら接続位置まで変更する必要はない訳で、ダクトの接続位置まで変更されているという事は当初の設計に何かしらの問題があったんでしょうね。
とりあえず交換するしかないのでダクトも交換してホースも交換して完了…
こちらはBDGプロフィアのDPR洗浄ですが毎度毎度のスタッド折れの為、スタッド全交換作業。
それからコレは別のプロフィアのDPRなんですが、温度センサーが折れこんだので洗浄ついでに抜き取って下さいとの依頼。
非常に嫌な折れ込み方してる…
あの手この手を使いなんとか摘出。
温度センサーはアタリ面がテーパーなので非常に気を遣います…
逆に洗浄もスタッド交換も温度センサーが付いている状態でも全く問題ないので折れそうなら外さずにそのまま持ってきてくれた方が気が楽です…笑
コレはレッカーで運ばれてきた差圧100kPa超えのLKGプロフィアのDPRですが、飛び出し防止リング無しのDPRのため出るところまで出てしまい再使用不可能なDPR。
こちらは残念ながら交換です。
更にフォワードのインジェクター交換&DPF洗浄。
DPFはガン詰まりの状態…
触媒は通常の洗浄をして…
ガン詰まりのフィルターは特殊な溶剤でグツグツ煮込んでから洗浄します。
それからdenoxtronic1を積んだ6M70のスーパーグレート。
SCRのチェックランプが点灯したという事で診断の結果、そもそも通信が上手くいかない状態でコンピュータに何かしらの不具合がありそうだな…なんてモジュールを外して点検してみると…
開けてビックリ、モジュールの中が尿素水に浸かってました…
恐らくモジュール内で尿素水が漏れ出し浸水、内部の電装部分がショートしてコンピュータ含む電装品は全滅状態でした。
開けてビックリ、モジュールの中が尿素水に浸かってました…
恐らくモジュール内で尿素水が漏れ出し浸水、内部の電装部分がショートしてコンピュータ含む電装品は全滅状態でした。
次はS05のインジェクター交換。
それから作業ではありませんが作業環境も少しづつアップデートしております…
車検も多い為にデフミッションのオイル交換を効率化する為にヤマダのルブリケータを購入。
やっと買いました…笑
他にもトルクセッターは買えないので1人でも楽にホイールナットのトルク締めが可能な三脚式トルクレンチ。
ホイールナットだけじゃなくアクスルナットやBPWのハブキャップにも役立ちます。
診断機も一機追加しました…
デュアルタブ…
その名の通り1つのタブレットで2つのインターフェースを使い分けます。
このちっこいのはnanoBTといってコレはまんまTPMと同じソフトです。
まあタブレットの分データ表示やモニタリングはTPM-Rより圧倒的に使いやすいです。
で、こっちがiSCAN eといってautoland製のソフトです…
こちらは小型や欧州車に強いです…
フェラーリやランボルギーニもイケます!
(ウチには入庫しないけど…)
トラックも一部だけですがコアな部分までサポートしてます…
ただトラックメインの当社としてはやっぱりG-SCANとDTは必要ですね。
今後順次導入したいと思います…
それから事務所も少しずつアップデート。
今まで家庭用の複合機を使ってましたが業務用の複合機と事務員用のノートパソコンを一台追加。
もちろんセキュリティーも同時に。
更にまだ設置までは至ってませんがビジネスフォンも導入しました。
電話機も今は家庭用の安物なので色々と使い勝手が悪いんです…
電話帳も10件しか登録出来ないし…笑
ビジネスフォンになれば電話帳も大量に登録出来るし、他にもしつこい勧誘電話も拒否出来る。←コレ大事
こんな感じで設備、環境に関してはまだまだ足りない部分も多いですが少しずつ効率化を進めています…
そしてあとはメカニックの増員が最大の課題…
早いところホームページを完成させてリクルート情報を載せる予定ですが、いかんせんこちらの都合で中々進まない…笑
まだまだ発展途上の会社ですが興味のある方が居たらメッセージからお問合せ下さい…
GH5はごく稀に接続できるんですが、ほぼほぼ通信異常で接続できません。なぜかGH11は接続できるんですが。
来年始めに診断機を追加するつもりなんですが、GH5エンジンを普通に見れる診断機を使った事があれば教えてもらいたいです。それとそちらのTPM-RではGH5エンジンは見れますか?もし経験があれば教えてもらいたいです
基本的にボルボ資本になってからのUD車は汎用診断機メーカー泣かせで…
ボルボが情報を開示しないために新たなソフトの開発が遅れて今に至ります。
診断機メーカーさんの努力で独自検証でソフト開発をしてるらしいのですが、ある型式で通信が出来たとしても、仮に同等年式の車でECU品番が違ったりすると適合性が確認出来ないために未対応となります…(この辺りの情報も非開示…)
診断機メーカーさんとしては全ての型式を検証する事は不可能なので結果的に似た型式でも通信出来る車とそうじゃない車が出てきます。
ウチのTPM、iSCANeも同じで通信出来たり出来なかったりです…
過去の経験で言えばG-SCANがGH系のデータ表示にも対応している事が多かった気はしますが、やはりコレがあれば大丈夫という事はなくて得手不得手があるのでトラックに関して言えばTPM、G-SCAN、DT、iSCANe辺りを使い分ける必要が出てくるんじゃないかなぁ…と思います。
メーカーは永久に使えると思い接合部を溶接にしてるのでしょうが、短期間で目詰まりや清掃
最悪は交換になるのは、設計時に使う燃料やオイルが現状との「差」が大きいからですかね?
決して安くはない代物
もっと耐久性向上させるか、定期的に分解清掃出来る構造にしてもらいたいですわ
弊社所有のプロフィアも目詰まりを起こし言われるままに交換されました
脱着して御社に依頼すれば良かったと請求書見て痛感しました
いつもブログ拝見させて頂き参考にさせてもらっています。
大変な作業ばかりでしょうが頑張って下さい。
日野のE13Cなんですが、運転席側のターボからインタークーラーに繋がるホースがオイルで滲んでいるのですが、原因の検討つきますでしょうか?
距離はまだ20万㎞程度しか走っていません。
お手透きの時にでもコメント頂けたら幸いです。
特定整備に関わる車検時のOBD検査の事ですよね…
確か2024年から⁉︎だったかな…
検査時に診断機によるOBD診断をする必要があったと思います…
ただこれは運転支援や安全装置に関わる部分のみが対象になるはずです…
また、私の地域である中部運輸局管内ではその2社にのみ認可を出すような話は聞いた事ないですね…
仮に認可制度があったとしてもG-SCANやTPMが除外されるような事は考えにくいと思います…というかあっては困りますよね…笑
だって日立の診断機は基本自社開発じゃないですから、日立がOKでOEM元のメーカーがNGでは流石に苦情が出るでしょう…
DPFが出始めた頃、メーカーは『DPFはメンテナンスフリーです』と説明していたらしいですからね。
調べていけばいくほど改善出来る余地があるのは明白ですが、DPFだけで見ても洗浄可能な設計にしてくれるメーカーもあればそうじゃないメーカーもあります。
そういう設計やその他色々な部分を見ているとメーカーの思惑というか考え方は見えてきますよね…
まあ今時では滲んでいない車の方が少ないです…笑
原因はざっくり言ってしまえばブローバイガスです…
これには色んな要素が絡んできますがブローバイガスがエンジン内部で油分を含みオイルミストとなりインテークに戻るためです…
セパレータで油分を分離させようとしてますがそもそも流れてくる油分が多ければ多いほど分離させきれずにインテークに流れる量は増えます。
その油分がインタークーラーホースの隙間から滲み出てくる訳です。
対策というと語弊がありますが単純にオイルの粘度を上げればオイルミストの量は減りますが…
オイルの量の減りがあまりにも早ければ対策する必要が出てくるかもしれませんね。
ブローバイガスをもう一度再循環させる構造なんですね。
なんとなーく理解出来ました。
今後も色々と質問させてもらうこともあるかもしれませんが宜しくお願いします。
ブログ更新楽しみにしていますので、体調崩さない程度に頑張って下さい‼