ADG-FC7Jレンジャー…
アイドリングが不安定でアクセル踏んでないとエンストする…との事で入庫。
実際にエンジンをかけてみると…かかってすぐに排気のシャッターバルブが作動して、アイドリングがものすごく不安定になり…やがてエンストしてしまいます…
チェックランプは点灯していません…
どうやら、自動暖機モードか白煙防止制御の為にシャッターバルブが作動しているようなんですが…
アクセルを少しでも踏んでいればシャッターバルブが開くのでエンジンはエンストしません…
早速スキャンツールを繋げて点検してみます…
が、故障コードは無し。
で、SCVが悪くなると同じようにアイドル不調からエンストする事があるので…
SCVの作動状態と燃圧を点検する為データを確認すると…EGR開度がおかしな事に…笑
通常EGRの制御は暖機中は停止するので本来なら開度は0%が正常…

若干ではありますが数字も動くので、完全に固着してる訳でもなさそうです…
アクティブテストでもやっぱりEGRバルブ2が言う事をききません…

アクセルを踏み込んだ時もEGRは完全に閉じず…
試しに問題のEGRのコネクターを外してアイドリングさせてみます…

当然、EGRの制御はカットされ、チェックランプが点灯。

するとアイドリングは安定し、エンストする事もなくなりました…
と言う事で、犯人はEGRバルブで間違いなさそうです…
在庫もあるとの事なので早速作業にかかります…

J07EのEGRはインテークパイプ裏に取り付けられてるのでインテークパイプごと取り外さないといけません…
インテークのスタッドが邪魔になるので取り外し…
ハスコーのスタッドボルトリムーバー…
ネジ山潰さず外せます。
スライドハンマーを付ければダウエルピンなどにも使用出来ます…


でインテークパイプごと取り外し…

バイスに挟み、EGRバルブを外していきます…

分かってはいましたがカーボンが酷いです…
EGRバルブの不具合の原因もおそらくカーボンのせいでしょう…

EGRバルブのシャフトとバルブ部は…
これはEGR1…

こちらが問題のEGR2…

ていうかカーボンで埋まってますね…
これだけ固着してるのに故障コードが入らないのは多少なり数字が変化してたからでしょうか…⁉︎
本来ならEGRバルブ固着の故障コードが入っていてもおかしくないレベルだと思うんですが…
パイプ内の大量のカーボンをキレイに洗浄します…
ココだけキレイにしても洗浄効果はあまり期待出来ませんが、気休めぐらいにはなるかと…


こびり付いたカーボンはスチームで洗浄。
キレイになりました…



新品のEGRバルブを組み付けてエンジンに取り付けていきます…



作業上、クーラントが出てしまうので補充&エア抜きを…

エア抜きをしながらデータで各部を確認。


問題無さそうですね…
シャッターバルブが作動してたのはEGRバルブが開きっぱなしの為排気温度が上がらずにECUが自動暖機モードに入れたのでしょうか…
固着と判断してればチェックランプが点くはずなんですが故障コードは無かったので…
どちらにしても交換後はアイドリングも安定してシャッターバルブも作動する事なくエンストする事も無くなりました…
あとは水漏れなどの最終確認をして完了です…
そして同業者さんからの依頼で持ち込まれた謎のエンジン…
フォークリフトか何かのエンジン⁇

オーバーホールの依頼ですが…圧縮がヘッドカバーに抜けてくる…との事。
ファイバースコープでシリンダー内部を確認してみると…

ん⁇
ピストン割れてる…⁇
三菱製のエンジンのようですが…
まずは何のエンジンなのか?から調べる事にします…
アイドリングが不安定でアクセル踏んでないとエンストする…との事で入庫。
実際にエンジンをかけてみると…かかってすぐに排気のシャッターバルブが作動して、アイドリングがものすごく不安定になり…やがてエンストしてしまいます…
チェックランプは点灯していません…
どうやら、自動暖機モードか白煙防止制御の為にシャッターバルブが作動しているようなんですが…
アクセルを少しでも踏んでいればシャッターバルブが開くのでエンジンはエンストしません…
早速スキャンツールを繋げて点検してみます…
が、故障コードは無し。
で、SCVが悪くなると同じようにアイドル不調からエンストする事があるので…
SCVの作動状態と燃圧を点検する為データを確認すると…EGR開度がおかしな事に…笑
通常EGRの制御は暖機中は停止するので本来なら開度は0%が正常…

若干ではありますが数字も動くので、完全に固着してる訳でもなさそうです…
アクティブテストでもやっぱりEGRバルブ2が言う事をききません…

アクセルを踏み込んだ時もEGRは完全に閉じず…
試しに問題のEGRのコネクターを外してアイドリングさせてみます…

当然、EGRの制御はカットされ、チェックランプが点灯。

するとアイドリングは安定し、エンストする事もなくなりました…
と言う事で、犯人はEGRバルブで間違いなさそうです…
在庫もあるとの事なので早速作業にかかります…

J07EのEGRはインテークパイプ裏に取り付けられてるのでインテークパイプごと取り外さないといけません…
インテークのスタッドが邪魔になるので取り外し…
ハスコーのスタッドボルトリムーバー…
ネジ山潰さず外せます。
スライドハンマーを付ければダウエルピンなどにも使用出来ます…


でインテークパイプごと取り外し…

バイスに挟み、EGRバルブを外していきます…

分かってはいましたがカーボンが酷いです…
EGRバルブの不具合の原因もおそらくカーボンのせいでしょう…

EGRバルブのシャフトとバルブ部は…
これはEGR1…

こちらが問題のEGR2…

ていうかカーボンで埋まってますね…
これだけ固着してるのに故障コードが入らないのは多少なり数字が変化してたからでしょうか…⁉︎
本来ならEGRバルブ固着の故障コードが入っていてもおかしくないレベルだと思うんですが…
パイプ内の大量のカーボンをキレイに洗浄します…
ココだけキレイにしても洗浄効果はあまり期待出来ませんが、気休めぐらいにはなるかと…


こびり付いたカーボンはスチームで洗浄。
キレイになりました…



新品のEGRバルブを組み付けてエンジンに取り付けていきます…



作業上、クーラントが出てしまうので補充&エア抜きを…

エア抜きをしながらデータで各部を確認。


問題無さそうですね…
シャッターバルブが作動してたのはEGRバルブが開きっぱなしの為排気温度が上がらずにECUが自動暖機モードに入れたのでしょうか…
固着と判断してればチェックランプが点くはずなんですが故障コードは無かったので…
どちらにしても交換後はアイドリングも安定してシャッターバルブも作動する事なくエンストする事も無くなりました…
あとは水漏れなどの最終確認をして完了です…
そして同業者さんからの依頼で持ち込まれた謎のエンジン…
フォークリフトか何かのエンジン⁇

オーバーホールの依頼ですが…圧縮がヘッドカバーに抜けてくる…との事。
ファイバースコープでシリンダー内部を確認してみると…

ん⁇
ピストン割れてる…⁇
三菱製のエンジンのようですが…
まずは何のエンジンなのか?から調べる事にします…
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