XZU321ダイナ…
エンジン切ってキーを抜いてもラジオやA/Cの電源が入りっぱなし…という症状で入庫。
現車を確認すると確かにエンジンは止まってキーを抜いてるのにラジオとA/Cの電源が入ったまま…
そのままだと当然バッテリーが上がってしまうのでお客様は車を止める度にバッテリーを外して対応してたそうです。
で、まず可能性としては考えられるのはイグニッションスイッチの接触不良…
もしくはキーシリンダーの不良…
この辺りに絞れるかと思います…
早速調べていきます。
まずはキーの摩耗や変形、損傷などを目視で調べるも特に気になる所は無し…
キーシリンダーの動きも問題無し…
ロック位置以外でキーが抜ける事もありません。
なのでキーシリンダーは良さそうです…
次にコラムカバーを外してイグニッションスイッチの点検を…
イグニッションスイッチを取り外して点検します。
更にスイッチをバラすと、接触部のグリスが真っ黒に汚れています…
各パーツをキレイに洗浄して接点専用グリスを薄く塗って組み付けます…
スプリングも交換します。
部品としては出ないんですが、同じサイズのスプリングはストックがあったので…
このグリスにも重要な役割があって、特に今回のような接点に塗布されたグリスには、金属同士の摩擦、摩耗を抑制する為の性質に加え、ショートしない為の絶縁性と接点接触時の通電性の確保…という相反する性質が求められるんです。
その為、接点グリスには色々な添加剤がブレンドされています…
なので適切なグリスを使用しないとかえって調子を悪くする事もあるので注意が必要です…
グリスに限らず、ケミカル系は安さに惹かれて選ぶ事も多いと思うんですが、大事なのはやっぱりその車の使い方や用途にあった物を選ぶ事。これに限ります…
巷でよく見る接点復活剤…というのも使い方や使用量によっては逆効果でそれが原因で壊れる事もあるんです…
話を戻して…
せっかくなのでキーシリンダーも洗浄と給脂をしておきます。
で、コラムカバーを取り付けて確認。
キーオフでちゃんと電源も切れるようになったので、完了です。
エンジン切ってキーを抜いてもラジオやA/Cの電源が入りっぱなし…という症状で入庫。
現車を確認すると確かにエンジンは止まってキーを抜いてるのにラジオとA/Cの電源が入ったまま…
そのままだと当然バッテリーが上がってしまうのでお客様は車を止める度にバッテリーを外して対応してたそうです。
で、まず可能性としては考えられるのはイグニッションスイッチの接触不良…
もしくはキーシリンダーの不良…
この辺りに絞れるかと思います…
早速調べていきます。
まずはキーの摩耗や変形、損傷などを目視で調べるも特に気になる所は無し…
キーシリンダーの動きも問題無し…
ロック位置以外でキーが抜ける事もありません。
なのでキーシリンダーは良さそうです…
次にコラムカバーを外してイグニッションスイッチの点検を…
イグニッションスイッチを取り外して点検します。
更にスイッチをバラすと、接触部のグリスが真っ黒に汚れています…
各パーツをキレイに洗浄して接点専用グリスを薄く塗って組み付けます…
スプリングも交換します。
部品としては出ないんですが、同じサイズのスプリングはストックがあったので…
このグリスにも重要な役割があって、特に今回のような接点に塗布されたグリスには、金属同士の摩擦、摩耗を抑制する為の性質に加え、ショートしない為の絶縁性と接点接触時の通電性の確保…という相反する性質が求められるんです。
その為、接点グリスには色々な添加剤がブレンドされています…
なので適切なグリスを使用しないとかえって調子を悪くする事もあるので注意が必要です…
グリスに限らず、ケミカル系は安さに惹かれて選ぶ事も多いと思うんですが、大事なのはやっぱりその車の使い方や用途にあった物を選ぶ事。これに限ります…
巷でよく見る接点復活剤…というのも使い方や使用量によっては逆効果でそれが原因で壊れる事もあるんです…
話を戻して…
せっかくなのでキーシリンダーも洗浄と給脂をしておきます。
で、コラムカバーを取り付けて確認。
キーオフでちゃんと電源も切れるようになったので、完了です。